記事提供:子ある日和

わがまま放題の娘。甘えん坊の息子。2人の子育てをしながらいつも思う。イライラしながら、子供達のわがままに付き合うのも終わりがくるのだろう。家族みんなで公園に行く日も終わりがくるのだろう。

小さな手をつないで道を歩くのもいつか終わりがくるのだろう。どれもが当たり前の日常。それが当たり前のことではなくなった時に、寂しさを感じるのだろうか?離乳食から普通のごはんを食べるようになった日。

ハイハイが終わり歩き始めた日。全て終わりがあるから始まりがある。一つ一つの成長には、必ず終わりがあるのだ。

いつかきっと、家族よりも友達と過ごす方がいいと言い出すだろう。家族と過ごす最後の日が必ずくるのだ。そして、いつか恋人を作り、その恋人と結婚し、また新たな家族を作る。いつか家を出る日が必ずくるのだ。

イライラしながら子育てをしている今は、未来のことなんて考えられないほど、毎日に追われている。朝昼晩のごはんを食べさせて、眠りにつかせるまで、怒涛の毎日を過ごしている。

その毎日に、かならず終わりが一つ一つくることに気づいたとき、自分でもびっくりしてしまった。

小さな手をつなぎたいと思っても、もうつなげない日がくる。親よりも大きな手になっているだろう。後悔しないように、今ある目の前の現実をしっかり見ていきたい。写真の中の幼い子供にはもう会えない。全ては過去に変わっていく。

だからこそ、今を大切に生きたい。今の大変な毎日も、イライラする気持ちも、全てに終わりはくる。その終わりがくるのが今はたまらなく怖い。子供の成長を願う反面、いつまでも子供のままでいてほしいという複雑な親心。

親のわがままをいつまで聞いてくれるだろう。親の言うことをいつまで聞いてくれるだろう。いつか、くそばばあと言われる日がくるかもしれない。親をうとましく思う日もくるかもしれない。親と過ごす時間よりも恋人を選ぶ日もくるかもしれない。

今はそんな日がくるのがたまらなく怖い。

出典StephaniePetraPhoto

今の積み重ねが未来となる。今のこの1分1秒も過去になる。過去を作り上げるのは今。
その今という時間を無駄にしてはいけない。だからこそ、毎日、とことん子供のわがままに付き合おうと思う。

とことん一緒に出掛けようと思う。とことん抱きしめようと思う。とことん手をつなごうと思う。いつか必ず終わりがくる。いつか必ず親から離れていく。いつかくるその日を後悔しないために。

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