記事提供:いいモノ調査隊

今回は日本語入力システムのお話です。ご紹介するのは老舗日本語入力システムソフト「ATOK(エイトック) 」。ライターや編集者のみなさまにはおなじみの日本語入力システムソフトです。

毎年のようにアップデートされる本ソフトの最新版を購入しましたので、その便利さを知っていただくべくご紹介いたします。

今回は「ATOK 2016 for Windows(ベーシック)」のパッケージ版を購入しました。

筆者が「ATOK」を知ったのは20年ほど前。当時はMacを使っての原稿入力だったのですが、標準の日本語入力システムソフト「ことえり」のヌルすぎる変換にイライラし、もっと快適な変換を! と求めて知ったのが「ATOK」でした。

以来、2007年版にいたるまで毎年のようにアップデートしてきたのですが…ここ数年は更新をしておらず、Google日本語入力などに頼ってきていました。ふと、最新版がどのようになっているのか気になったので、確かめようと約10年ぶりに更新してみました。

相変わらずの快適な変換と、さらなる機能が追加されて使いやすいソフトになっていましたよ!

お約束の変換も一発です。

「ATOK 2016」になって追加された機能の1つに「ATOKインサイト」という機能があります。これは閲覧しているウェブサイトやページなどから最適な変換候補を出してくれるという便利な機能です。

たとえばミニカーのウェブサイトを閲覧しているときに「み」と打つと、すぐ「ミニカー」と変換候補を出してくれたり、同じ「あめ」と入力しても「アメリカンコーヒー」を調べていたときの変換候補と「水あめ」のサイトを閲覧していたときに出る変換候補が異なったりと、常に最適な候補を出してくれました。

また、変換候補のウィンドウの文字サイズも変更できるので、老眼の方にはオススメです。

ミニカーのページを見ていると変換候補にすぐ「ミニカー」が。同じ「あめ」と打ち込んでも、見ているページで変換候補が異なります。

候補ウインドウの文字サイズの拡大も選択できて便利ですよ。

文字入力の際にいろいろなことができるのも「ATOK」の取り柄です。たとえば「感謝」と入力しながら「Ctrl」+「Tab」で「日本語使いさばき辞典」で類語を調べたり、「あいさつ文例集」、「英文レター文例集」を呼び出したりできます。これはとても便利ですよ。

さらに英文での入力支援も充実しています。よくやるのが「半角英語」設定にして文字を打ってしまったとき…「あーやっちまった!」と思いながら削除して、日本語モードに戻して、また打ち直しますよね。

でも「ATOK」なら、間違えて打ち終わった後でも「Ctrl」+「Backspace」を押せば、そのまま日本語に再変換できます。また、日本語モードで英語を打つと英単語の候補を出してくれるなど、気が利いています。

日本語使いさばき辞典で類語を教えてくれます。

半角英語で入力してしまっても「Ctrl」+「Backspace」で日本語に。

英単語の候補もリストアップしてくれます。

英文レター文例集など便利な機能も一発で呼び出せます。

誤変換や打ち間違いをサポートしてくれる機能も充実しています。キーボードの入力ミスで変な言葉になってしまっても、変換候補できちんとした日本語を出してくれるので、これまた快適です。

ただ打ち間違いに慣れてしまうのもどうかと思うので、次は打ちミスしないように注意したいですね。さらにお気に入りの文章や、あいさつ文例集などを一発で呼び出すこともできるので、メールの返信などで使う文章も時間がかからず入力できます。

こんな打ちミスでもちゃんと変換してくれます。あいさつ文例集はメールの際に重宝しますよ。

また、ネットに接続しているとATOKキーワードExpressという機能を使えば、最新のトレンドやワードを随時更新して、変換候補に出してくれます。この原稿を作っているとき、たまたま選挙期間中のせいだったからか、党名の変換候補がいっぱい表れましたよ。


選挙期間中のせいか「じみ」で変換すると党名になったり…。

ほかにも機能盛りだくさんの「ATOK」ですが、個人的なお気に入りが2つあります。1つ目は、[表現モード]の変更です。標準語以外に全国の方言や言いまわしを一発で変換してくれるモードなんですよ。

たとえば標準モードにしておくと、関西でよく使う「ほな行こか」みたいな言葉って一発で変換してくれないですよね。でも“話し言葉関西”モードにしておくと「ほな」と入力すると候補が出て、一発で「ほな行こか」に変換してくれたりします。

これは、SNSとかで使ったりすると便利ですよね。表現モードは話し言葉関西、話し言葉北海道東北、話し言葉関東、話し言葉中部北陸、話し言葉中国四国、話し言葉九州まで網羅されているので、面白いですよ。

標準モードでは変換してくれない単語も、「関西」に切り替えると一発で変換します。

2つ目は、このATOK 2016」から追加された、入力者の状態を教えてくれる「リフレッシュナビ」という機能です。長く文字を打っていると、休憩を勧めてくれたり、どれくらい打ち間違いをしているか? などの疲労具合を教えてくれたりするのです。

“指の移動距離”なんて項目もあって面白いです。なんとなくゲーム感覚で「入力精度を95%以上にしよう!」なんて、勝手に意欲もわいてきますよ!

リフレッシュナビを起動。疲労度を教えてくれます。

個人的には約10年ぶりのアップデートでしたが、やはり「ATOK」ならではの快適さがとても心地よいですね。今回はベーシック版を購入しましたが、やはり辞書付きのプレミアムを購入しておけばよかったとちょっと後悔しています。

また「ATOK」はパッケージ版だけではなく、月極で使えるタイプのものやスマートフォンなどで使えるアプリもあるので、用途によって選べるのもいいですね。一度使うと、その使いやすさにやみつきになると思いますよ。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス