普通に絵を展示するだけなら、それこそ【入場無料】で提供することができるのですが、ただただ絵が並べられてある(まるで見本市のような)個展というのが僕は少し苦手で、やるからにはギャラリーの世界観から作り込んでやろうと。

そうすると、当然、制作費がかかってくるものですから、普通なら入場チケットを作って、チケット代で制作費をペイするという方法をとるのですが、どっこい、これすらも【入場無料】で提供してやろうというのが、今回の『えんとつ町のプペル展』の挑戦。

だから、クラウドファンディングなのです。

(詳しくはコチラ→→キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい

今回の個展の目玉として、LED照明(1日10時間つけても、10年間持つのだと)が内蔵されている『光る絵』を一つだけ作る予定だったのですが、その『光る絵』の仕上がりがものすごく良くて、

「もう、全点(41枚)、『光る絵』にしよう!ギャラリーの電気は全て消して、絵に光を当てるのではなく、自分の力で光っている絵がズラーッと並んでいる、そんな個展!!」

とムチャクチャなことを言い出しまして、その瞬間、地獄的な赤字が決定し、スタッフ全員が死にました。

それでも、その気持ちを買ってくれたのか何なのか、現在、クラウドファンディングが、もの凄い勢いで伸びていて、少しだけ希望の光が射し込んでいます。

工期のこともありますから、どこかで「これでいく!」と決めなきゃいけないのですが、クラウドファンディングで集まったお金がそのまま制作費となるわけですから、美術セットや、展示方法は、集まった金額(おおよそ集まるであろう金額)に合わせて、刻々と変わっていきます。

なんてったって、展示する『光る絵』のサイズが変わりました。

「たぶん、お金は集まるハズだ!集める!」という無茶苦茶な判断です。

ここからは、もうスタッフと打ち合わせの嵐。

模型を作って、シミューレーションなども。

当日は大変な混雑が予想されるので、展示スペースをなるべく確保すべく、物販スペースや、クラウドファンディングのリターンである似顔絵を描くスペースは地下一階へ移動。

この時、「え?地下一階でも何かやってたの?」という人が発生しないような仕組みも考えねばなりません。

そんな作業を進めつつ、同時進行でグッズ制作も。

微々たるものですが、チリも積もれば何とやらで、これも個展制作費にまわす大切な要素です。

そんなこんなでポストカードの制作を開始。

まずは、吉本の社員が大まかなレイアウトを出してくれました。

そこから、「実際に、このポストカードに文章を書くような人は少ないだろうから、文章スペースを大胆に殺して、タイトルは中央に持っていった方がいいですね」

とお願いして、こう。

でまぁ、タイトルのフォント(書体)がなんとも気に入らないので、ここからは、今回の個展で美術で入ってくださっているハヤシコウさんにお願い。

ハヤシさんからは、いきなり素敵なタイトルロゴが届きました。

ポストカードに当てはめても素敵。

ただ、ここまできたら、このタイトルロゴをポストカードだけのものにするのではなくて、今回の個展のメインのロゴにしたくなってきて、そうなってきた時に、背景が変わっても、タイトルロゴが機能するようにした方がいいなぁ、なんて思っちゃいまして、

「とっても素敵なのですが、もっと、シンプルなものをお願いします」と依頼。

オリジナルの書体を作るところから、再スタート。

あれやこれやと打ち合わせが続きます。

手描きで描いてみたりもします。

そうこうしているうちに、候補が3つに絞られて、そこから更に一つに絞って、これをポストカードに落としこんだら、これが超素敵!

「これでいこう!」となりかけたのですが、何があったか、「もっと小細工抜きの王道でいきましょう!傾けている『L』を立てましょう!」とか何とか言い出しまして(僕が)、そんでもって、

これではなくて、

これに決まり!!

もう一度、ポストカードに落としこんでみて、おもくそシックリきたので、これで完成!!

素敵でしょ?

もちろん個展会場でも販売しますが(数に限りがありますが)、クラウドファンディングのリターンに追加しておいたので、是非、覗いてみてくださいな。

(コチラ↓)

キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい。

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