記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
少し前に話題に上がった「ランチメイト症候群」をご存知ですか。1人でご飯を食べることに恐れを抱くあまり、トイレでご飯を食べる人もいたそうです。

しかしなぜ食事を誰かと食べないと落ち着かないのでしょうか? そこには集団に属していたい心理が絡んでいることがわかりました。

今回は「ランチメイト症候群」について精神科医の先生に解説をしていただきました。

「ランチメイト症候群」とは

ランチメイト症候群とは、職場や学校などで一人で食事をすること、一緒に食事を摂る相手がいないことに恐れを抱くというものです。

どうしても食事を摂る相手が見つからず、一人で食べる羽目に陥ると、他の人に一人で食事をしているところを見られるのに抵抗を覚えて、人目につかない場所を選ぶようになるばあいもあります。

食事をトイレでしたり、相手がいないことを理由に食事を抜いたり、食事を摂る相手がいないために仕事や学校に行くのが嫌になるといったケースもあります。

「ランチメイト症候群」の心理

群れ、集団に属していないと不安になる、あるいは一人で食事をしている自分の姿を極端に意識してしまい、他の人にどのように見られているかが気になって落ち着かない、ということが原因と思われます。

「ランチメイト症候群」を恐れる人の特徴

■人目を気にしやすい

■一人でいると不安になる

■ いつもグループの一員でいたい

■孤立するのが一番の不安

■買いものに行ったり、外でトイレに行くのも誰かと行きたい

「ランチメイト症候群」を克服する方法

孤独、言い換えれば自分一人の時間を楽しむ努力をしてみることだと思います。

会社や学校では難しくても、週末などに一人でふらっと電車に乗って、デイトリップに出かけてみたら、思いがけず気ままな一人時間の楽しさに気づくこともあるかもしれません。

1人でご飯を食べることによるメリット

会話に気を遣わなくて済む

よく知らない人と話すのは緊張しますし、毎日同じランチ相手でも話題に窮することが多いものです。

自分の好きな食事が出来る

何にする?といった会話や、大体みんなと同じ時間に食べ終わるもの、ニオイの少ないものなど意識せずに、なんでも好きなものを注文できます。

特定の人と食事をしないことで色んな人と食事が出来る

会話もバラエティーに富んだ楽しいものになる場合があると思いますし、思いがけずビジネスチャンスが広がったりすることもあるかもしれません。

また、一人で食事をする、という選択肢があれば、ランチを摂る相手の確保に必死にならなくても、ぎりぎりに来た誘いでも気がのれば一緒にランチを摂ることができる、といった選択の自由も広がることがあると思います。

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医師からのアドバイス

ランチメイト症候群は、ずっと昔からいわれている「連れション」や、「○○に行くから、付き合って」といった特に若い女性に多い「みんなといないと不安」「一人はいや」「一人でいるところを見られるのはもっといや」という考えに基づいた行動のようにも思われますね。

思い当たる方も多いでしょうが、常にパートナーがいないとできないことがあるというのは、色々と不自由なものです。少しずつ、自分一人でも楽しめるようになっていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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