自然に生息する野生生物が傷ついた姿を見かけたら、私たちは何をすればよいのでしょうか。都会に住む人たちは、野生生物の姿を見かける機会はほとんどありませんが、カリフォルニア州野生生物センター(CWC)では、小さな鳥の負傷した傷さえも見逃しません。

先天性なのか、あるいは成長段階での奇形なのか原因不明のナックリング(足の裏を地面に着けない状態)で、まだ幼いマネシツグミは木の枝に止まったり他の鳥のように歩行することができませんでした。

ナックリングの状態で歩行困難なマネシツグミを発見

「このような状態の野生の幼い鳥は、治療をせずに放置したままにしておくと、亡びてしまうでしょう...」と、カリフォルニア州野生生物保護センター(CWC)のエグゼクティブディレクター、ジェニファー・ブレント氏は語っていました。

CWCの医療チームは、マネシツグミの足のナックリングを治し、他の鳥のように歩行ができるよう訓練するために、小さな小さなスノーシューズをカスタムすることを試みます。

段ボールの断片で型取った”小さなスノーシューズ”

鳥の足に型取ったデザインは、丸まった足を伸ばし、適切な位置に固定しました。ナックリングのままの状態では、さらにケガをしてしまう原因となります。

「鳥のつま先を固定するために、とても小さな段ボールの断片を使用しました。カナダ人が嫉妬しそうなスノーシューズを履き、スタイリッシュな出発です」、とジョーク混じりに語るブレント氏。

スノーシューズを履いて1~2週間経過。

この治療の成果で、マネシツグミの両足が正常に戻ったことを報告しました。CWCでは、このように負傷した鳥が今年は5~10例報告されているようです。

「このような簡単な治療で、動物の生活を変えることは喜ばしいことです」、と、CWCのロレーヌ博士は語っています。

カリフォルニア州野生生物センターとは

CWCは、ロサンゼルス地域唯一の野生動物医療やリハビリテーション施設として、保護された動物の最高レベルのケアを行い、彼らを自然に返すために努めています。

センターの長期的な目標は、サービスを提供する社会と教育、訓練、パートナーシップを通じて野生の生息地と環境保護を促進することです。多くの人々は、野生生物の意図しない結果を招き、野生生物を助ける方法についての疑問や誤解を持っています。

野生生物との共存は、野生生物と人間とのコミュニティを共有する方法を理解することから始まります。これらを行うために、CWCは、自分たちの環境で個々の動物についての教育をし、近隣にうろつく危険なコヨーテの阻止を助けるなど、既存の問題へのソリューションを提供しています。

CWCが取り組んできた活動

CWCのFacebookに投稿された内容から、いくつかご紹介しましょう。

首をケガした鳩

8月25日投稿。かつての患者は、首にけがをしていた鳩でした。小さな包帯を巻き処置が成功した後、傷は正常に治り自然にリリースされました。

野生生物の赤ちゃんを見かけたら?

『野生生物の赤ちゃんを発見したら、私たちの訓練を受けたスタッフが駆けつけます。手順は、カリフォルニア州立野生生物保護センターに電話してください。

ライセンスなしで動物の赤ちゃんをペットとして保護することは、連邦政府の犯罪行為に当たります。最善の方法は、ライセンスリハビリテーターを呼び出すことです。』

釣り針を飲み込んだアオウミガメ

野生のアオウミガメのレントゲン画像。誤って漁師の釣り針を飲み込みました。飲み込んだ針を自分で取り出すことはできず、危機一髪のところを救出し、適切な処置を行った後に海にリリースされました。

マネシツグミのナックリングを治すために、CWCの医療チームが段ボールの破片を足の形に型取り、小さな小さなスノーシューズをカスタムしたニュースは、心癒されますね。

小さなスノーシューズを履いた鳥の姿は、愛らしいと感じさせますが、丸まった足でどんなに不自由だったことでしょう。

CWCの取り組む活動は、この他にもたくさんあります。興味のある方は、ぜひFacebookをご覧になってみてはいかがでしょう。

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キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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