記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
妊婦さんの悩みの種の1つ、「つわり」に苦しんでるかたも多いのではないでしょうか。

しかし、逆につわりが軽いと流産になりやすいなどの迷信もありますが、これは本当なのでしょうか?

そこで今回は「つわりが軽い場合の6つの迷信」のウソホントを、医師に解説していただきました。

つわりが軽い人の特徴

■ご飯の炊ける匂いなど、特に匂いで気持ち悪くなることがない
■ぼーっとしたり、眠くなったりすることがない
吐き気や嘔吐がない
■妊娠前と特に食べ物の好みに変化がない
■妊娠前と同様の食欲がある

つわりの軽さにまつわる6つの迷信

1.つわりが軽いと流産しやすい

これもさまざまなことが言われていますが、信頼に足るデータはないようですね。

2.二人目はつわりが軽くなりやすい

何かと勝手がわからない一人目の妊娠に比べて、余裕があってリラックスできるという妊婦さんは精神面の影響で二人目はつわりが軽減する、といったことはあるかもしれません。

反対に上のお子さんのお世話などで疲れていたりして却って大変だったという方もいらっしゃいますね。

3.つわりが軽いと子供に障害が出やすい(ダウン症など)

こちらも、特に根拠のあることではありませんのでつわりの軽い妊婦さんが心配される必要はありません。

4.つわりが軽いと切迫流産しやすい

今までずっと重かったつわりがある日突然軽くなったということであれば少し心配ですが、もともと軽いのであればあまり心配の必要はありません。

5.つわりが軽いと女の子

これも、特に医学的な根拠があるわけではなく、男の子でもつわりが軽かったり、男女どちらもお子さんのいらっしゃる方でも女の子の時のほうがつらかったという方もいらっしゃいますね。

6.胃腸が強い人はつわりがない

つわりはホルモン変化の影響と考えられており、胃腸がもともと強いからつわりが重いわけではありません。

つわりが軽い人で懸念される病気はありますか?

つわりが軽い、という一点のみで特に懸念される病気はありません。

つわりが軽かったり、なかったりしても大丈夫?

つわりが軽かったり、あるいはなかったりすること自体は全く問題ありません。

むしろこれから赤ちゃんがお腹の中で大きくなって、身体が重くなって、それから出産、育児・・・と続いていく、人生の中でもかなり大変な時期の中で、つわりが重い方にとっては最初の試練ともいうべきつわりが、軽く済んだりあるいはまったくなかったというのは非常に喜ばしい、ラッキーなことだと思います。

つわりには、妊娠成立後の急激なホルモン変化や、それに対しての体質的な身体の反応の強さといった身体的な要因のほかに、精神的な負担や不安、あるいは日常生活の負担といった要素も深くかかわっています。

体調が妊娠していることを忘れるほど快調なのであれば、ストレスマネージメントなどもうまくいっているのかもしれませんね。

ただ、今までつらかったつわりが、ある日突然嘘のように軽くなるというのは、何らかの要因で体内に変化が起きてホルモン状態などがあった可能性もあり、心配な徴候ですので、病院を受診するようにしましょう。

医師からのアドバイス

つわりは重くても、軽くても何かと悩みの種になりますね。個人差が大きく、つわりの軽い重いは特に赤ちゃんの健康にはかかわりがないことがほとんどですので、検診などで問題がなければ、悩みすぎないようにしましょうね。

(監修:Doctors Me 医師)

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