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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
2016年9月13日(火)から14日(水)に更新された乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、しこりが発覚したこと、後悔のことが語られていました。

息子さんと遊んでいる最中に気がついたしこり、後回しにしてしまった検査、発覚した時のショックの様子が綴られておりました。

今回は「小林麻央さんがしこりに気がついたときの様子」について、医師に解説をしていただきました。

自分で触って分かるしこりの特徴と大きさ

乳がんのしこりは、ごく早期のがんであれば、あるかないかわからない場合もありますが、典型的には石のようにかなり硬いといわれ、痛みはない場合がほとんどです。

しこりの大きさが1㎝を越えてくると、自覚する人が出てきて、2㎝を越えると多くの方がしこりに気づきます。

しこりの具合から見る乳がんの進行

乳がんのステージ分類では、乳がんのしこりが2㎝以下であるか、あるいは2~5㎝以内であるか、リンパ節転移があるかないか、遠隔転移があるかないかといったことを基準に進行度が決められ、これらによって予後も異なってくると考えられます。

乳がんの進行のスピード

乳がんの進行のスピードは、ケースバイケースです。一般的には進行は他の臓器のがんと比べて、速くはないケースが多いとは言われているようです。

しこりからみる良性・悪性の違い

乳がんのしこりは触っても動きにくく、良性だと逃げるように動くといわれていますが、触りなれない方には判断がつきにくい場合もあると思います。

小林麻央さんが後悔する検査の2カ月遅れ

一口に乳がんといっても、色々な進行のスピードやタイプのものがありますので、2カ月の遅れがどの程度問題になるかということは個々のケースによって異なってくると思います。

小林さんのケースのように、小さなお子さんの授乳や断乳、子供さんのお世話に時間を取られてついつい2カ月ほど行きそびれてしまう、というのもよくあることではないかと思います。

しかし、どのような性質の乳がんであっても、がんが大きくなったり広がってしまう恐れがありますので、少しでも診断や治療は早いにこしたことはないと思います。

乳がん早期発見の為に

やはり、定期的な健診を受けられること、ある程度の年齢になったら人間ドッグなどを含め、少なくとも数年に一回程度は全身のチェックを受けられるべきだと思います。

乳がんに関しては、ピンクリボン運動なども活発に行われていますね。

乳房にしこりを発見したら...

乳房のしこりは、必ずしもがんなど悪性のものとは限りませんが、自分では判断がつかないと思いますので、必ず早いうちに乳腺外科を受診し、診察を受けることが大切です。

若い方でも乳がんにかかられる方はいらっしゃるので、「自分は大丈夫」と思って放置しないようにしましょう。

医師からのアドバイス

小さな子供さんと一緒にいるときに、何気なく胸に触れてしこりを発見するというのは、子供さんのこと、今後のこと含めてどんなにか不安になられたことだろうと思います。

乳がん含め、多くのがんではこれといった特有の症状がない場合も多く、ご本人にとってはある日突然、がんと診断され大きなショックを受けるケースも多いですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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