10月から、社会保険の加入条件が年収130万円から106万円に引き下げられるそうです。パートやアルバイトで家計を支えている主婦の皆さんは、収入を増やすか減らすかで悩むところ。

では、在宅ワークをしている主婦の場合はどうなるのでしょうか?専業主婦は無職の扱いですが、1つの企業から定期的に収入を得ていれば、ある一定額以上稼ぐと確定申告の対象になり、夫の扶養を外れて税金を払う必要があります。

知らないでいると、稼いだ分だけ損という事態になりかねないので、在宅ワークで確定申告が必要になる給与金額や経費など、主婦在宅ワーカーが知っておきたい税のことをお話します。

在宅ワークとは?

近年、子育て中の主婦でも自宅で簡単に稼ぐことができると人気の働き方、在宅ワーク。自宅にパソコンがあれば、すぐにでも開始することができ、主婦のお小遣い稼ぎから、本格的に生活資金を稼ぐことも可能な『家で働く』ワークスタイルのことを、在宅ワークと言います。

主にSOHO(外注の仕事を受注し、小規模オフィス=自宅で仕事をする)のことを指しますが、ネットショップ経営など自宅で仕事をする場合も、在宅ワークに該当します。

ある程度の収入があれば個人事業主に

在宅ワークは、フリーランス。ある一定以上の報酬を得たら、扶養を外れ税金を払う必要があります。また、企業に雇われていないので、個人事業主という扱いになり、税金の支払に関する規定も、パート従業員とは異なります。

個人事業主とは、従業員1名(自分)の会社の社長のようなイメージです。

65万円まで『経費の特例』を受けられる

パソコン一台で仕事を受注し、収入を得ている場合、経費が65万円以下の人がほとんどです。ですが、一部の特定の業種において、経費の特例が認められており、在宅ワークは経費の特例が適用されます。

経費の特例とは、経費が65万円までの場合、65万円まで経費がかかった事にできるというもの。つまり、在宅ワークで65万円の収入を得た場合、経費が65万円かかっていますから、収入は0ということです。

在宅ワークでいくら稼ぐと確定申告が必要なの?

SOHOの登録サイトで源泉徴収を受けている、または外注扱いで10%の源泉徴収後の金額を報酬として受け取っている場合は、すでに税金を納めているので、収入に関係なく確定申告をすると還付金が受け取れる場合があります。

源泉徴収されていない報酬を受け取っている場合は、収入から経費(65万円)を引いた残りが38万円を超えると、確定申告の対象になります。

つまり、純粋な収入が年間103万円を超えた時、確定申告が必要になります。

専業主婦は配偶者控除と配偶者特別控除で76万円税金が控除されている

専業主婦は無職なので、夫に扶養されています。税金面では、配偶者控除と配偶者特別控除という2つの控除があり、両方の控除を受けている場合、専業主婦は76万円の税金が免除されていることになります。

また、夫も妻を扶養することで、住民税や子供の保育料などが下がり、家計全体では妻の扶養控除分と合わせて大きな得をしています。

扶養控除を受けつつ確定申告が必要ない収入がキーポイント

一部の高額所得を得ている在宅ワーカー意外、つまり専業主婦が年間103万円と少し稼いだ場合、もろもろの控除が受けられなくなり、夫の税金も上がります。世帯単位で見れば、妻が在宅ワークで働いて得たお金が丸々消える、もしくはマイナス分が出てしまう計算に。

子供が大きくなり、1日中バリバリ働ける環境で在宅ワークをするのであれば、また違った結果になるかもしれませんが、育児の隙間時間を使って103万円を微妙に超える収入を得ることは、家計への負担になるかもしれないと心得て。

専業主婦は、社会との隔たりを感じやすい環境で暮らしています。ですから、社会と繋がり、報酬が頂ける在宅ワークという働き方は、理想的な働き方でもあります。子供の側で見守りながら働けるのも、在宅ワークならではのメリットです。

税金を払うのは国民の義務なので、決まった条件に該当すれば払わない訳にいきません。個々の環境に合わせて、負担が増える結果とならないよう、税金のこともしっかり把握しておきたいですね。

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1.3.5歳の子供たちを子育て中のかおりです。文章を書くのが好きで、アメブロの更新はほぼ毎日行っています。現在自宅でWEBライターをしています。論理的で根拠のある文章が好き。でも、ぐでたまの横にちょこっと書いてあるだらしない言葉も好き(笑)旦那とは大喧嘩もするけど基本ラブラブです。よろしくお願いします。引き寄せの法則・自分を愛する大切さについて書いてます→http://ameblo.jp/kira-kirakaorin

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