ある日、1100人が集まったデモ隊に、12歳の少年が立ちはだかりました

出典 https://www.queerty.com

メキシコでは、各自治体で同性婚が認められつつあります。それを受けて、同性婚に抗議する団体が大きなデモを行なったのです。
集まった人々はなんと1万1千人。平和な1万人に立ちはだかるのすら、大人にも勇気が要りますが、ここはメキシコ。とても気が荒い大人がいてもおかしくありません。

たった12歳の少年はなぜ、勇気を持ってデモ隊に立ちはだかったのでしょうか?

少年は、おじさんのためにデモ隊に立ちはだかりました

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この衝撃的な写真を撮ったジャーナリスト兼写真家のマヌエル・ロドリゲス氏は「最初は子供が遊んでいるだけだと思った。」と語りました。

ロドリゲス氏が少年に「何をしていたのか」と尋ねると、「僕には同性愛者である叔父さんがいて、みんなが憎みあうのが嫌いです。 」と応えたそうです。

メキシコは、同性婚解禁にむけて進んでいます

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メキシコ市(CNN)メキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領は17日、同国全土で同性婚を合法化するための憲法改正案に署名した。同性婚は既に首都メキシコ市など複数の自治体が認めているが、全国レベルでの実現のためには国会の承認を得る必要がある。
ペニャニエト大統領はツイッターの公式ページで「結婚の平等を推進し、それを憲法と連邦民法に明記するための改革案に署名した」と発表。反同性愛差別を意味する「#SinHomofobia」のハッシュタグを掲載し、自身のアバターにLGBTを象徴する虹色の旗を付け加えた。
メキシコでは昨年、最高裁が州による同性婚禁止に対して違憲判決を言い渡した。

出典 http://www.cnn.co.jp

渋谷区で同性婚が認められたように、現在は各自治体レベルで認められています。しかし、これからメキシコ全土で認められる動きにしようと尽力している人々がいます。

なぜ戦うのか?

そもそもなぜ、ゲイの人々は差別されているのでしょうか?

[1]キリスト教の影響を受けた欧米諸国では伝統的に、同性愛は性的逸脱であり、宗教上の罪(sin)としてきた。[2][3]一方、近年の欧米諸国においては、同性愛も異性愛と同様に生まれつき(とは限らないが)の性的指向であり、不当な扱いをされるべきではないとの認識が広まっている[4][5][6][7]。ただ、欧米諸国においても同性愛に対して、宗教的観点、道徳、倫理を主張する立場から問題とする意見も有力である[8][9]。

出典 https://ja.wikipedia.org

もともと、キリスト教ではゲイは禁忌とされていました。聖書に神が神は自分を象って男と女を創造した。神は人を祝福して言った。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせ、全ての生き物を支配せよ」』と書かれているからなんです。

キリスト教における、正しい家族の姿

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つまり、男女が子供をなして増えていく・・・それこそが正しい姿で、そこから外れる存在は認められないというわけです。

でも例えば、子供を持たない夫婦が夫婦関係として認められているのに、ゲイだけ認められない・・・というのは確かに片手落ちでは?

しかも、キリスト教の神は「全知全能」なんです。ゲイも、子供を産めない人も、独身者も、みんな神様がおつくりになったというのに、なぜそれを認めないのか?という矛盾もあります。

先進国では現在、同性婚を認められる傾向にあります

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アメリカでも、急速に同性婚が合法の州が増えています。日本にも同性婚ができる地域が増えてほしいと、私は思っています。

現在、同性婚および登録パートナーシップなど同性カップルの権利を保障する制度を持つ国・地域は世界中の約20%の国・地域に及んでいます。
同性婚が認められる国・地域は以下の通りです。
オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、デンマーク、フランス、南アフリカ、アルゼンチン、カナダ、ニュージーランド、ウルグアイ、イギリス、ブラジル、米国、メキシコ、ルクセンブルク、アイルランド、グリーンランド(デンマーク自治領)、エストニア、コロンビア、フィンランド(2017年より)

出典 http://emajapan.org

世界的に、どんどん増えていく傾向です。しかし、宗教的に学んだ「同性愛は悪」という意識が取り払われるまでには、まだまだ時間がかかるでしょう。

敬虔なキリスト教徒が多い場所などでは、やはり受け入れることが難しいようで、同性婚を認めないことが多いのです。

メキシコの宗教観は?

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最新の人口調査によれば、自己帰属で人口の76.5%がキリスト教徒である。ローマ・カトリックは、その総人口の89%であり[4]、そのうち47%が毎週礼拝に参加する[5]。 絶対評価では、メキシコは、ブラジルに次いで世界第二位のカトリック教徒数を誇る[6]。
政府の2000年の人口調査によれば、回答者のおよそ87%が、自分を少なくとも名目上はローマ・カトリックと認識していた。2000年の人口調査で見積もりが出たその他の宗教グループには、人口の1.71%の福音主義、2.79%のその他プロテスタント福音主義グループ、1.25%のエホバの証人、0.71%の「歴史的」プロテスタント、0.58%のセブンスデー・アドベンチスト教会、0.25%の末日聖徒イエス・キリスト教会、0.05%のユダヤ人、その他の宗教0.31%が含まれる。おおよそ回答者の3.52%が、「無宗教」と回答し、0.86%が宗教を明示しなかった。

出典 https://ja.wikipedia.org

カトリックというのは、聖書により忠実な解釈をする宗派です。とはいえ、カトリックの人々がすべて同性婚否定しているわけではありません。

世界が、少年の勇気に続きますように!

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少年は、勇気をもって1人で群集に立ちはだかりました。

愛するおじさんのため、自分の意見を堂々と伝えた少年のように、意志や意見ををはっきりと持ち、それを世界に向けて表明することが出来る人間になりたいですね。

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