出典 http://ddnavi.com

『いま隣にいる君へ、ずっと一緒にいてくれませんか』(shin5、挿画・イラスト:佐木郁/KADOKAWA)は、著者のTwitterに投稿されたつぶやきと、140文字では書ききれなかった裏話が、イラストや写真と共に綴られている一冊だ。

著者はごく普通のサラリーマン。なにげなく始めた妻と3人の子どもの日常を綴ったつぶやきが「理想の結婚生活」として話題になり、フォロワー数は22万人を超えているという。

読んでみて一番に「大切な人にプレゼントしたい」と思った。恋人でも友人でも家族でも、男女関係なく、「あなたを大切に想っている」ことを伝えたい人へ贈りたいと。

そう思えたのは、きっと著者(旦那さん)と奥さんのお互いを想い合う、優しくて素直な気持ちに触発されたからなのだ。

お二人の素朴で、日常的で、だけど愛に溢れる日々に触れていると、自分も親しい人を大切にしたくなる。フォロワー数22万人超えも納得の「温かさ」だった。

著者は20代前半に奥さんと出会い、結婚した。奥さんには既に子どもがいて、それと、色々な事情があって、著者のプロポーズを一度断っているらしい。

「私と結婚したら大変だよ」「私には子どもがいるから寂しくない。大丈夫よ」と強がった奥さんのことを、著者は諦めなかった。彼女と、彼女の子どもと、「家族になりたい」「もっと幸せになりたい」と思ったそうだ。

そうして出会ったお二人の日常は、少し切なくて、だけどお互いを思いやる愛情が心に沁みて、時々おかしくて、ちょっと笑ってしまう。そんな140文字に込められた想いを、少しだけ紹介しよう。

やっぱり可愛いなって思いながら、君を見ている

出典『いま隣にいる君へ、ずっと一緒にいてくれませんか』(shin5、挿画・イラスト:佐木郁/KADOKAWA)

結婚する前、彼女と洗濯物を干したりたたんだりするのが好きで、ただの単純作業なんだけど

「君のスカート、これデートで着てたよね。赤レンガまた行こうよ」

「このポロシャツ着てた時、子猫と遊んだよね」

と思いだしながら笑って話す時間が好きだった。いまは子どもの服をたたみながら一緒に笑ってる。

出典『いま隣にいる君へ、ずっと一緒にいてくれませんか』(shin5、挿画・イラスト:佐木郁/KADOKAWA)

雪やイルミネーションを見ると、感動して泣きそうになる人が好きです。妻です。

出典『いま隣にいる君へ、ずっと一緒にいてくれませんか』(shin5、挿画・イラスト:佐木郁/KADOKAWA)

飾り気のない言葉だけど、読んでいるこちらまでニヤニヤして幸せな気分になれるつぶやきの数々。著者の奥さんへの愛情がひしひしと伝わってくるようだ。

僕が玄関で靴ひもを結んでいると4才の娘が「パパのうしろで くつしたさんはこう♪」と嬉しそうに歌いながら、僕と背中合わせになって靴下をはくんだけど、娘が産まれる前に妻がよくやっていた仕草がここまで遺伝するのは本当にすごいし、なにより可愛い。

出典『いま隣にいる君へ、ずっと一緒にいてくれませんか』(shin5、挿画・イラスト:佐木郁/KADOKAWA)

娘さんも可愛い。(結婚前の奥さんはもっと可愛い)。本書は横15センチ、縦18センチの小ぶりな一冊なので、結婚お祝いとしても最適な一冊だと思う。恋人がいる人もいない人も、きっと「優しい愛情」を感じられるだろう。

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