たとえば、2~3か月前。

深夜番組のノリで肩書きを変えたのですが、僕の肩書きが変わろうが誰にも1ミリも迷惑がかからないのに、ワイドショーで取り上げられ、中にはネガティブなコメントを残されたコメンテーターさんもいました。

もっとも、僕自身が日本中から嫌われとりますもんで、「西野だから」ということもバッシングの理由には含まれているでしょうが、しかし、それを差っ引いたとしても、《肩書きごとき》に、ここまで反応してしまうことと、「肩書きをコロコロ変える=不純、悪」みたいな認識になっていることは、とても危険だと思いました。

大前提として、すべての職業には寿命があるし、ここからいろんな仕事(肩書き)が、猛スピードで無くなっていくから。

肩書きごと無くなってしまうのに、いつまでも『初志貫徹』『仕事はコレ一本!』を美徳として、肩書きを越境することを悪いこととしてしまうと、最終的に首が絞まるのは、他の誰でもない、自分です。

なので、イチロー選手のように、幼少時代から野球一本でいく人生もアリだし、2年おきに転職する人の人生もアリにして、未来対応しておかないと、ちょっとヤベーことになると思って、「こういう選択肢もアリなんだぜ」と肩書きを変えてみました。

んでもって、新刊『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』には、そんなことを書いております。

これから確実にやってくる誰も経験したことがない未来と、その攻略法。

そして昨日、『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』の重版(5刷目)が決まり、これで部数は10万部を突破しました。

用意された道を歩く人ではなく、外に飛び出して、道なき道を歩こうとする超少数派に向けて書いた本が、ここまでヒットした理由は、「道なき道を行く少数派が、少数派で無くなりつつある」ということだと思います。

目の前に用意されているハード(仕組み・ルール)は、すでに金属疲労をおこしていて、そろそろ限界を感じてきている人が増えてきたということ。

そりゃそうだよね。

今の時代に『副業禁止』とかヤベーもん。

「ウチの会社、本当に20年後も残ってんの?」という不安を抱えさせながら社員を働かせるって、作業効率が超悪い。

そこに疑問を持つ人が増えてきた。

つまり、時代が変わるってこと。

『魔法のコンパス』がヒットした理由は、時代が変わるから。

ハードに合わせてソフトを作る時代は終わって、これからは、ソフトに合わせてハードを再構築していく時代。

『スーパーマリオ』を作ってから、『ファミリーコンピューター』を作る…そんな感じ。

「ソフト」というのは、僕やあなた、つまり個人ね。

んで、こんなことを言って、全国各地で薄気味悪いセミナーを繰り返している評論家はウジャウジャいるんだけれど、ほとんどの方が口だけで、自分の身体を使って実験していない。

何の説得力もないし、くだらないし、気持ち悪りぃーな、と思います。

そうはなりたくないので、僕は僕の身体に合わせて、ひな段を辞めて、テレビに依存する生き方を変えて、肩書きを変えて、芸人のクセに絵本を描いて…今後も、そういう行動をして、その上で『体験談』を語っていきたいと思います。

口が悪くなってきたし、なんてったって、今、モーレツに遅刻しているので、この辺で終わります。

あ。

安倍昭恵さん(首相夫人)が、Facebookで『魔法のコンパス』のことを誉めてくださっていました。

ありがたいです。

こんな人がいるので、日本はもっともっと面白くなります。

ウェルカム未来。ビバ!

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