記事提供:東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

皆さま、舟運(しゅううん)という言葉は聞いたことがあるでしょうか?聞き慣れないかもしれませんが、文字通り船を使った輸送や移動システム全般のことを指します。

今日は夕方から小型のボートに乗せていただき、この東京都の舟運について考える貴重な機会を得ることができました。

まずはこちらの動画を御覧ください。世界でも屈指の舟運都市である、アムステルダムの早回し動画です。

出典 YouTube

…圧巻ですね。観光はもちろんのこと物資輸送は通勤手段などなど、船が市民の生活に完全に定着している様子が伺えます。

一方で、4年後に五輪を迎える東京都の川・海の様子はいかがでしょうか?

ガラッガラです。

写真はかの有名な日本橋の下。1時間半ほどクルージングをして、数えるほどの屋形船以外に他の船とすれ違うことはほとんどありませんでした。

お台場周辺なんて、見渡す限り何もいないレベル…。

八丁堀からスタートして築地やお台場、羽田空港に豊洲・晴海などをグルグルと回ってきましたが、実は東京都内は水上でかなりの広範囲を細かく移動できます。

にもかかわらず、日中に水上バスが限られたルートで運行されているくらいで、夜は新規参入がほぼ不可能で既得権になりつつある屋形船が回遊している程度。これほどの宝の持ち腐れはないと断言できます。

なかなか珍しい、海上から見た築地市場。やはり、趣があります。

移動したくない・残したい気持ちも非常に良くわかるのだけども…。

しかしその裏側に回ると、非常に年季の入った冷凍庫棟が。真夜中にここ来たら、軽くと言うか全力でホラーです。

で、こちらが海上から見た豊洲新市場。築地から豊洲までは船で直線距離を全力で飛ばせば15分程度。ここを舟運で結ばない手はありません。

余談ですが、豊洲新市場からの夜景はかなりの絶景なので、市場の屋上はビアガーデンとかの飲食展開をするのが良いと思います(願望)。

もちろん東京都もこの舟運のポテンシャルには気がついていて、特に舛添前知事は築地市場の跡地を舟運の拠点とするプランについても熱く語っていたほどです。

舛添知事:年頭に聞く 任期折り返し「築地」を舟運拠点に /東京 – 毎日新聞

水上バスや水上タクシーを増やすといったレベルではなく、接岸部を増やして個人所有の船舶の運行や停泊を可能にするなどの規制緩和を行えば、東京都の交通事情は劇的に変化する可能性があります。

タワマンのふもとに停留所を作って共同利用の通勤手段にしたり、あるいは「シップシェアリング」でレクリエーションに使うなど、可能性は無限大!もちろん、その経済効果は計り知れません。

しかし現状としては、ほぼ唯一の舟運関連の観光資源である屋形船にすら新規参入や運営に高いハードルがあるなど、どうにも既得権や利害関係が複雑化しているようです。

このあたり、さらに調査・研究を進めまして、具体的な改善案を模索していきたいと思います。

2020年東京五輪。羽田空港から到着した来訪者たちが、そのまま船に乗り込んで晴海の選手村や築地・銀座などの観光地を目指す…なんて、考えてみるだけでワクワクする未来です。

前知事が計画していた舟運活性化プランも、その良い部分は引き継いでいけるように、議会からも政策提言を行なって参ります。

それでは、また明日。

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