記事提供:Owarai favclip

世界の舞台で主義主張を貫くスタンダップコメディアン・ぜんじろうと、マルチな才能と個性的な言動で世間を驚かせるキングコング西野のトークライブ第2弾が、9月8日(木)東京・下北沢 ろくでもない夜で開催された。

『世界のエンターテイメントをやっつけろ!』と題した異端児二人の人気トークライブには、前回(第1回目レポートはコチラから)同様たくさんのお客さんが会場に詰めかけた。

「お笑い芸人引退宣言」の真相

まずは、初回トークライブ後打ち上げの西野の様子にぜんじろうが驚愕したという話題から。「本番で2時間喋った後やのに、打ち上げはそれよりも倍、音量高い感じで喋ってたよ!」とぜんじろうが暴露すると、大爆笑する西野。本人は酔っていて、全然覚えていないのだそう。

本番終了後も面白かったのだから、お酒の席となる打ち上げもライブのようにお客さんと一緒に楽しむ空間にできないかとの案が出ていた。そして、4月26日に開催された初回トークライブから今日までの間に、お互い何があったかを話し合うことになる。

まずはぜんじろうが「西野くんの『お笑い芸人辞めます』宣言は波紋を呼んだね!理由となった肩書きのこと、ここで喋ったことやん?」と初回で熱く語り合った“肩書き問題”にまたもや切り込む。

近年、芸人が俳優をしたり小説を書いたりお店を経営したりすることが当たり前になり、目新しさがなくなってしまったと西野が吐露する。

「芸人は何をしてもいいとなっちゃった。だから逆に何をしても面白くない」と持論を展開すると、ぜんじろうが「なるほど。20年前は『芸人のくせに』と言われ風当たりが強かった。でも、キツイ方がええのやね?」と聞く。

すると西野は「キツイ方がいいんですよ!」とキッパリ!その理由は、キツイ方が(アンチがいた方が)情報が拡散するから。また、芸人引退宣言後に肩書きを絵本作家にした理由は

「なるべく『この肩書きはこれしかしないやろう』みたいな職業になりたいなと思って、お坊さんや絵本作家とかいいなとなったんですよ。漫才師が絵本を描くよりも、絵本作家が漫才をしている方がパンチ力があるから」と述べていた。

SNSで拡散して欲しくないここだけの秘密の話なのだと西野が観客にお願いするような、もう一つの肩書きを変えた理由は、ライブならではの本音トークだった(気になる方はライブに足を運ぼう!)。

ぜんじろうが西野に対して、「これから何すんねやろ?」という興味があるのだと明かすと「前に、町づくりの話をしましたよね?」と西野。「したした!それも俺、ずーっと追っかけて見てんねん!」と西野が町をつくっていく様子を熱心に語りだすぜんじろうに、西野もお客さんも大爆笑していた。

日本スタンダップコメディ協会設立

「優勝賞金1000万円の『LAUGH FACTORY』というスタンダップコメディ世界大会で、日本代表で選ばれてん!」とぜんじろうが報告すると「すげぇすね!」と驚く西野。

現在、トップ20を決定するためのインターネット投票(期間:9月2日~10月2日)が行われている真っ最中!西野はFacebookで呼びかけ、お客さんはスマホを取り出しその場で投票していた。

それから、日本スタンダップコメディ協会設立の話題となる。スタンダップコメディの定義を教えて欲しいと言う西野に「マイクの前に立ち一人で喋るとスタンダップコメディ」だと、ぜんじろうが説明する。

また、日本では漫談の方が有名だが「海外ではスタンダップコメディが主流。スタンダップコメディは西野くん気質。自分の主義主張を喋るというのがスタンスとしてあるから」と話す。

そして、「一人でずっと言い続けていると“難しい人”みたいになってしまう。それだったらちゃんと立ち上げようと思って」と日本スタンダップコメディ協会設立の理由を明かした。

日本スタンダップコメディ協会は清水宏が会長、ぜんじろうが副会長を務め、今年7月2日に本多劇場で旗揚げ公演を開催した。

「西野くんにもスタンダップをやって欲しい!独演会に人をガーッと集めてるやん?いいなぁと思って!西野くんがやっていることは『西野』というジャンルなんやけど、西野という商店街があるとするなら、

その中にスタンダップという商店を設けてもらってたまに出てくれて、言いたいことを言い倒して欲しい!」とぜんじろうが熱烈公開オファーすると、西野は快く了承していた。

“お笑い芸人のくせに”と言われたい西野

テレビと交渉でき、対等になれる状況をつくらないと『折り合いをつけずに活動していくことは不可能』だと悟った西野は、その為には集客力が必要だという答えに辿り着いた。

独演会に約4500人集客した西野曰く、人は確認作業で動いていて、得体の知れないものにお金と時間を割かない習性がある。

「ネタバレしたらあかんという感覚あるじゃないですか?でも、知っている話を同じ熱量で話してもお客さんは『あー!知ってる』で楽しむんです。

小出しにせずに全てさらけ出して体感したいと思ってもらえた方がいい」という考えから独演会をYouTubeにアップし、見事に集客に繋げている。他にも西野らしい集客方法がてんこもりで、興味深いこんなことも話していた。

「お笑いライブに足を運ぶお客さんは、音楽のライブと比べるとかなり少ない。お笑いファンばかりにアプローチしても、パイが小さいから広がっていかないと思い “芸人のくせに”と言われることをやる。その作業をずっと、10年間やってきたんです」。

次回予告「西野、現代の空海と言われる」

ある日、西野に高野山から曼荼羅を奉納して欲しいという依頼があった。そのご縁から、ある人に西野は「空海がやってたことは、西野くんがやってきたことに似ている。現代の空海だ!」と言われたのだそう。

歴史に宗教に空海に詳しいぜんじろうと語り合おうとするもライブ終了時刻となってしまい、名残惜しい声が会場に響く。この話題は次回に持ち越しされることになった。
ぜんじろう×キングコング西野トークライブ第3弾の開催情報を心待ちにしよう!

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