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ケニアの国立公園で悲しくも美しい光景が公開され話題になっています。アフリカゾウは母ゾウを中心に群れを作り生活しています。リーダーもメス、その他の母ゾウに子ども達およそ3〜10頭程度でコミュニティを作るそう。

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パワー、体重、牙の大きさ強さ、鞭の様に動かせる鼻と、どれをとっても敵う気がしない地上最強とも言われるアフリカゾウ。

親子同士、コミュニティ仲間との精神的な繋がりがとても強く、寿命は人間と同じくらいとされています。ちなみに嗅覚は、犬の2倍、ゾウを狩る民族と狩らない民族を嗅ぎ分けることもできるそうなんです。コミュニティを攻撃されると円状になり、中心に子ども達を置き母ゾウが果敢に戦い子どもを守ります。

そんなゾウの群れにある日の夜、公園の保護管理人達が出くわしました。

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管理人のサバさんとデイビッドさんは、そのゾウの群れを何度か見掛けたことがあるらしく、ゾウに名前をつけていました。そして、観察を始めたサバさんがある異変に気がついたのです。

「シェリー」と呼ばれるメスの象を他のゾウたちが、やけに気遣ったり心配そうに囲んだりする仕草を見せていました。

「様子がおかしいわ」と見守るサバさん。デイビットさんも明らかに異変があることを感じていました。

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周囲のゾウたちもシェリーを気遣いながら、ゆっくりと移動していたのですが、遂に力なく地面に座り込んでしまったシェリー。

この光景を見て、管理人の二人も今から何が起こるのか悟りました。最期の時を迎えようとしているシェリー。その傍らには、シェリーの子ども「ソクラティ」

シェリーは自分の最期がわかっています。けれどまだ、幼いソクラティのため懸命に体を起こそうとしてます。

ゾウたちにも「死の概念」があります。シェリーは自分が最期を迎えることを知っていた。けれどあの時、赤ちゃんゾウのためにも、生きようとしていたんだと思う。ソクラティのことが心配で、死に切れないでいたんです。人間とおなじです。

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懸命に体を起こそうとするシェリー。それを手伝うかのように、シェリーの体を押すソクラティ。何時間そうしていたでしょうか。他のゾウたちもシェリーの周りに集まり彼らを見守り、静かにその時を待っていました。

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そして、訪れた別れの時。シェリーは頭をそっと地面に下し、浅い息を繰り返すとやがて、動かなくなりました。

その時、ずっと傍でシェリーを励まし続けたソクラティが鼻を伸ばして母を抱きしめたのです。ソクラティは一晩中、母ゾウを抱きしめたまま、その場を離れようとしませんでした。

Baby Elephant Tries To Help Dying Mother - This Wild Life

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まだ、幼いソクラティとシェリーの永遠の別れ、そこにあったのは『親子の絆と愛』幼い子どものために生きようとしたシェリー。シェリーの亡骸を一晩中抱きしめるソクラティ。その悲しみは、きっと、人間が大好きな人と永遠の別れを悲しむ気持ちと、何ら変わらないのではないでしょうか。

野生動物にも死の概念も愛も絆もあることを実証するようなこの映像。その光景はとても美しく胸を打たれます。これからもソクラティには、愛を胸に強く逞しく、生きていってほしいなと願わずにいられません。

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