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日本人が普段何気なく口にしている食べ物のなかには、海外の人からすると宗教的、食文化的に食べられないものがあります。そんな食品・食材の数々を紹介していきましょう。

牛肉

インド・ネパールなどの南アジアを中心に約9億人の信者をほこるヒンドゥー教。ヒンドゥー教では牛は神聖な動物になります。そのためインドでは、街中を野良牛が悠々と闊歩しているくらい、人々から大切に扱われています。

そんな聖獣であるからこそ、ヒンドゥー教徒の人々が牛を食べることは、まずあり得ありません。

豚肉

とんかつ、ソーセージ、角煮、生姜焼き…日本では様々なアレンジで食べられる豚肉。しかしイスラム教では、豚は不浄なものであるので食用が禁じられています。またユダヤ教でも豚肉の食用が禁じられています。

つまり、世界人口の2割以上が豚肉を食べてはいけないことになります。このような事情から飛行機の国際線機内食は、豚肉料理の割合が少ないという事実も。さらに、世界の多くの航空会社では、リクエストをすると特別な儀式で加工・調理されたイスラム食やユダヤ食が提供可能なんです。

馬肉

日本では馬刺しとして好まれる馬肉。ユダヤ教やキリスト教の一部の宗派では馬肉が禁止されています。

そのため、ヨーロッパの一部の国やアメリカ合衆国では、馬肉はあまり好まれておらず、食べる習慣もありません。アメリカ合衆国においては、食用のために馬を殺すことを法律で禁止しているほどです。

タコ

日本では寿司、たこ焼き、おでんの具、酢の物など様々な調理法で食べられるタコ。しかし欧米でタコは、「デビルフィッシュ(=悪魔の魚)」と呼ばれ避けられていることを知っている人は少なくないでしょう。

ユダヤ教とキリスト教の一部の教派によって、食べることが禁止されていることも関係あるかもしれません。

そのため食用とする地域は、日本を含めた東アジアとイタリアやスペインなど地中海沿岸、およびラテンアメリカの沿岸部に限られています。日本では様々な調理法で好まれるタコですが、世界的に見るとタコを食べる文化のほうが少ないということです。

コーヒー、緑茶、紅茶

キリスト教系の宗教であるモルモン教では、お茶、コーヒーなどが避けられています。その代わりに何を飲むのか?基本的に茶葉やコーヒー豆の飲料がNGなので、日本では、白湯や麦茶、ココア、牛乳、野菜ジュースなどが飲まれています。もちろんこれは個人の信仰によりけり若干差があります。

根菜(たまねぎ、にんじん、じゃがいも等)

生き物を殺すことを厳しく禁じているジャイナ教。インドを中心におよそ450万人の信者を抱えています。

殺生に関する厳しい戒律から、土を掘り起こす際に土の中の生物を殺してしまうことも避けています。そのため、たまねぎ、にんじん、じゃがいもなどの根菜類の摂取も避けられています。

日本人にはとても身近な食べ物の数々ですが、海外の人に敬遠されるものが多いのも事実です。東京オリンピックに向けて世界中の人々が集まることが予測されることもあり、今後は一層食品に関しての知識が必要となってくることでしょうね。

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