記事提供:長谷川豊 公式ブログ

私は何かを「改善」する場合は、まず「大きな部分」から改善しなければ、何も始まらないと考えています。

例えば、自分の部屋が生ゴミだらけで掃除機は全然かけておらず埃だらけで…。結局全部掃除したいのですけれど、そんな部屋の掃除をするときに、窓の下の冊子の部分を必死になってこすった挙句、

「この埃はなんなんザマス?」

とヒステリックに叫んでも、いや、その前に生ごみ捨てようぜ?としか思わないのです。

今の日本の財政状況は、完全に崩壊への道をたどっています。

「日本の経済は破綻しませんんんんんんん」

「日本政府は日本国内から借金しているので破たんしないのですぅぅぅぅぅ」

とか言ってる、頼むから勉強してくれよ的な学者さんたちがいるのですが、全員完全に間違っています。これって、

「最終的に、毎月1円でも支払えれば『破たん』とは言わないので日本の年金システムは永遠に破たんしないのですぅぅぅぅぅぅ」

と叫んでる、頭スカスカのバカ厚労省官僚と全く同じ論理だと思っておいてください。

年金は「生活できる金額」であることが前提です。そんな金額、我々の世代に支払うことは絶対に出来ません。若者からの搾取額が、今度は若者の生活を破たんさせる金額に設定しなければいけないからです。

借金も同じです。

借金は借金。返さなければいけない金額である以上、どこから借りていようと、「踏み倒す」という選択肢を取らない限り、この1千兆円を超える借金地獄からは抜け出せません。

私は、いずれの日にか日本政府は借金を踏み倒す日が来ると思っていますが、それをやった瞬間に世界の日本を見る目は地に落ちます。世界では、みんな時間をかけて借金を返していっている実績などもあるからです。

民進党の代表選もそう。

日本の安倍政権もそう。

私は、直すべき、全面的に改善すべきは「最も大きい部分」だと思っています。

日本政府に入ってくるお金は、全部で1年で220兆円ほどです。

資料を見ると、特別会計と一般会計の単純な合計金額は239兆円ほどになっているので、240兆円の収入があると勘違いされている人がいますが、あれは色々とややこしい話があって、重複している部分があるんです。

実際は220兆円弱だと思っておいてください。

その中の117兆円が「社会保障給付費」です。今の日本にとって圧倒的に大きいのは…社会保障給付費なのです。要は年金や健康保険料。そして、その大半が65歳以上の高齢者に回されているのです。

日本は「若者が必死で稼いだお金を、老人たちに搾取されるだけ搾取されている社会」が出来上がっているのです。

理由は簡単です。老人たちにゴマをすっておけば、政治家は次の選挙で当選できるからです。自分たちが権力者でいられて、地方政治家の基準で言えば世界的にはありえないほどの高い議員歳費=給料を税金からもらい続けることが出来るためです。

じゃあ、今の年金のシステム、このままでいいの?

いや、その前に、今の健康保険料の支払いのシステムって、このままでいいと思ってるの?って話です。

いい訳ないでしょうが。

特におかしいのが医療費の支払い。あるお医者さんに相当量のデータベースをもとに算出してもらったデータがあります。

ウォークインというのですが、緊急搬送などではなく、病院に患者さんが来ますよね?で、診察しますよね?そしてお薬出してもらいますよね?

本当に病院に来て、診察をしてお薬をもらう…つまり「ウォークインの患者」にその必要がある患者さんはいったい何割くらいだったと思います?

全体の1割にも満たなかったのです!!

要は、90%以上の患者さんは、ネットで知識を得たり、何より「一本電話の一つ」でもしてくれれば、それで解決できる状況…中には、大変タチの悪い話なのですが、病院の先生に会っておしゃべりに来るだけのご老人も、信じられないほどの人数いるのです。

そんなバカ老人たちのために、今の若者たちは搾取されるだけ搾取され…ついに「お金がなさ過ぎて」という理由で子供一人作れなくなってるのです!!!

何なんだよ、この国。

で、調べればわかります。答えは簡単だった。

病院に行って診察を受けるだけで、病院は「保険点数○○点」と言ってお金が入るのです。要は「病院の利益」です。で、お薬を出しますよ、と。そのお薬はまた保険からお金が出るので、こちらは「製薬会社の利益」になるのです。

言うまでもなく、日本の医療界を牛耳る「日本医師会」は自民党の大サポート組織です。

そして、製薬会社も同じく、自民党の大献金先。

そして、ご老人たちは、自民党の大応援団です。

結局、自民党の、自民党による、自民党のための日本政府が続くために、日本では、自民党に献金する集団や、自民党に票を集める組織、投票する人がみんな笑って楽しんで、儲かって暮らせるシステムが出来上がっていて、それが今は…、

行き過ぎているのです。なので、若者たちが絶望する社会となっているのです。

切り捨てなければいけない利権があります。

切り捨てなければいけない「老人たちの甘え」があります。

そこに切り込めるのは果たして誰なんでしょうか?

自民党が、自分たちで粛清するのを待つのがいいのか。

実績が全くないですが、民進党に任せればいいのか?

私は、無駄な医療費を削減すれば、1年で20兆円以上。長い目で見れば、年金の改革と医療費の適正支払いのシステムを作るだけで、年間40兆円から50兆円はあっという間にねん出できると推察しています。

今の社会保障給費はそれくらいの無駄の温床だと断言できます。

が、その改革をした勢力は、次の選挙で絶望的な敗北を見るでしょう。それを全部分かった上で、それでも犠牲になれる勢力でなければ「政治的な側面から」は日本は改革できないと思っています。

しかし、この度、現役の若い医師たちや彼らの意思に賛同した方々によって、ある一般社団法人が立ち上がりました。

もう一度「医療」を「信じられるようにしよう」という意思を込めて、その社団法人は「医信(いしん)」と名付けられました。

さる9月11日、一般社団法人「医信」の立ち上がりレセプションパーティーが開かれ、私も「医信」の理事に就任する運びとなりました。

はっきり言って「政治的」に、今の日本を改革することはなかなか骨の折れる作業です。

しかし民間のレベルから、今の日本の爆騰を続ける医療費を押さえられはしないか?

現役の若き医師たちは「メディカルリテラシー」を掲げ、最低限の「医療の知識」を広められないか、と活動を始めました。

先ほど記したように、最低限の知識があれば、ウォークインの患者数も減らすことが出来るはずです。正確な健康療法をすることによって、国民病と言われる糖尿病患者も、本来であれば劇的に減らすことが出来るはずです。

今の日本人に必要なのは【知識】です。

私よりも若い医師たちで集った「医信」の活動に、私も参加する決意をしました。

もしご興味のある方々は、どうか応援してあげてください。

※「医信」HPはこちらから。

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