記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
良くいわれる言い伝えとして「ささくれができると親不孝」なんてのをご存知でしょうか。これから乾燥する時期になるとピリッと痛いささくれ、親不孝でなくても気をつけたいものです。

そこで今回は「美しい指を守る4つのささくれ対策」を医師に解説していただきました。

ささくれとは

ささくれとは、特に手の爪の周囲や爪の根元の部分(後爪郭)の表皮がめくれたり、むけたりしてしまうものを指します。

ささくれができると親不孝と言われている経緯

◎いつも家事を手伝って、指先をしょっちゅう使っているとささくれが出来ないといわれている

◎親の言うことを聞かずに栄養の偏った食事を続けていると、爪にささくれができるといわれている

ささくれができる原因

■乾燥

■油分不足

■皮膚の炎症

■湿疹

■マニキュアのリムーバーなど化学物質により刺激

■食事の偏りなどによるビタミン類の不足

■爪にかかる外力

ささくれをむしったり放置をしてはいけない理由

ささくれを乱暴にむしったり、向いてしまうと出血したり、表皮の下の層にある真皮が露出して、その部分に菌などが付着して感染を起こしてしまうことがあるので、無理にむしったりしないほうが良いです。

また、指先はよく使う部位であるので、意図しなくても日常の動作でめくれてしまうことも考えられるので、清潔な爪のお手入れ用のはさみなどで短く切っておくと剥けてしまうことを防ぎやすいですよ。

ささくれが悪化すると引き起こる症状

ひょうそ

ひょうそは、化膿性爪囲炎とも呼ばれる、爪の周りの細菌感染症で、陥入爪などがあると起こりやすいです。

多くの場合、黄色ブドウ球菌による感染が原因となり、抗生物質の投与や、場合により切開して膿を出す必要があることもあります。

カンジダ性爪周辺炎

カンジダ性爪周辺炎は主に手の爪やその周囲の皮膚のカンジダ感染であり、炊事をする女性などに多いとされています。

真菌に対して効果のある外用薬や、内服薬も用いられることもあります。

病院でのささくれの治療法

診療科目

皮膚科や外科、整形外科などで治療を行うことがあります。

治療内容

状態に応じて、外用薬や内服薬、切開排膿などの処置が行われることがあります。



原因や程度によって抗生物質や抗菌薬などの外用および、内服などが行われることがあると思います。

ささくれを予防する4つの対策

保湿

ハンドクリームや、爪用のオイルなどをこまめに使用します。

炊事

手袋をはいたり、素手で行うときは熱すぎるお湯は皮脂を落としすぎるので避けたほうが良いでしょう。洗剤なども手が荒れにくいものが販売されているようです。

マニキュアのリムーバーを使った後のお手入れ

リムーバーを使った後は、しっかり爪のお手入れをする習慣をつけましょう。

栄養バランスに気を付ける

特に、爪の材料となるたんぱく質、皮膚や爪の健康に寄与するビタミンB2などは不足しないようにバランスの良い食事を心がけましょう。

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医師からのアドバイス

爪のささくれ、指先はよく使う部位だけにできてしまうと本人も気になりやすく、人目にもつきやすいですよね。栄養バランスやケアに気を付けて、出来るだけ作らないようにしたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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