記事提供:CIRCL

勉強は朝と夜のどちらにするのが効率がよいのだろうか。自己学習などの勉強は学校や仕事が終わった夜に行う人が多い思う。実は勉強の効率を上げるには日が出ている時間帯がおすすめだ。

体内リズムからみても勉強は日中がおすすめ

体の機能にはさまざまな日内リズムがあるが、このリズムに従って行動することで、生活にメリハリがつき、活動の効率を上げるという。特に、学習は日中の明るい時間帯に行うと効率が上がるとされている。

このことは、マウスの実験でも証明されているそうだ(※1)。

特に午前中は学習のゴールデンタイム

日中の中でも、特に勉強のためにおすすめなのが午前中だ。

午前中は、睡眠中に記憶が整理されていることで、脳が最もクリアな状態だ。そのため、新しいことをどんどん学ぶのに適しているという。

さらに、やる気のアップにつながる「ドーパミン」や「アドレナリン」といった脳内物質が大量に分泌されているため、意欲的に学習できる(※2)。

覚醒直後はかえって学習効率が悪くなる

試験対策でよく言われる説に、「試験開始時間の3時間前には起床しよう」というものがある。

確かに起床直後は、眠気が続くこともあり学習に最適であるとは言いづらい。アメリカで、起床後の認知機能について調査する実験が行われた。

実験では、9人の被験者に対して、起床後から2時間おきに認知能力テストを行ったところ、次のような結果が出た(※3)。

・覚醒直後である8時に認知能力は65%で、徹夜明けより低くなった。
覚醒後4時間である10時に認知能力がピークになり、夕方までに83%に低下した。
・20~22時の入眠前に覚醒度が上がり、認知能力が90%以上まで上がった。

夜は復習にあてるのが効果的

学習の経過時間と記憶の相関を示した「エビングハウスの忘却曲線」というものがある。これはドイツの心理学者が、アルファベットの羅列を覚えさせ、学習の経過時間と記憶の定着をグラフ化したものである。

これによると、学習の20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%、学習内容を忘れてしまう結果が出たそうだ(※4)。

この結果が一概に当てはまるというわけではないが、学習してから時間をおかずに復習したほうが記憶として定着しやすい傾向があるようだ。

そのため、学習効率を上げるには、日中に新しいことを学び、寝る前に学習した内容を簡単に見直すなど復習することも大切だ。

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