記事提供:東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

本日は今月からプロピッカーを拝命した「NewsPicks」のイベントで、猪瀬直樹元知事とたっぷり1時間半ほど対談をして参りました。

【イベント:小池都政を問う】猪瀬直樹氏など4人のプロが徹底討論

話題は東京都の情報公開から築地移転問題、オリパラ利権に「もう一人のドン」まで多岐に渡りましたが、その中の一つが都の情報発信について。

「東京都のホームページに情報を置いておいたって、誰も見に来るわけがない」

自分たちが積極的に発信しなければということで、知事時代にすべての局にTwitterアカウントを開設させた

「僕がいたころはけっこうみんな楽しんでやっていたけれど、いなくなってからどんどん縮小していってしまった」

というようなことをおっしゃっていまして、これはなかなか多くのポイントをついたご発言だと思います。

まず初めに、猪瀬さんの後任者である舛添前知事を若干擁護しておきますと、彼自身はネット発信の重要性にある程度理解を示しており、一時期まではかなり積極的にTwitterなどを活用していたのです。

ですが、これに「待った」をかけた政治勢力があります。

そう、「都議会のドン」率いる都議会自民党の方々です。

舛添知事のTwitter、ネット発信にダメ出し…地方議会はネット発信恐怖症?

こちらの過去記事で詳しくご報告しましたが、一時期ウェブサイトの連載やTwitterで都民に対して積極的に情報発信していた舛添氏に対して、「そんなことやってるヒマがあったら、都議会(の自民党)にしっかり説明しろ」「まず第一に情報を伝えるべきは、都民の代表者である都議会(の自民党)だ」ということを、かなりストレートに本会議上でぶつけていたのですね。

もちろんこうした都議会自民党の体質は現在もまったく変わっておらず、小池百合子知事が記者会見などで様々な施策を打ち出しているのに対して、「我々に対してなんの説明もないので、コメントできない」という見解を示してダンマリを決め込んでいるようです。

※取材をかけているマスコミ各社の情報による。

言うまでもないことですが、都知事が記者会見やネット発信を通じて都民に最初に情報を伝えることに問題があるはずがなく、事前に「根回しをしろ」と脅迫するのは唾棄すべき因習としかいいようがありません。

説明も何も、記者会見でしっかりと話されて資料も公開されているのだから、そこから議論を始めればいいだけの話だと思います。

話を戻しまして、東京都の情報発信。

にわかに生じた豊洲新市場の「盛り土」問題について、都の見解として様々な情報がマスコミに乱れ飛んでいます。

「都の幹部によると…」

といった情報が一人歩きしすぎていて、もはやどれが東京都の正式見解で、どれがマスコミの独自取材でコメントを切り取ったものなのか、一般視聴者だけでなく都議会議員の私すら理解ができません。

混乱を招くもっとも大きな要因は、「情報の錯綜」です。であれば都はTwitterでもLINEでもウェブサイト更新でもかまいませんが、リアルタイムに自らの正式見解を発信し続ける手段を持つべきです。

「設計が変わった時期について、◯◯時現在は不明でいまだ調査中です」

「地下に溜まった水は、地下水ではなく雨水である可能性が高いと認識しています」

等など、偏ったテレビ報道がなされたタイミングで適宜発信していくだけで、都民の受け取り方もだいぶ異なってくるのではないでしょうか。

もっとも手堅いメディア戦略は、「文字情報で管理すること」です。記者会見や取材だとコメントがどう使われるかコントロールできませんが、自らの文章による情報発信であれば、ほぼ確実に・忠実に自分たちの意図と事実を表現することができます。

余談ですが混迷を極める蓮舫さんの二重国籍問題についても、個別にインタビューを次々と受ける形式ではなく、自ら時系列で事の顛末を報告する文章を発表していれば、ここまで発言にブレが生じたり整合性が問題視されることはなかったと思います。

そして即応性ということを重視すれば、やはり充実させるべきは各種SNSによる情報発信でしょう。

舛添前知事の時代に一度はしぼんでしまった行政側からの積極的な情報発信ですが、危機管理の一貫としてその存在意義が改めて見直されることを強く望むものです。

ちなみに中央卸市場のアカウントは、現在こんな平和な感じです。公式サイトの方ではようやく土壌汚染対策の図が取り下げられ、「現在調整中です」になったようですが、はてさて…。

こうした状況の改善についても、引き続き都に早急な対応を求めていきます。

それでは、また明日。

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