記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
生理不順や、生理痛がないときがあるかた、それはもしかしたら「無排卵月経」かもしれません。

ストレスやホルモンバランスの乱れによって引き起こるこの症状は、実は身近に引き起こる可能性があります。

そこで今回は女性が気になる「無排卵月経」の症状や、治療方法について医師に解説をしていただきました。

無排卵月経とは?

無排卵月経とは月経が来ているにも関わらず、排卵がともなわないものをいいます

無排卵月経の症状

■生理の出血が少なかったり、長期間少量の出血が続く

■生理不順が強く、周期がばらばらである

■基礎体温がきちんと相性になっていない

■生理痛がほとんどない

無排卵月経になる原因

■脳の視床下部や下垂体の異常

■服用中の薬の副作用

■ストレス

■栄養不足

■ホルモンバランスの乱れ

無排卵月経になりやすい人

◎無理なダイエットなどによる栄養失調がある

◎強い精神的ストレスのある

◎生活リズムや食生活のの乱れがある

◎過度な運動をしている

◎喫煙習慣のある方(特に喫煙本数の多い方は注意が必要です)

無排卵月経と基礎体温の関係

無排卵月経では、体温を上げる作用のある排卵後に形成される黄体からの黄体ホルモンの分泌がないので、高温期がなくフラットな基礎体温が続くことが多いようです。

また、無排卵月経では高温期らしい時期が見られても、低温期との差がとても小さい場合も見受けられます。

無排卵の可能性がある生理の特徴

【頻発月経】
月経周期が24日以下であるものを指します。

【稀発月経】
月経周期が39日以上であるものを指します。

【過短月経】
月経が2日以下で終わってしまうものをいいます。

【過少月経】
月経の際の経血の量が、非常に少なくナプキンにごく少量しかつかないものは過少月経と呼ばれています。

【過長月経】
月経が8日以上も続くものをいいます。

【過多月経】
生理の際の経血の量が異常に多いものをいいます。生理の間何日も昼でも夜用のナプキンを使う必要があったり、夜間もナプキン交換のために起きなくてはならない場合などは過多月経が疑われます。

無排卵月経で考えられる病気

■高プロラクチン血症

■プロラクチン産生腫瘍

■多嚢胞性卵巣症候群

無排卵月経の治療法

排卵誘発剤を使用することによって卵巣を刺激して排卵を起こさせたり、ピルを用いてホルモンバランスを整えたりする治療が行われることがあります。

また、漢方薬による治療を行ったり、生活習慣や今飲んでいるお薬の副作用として無排卵月経が出現していると考えられる場合は、そちらの調整を行うこともあります。

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医師からのアドバイス

生理は毎月来ているから・・・と安心していたら実は、無排卵性月経だった、という例は、それほど珍しいことではありません。

症状に思い当たる場合はぜひ基礎体温を記録して、きちんとはっきりした二相性になっていないようであれば婦人科を新してみることをおすすめします。

(監修:Doctors Me 医師)

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