元TBSディレクターにして、現在はロスで起業し、「Wowmax Media!」を経営する海部正樹さんによるメルマガ、『ロサンゼルスで起業してしまったボクの本気メルマガ!』。

今回は、海部さんのお父さんで元首相の海部俊樹さんから伺ったという田中角栄さんのエピソードです。こんな粋すぎるお金の使い方、今の政治家で出来る人はいるのでしょうか?

父に聞いた田中角栄流「お金の使い方」

海部正樹です。今日は田中角栄元首相の、生きた金の使い方について書きます。父から聞いた話なのですが、なかなかできないことです。

あるとき、田中角栄と覇を争っていた別の派閥に所属する若手議員が、女性問題で不始末をしました。急いで100万円を用意しなくてはなりません。そこで派閥のボスに借金を頼みに行ったのですが、言を左右され貸してくれません。

そこで、田中派に属する同期議員に相談したところ、すぐに角栄先生のアポがとれ、目白の御屋敷で面談します。角栄先生は、話を半分くらい聞いたところで「いくらいるんだ?」。

「100万円です」と答えると、横に置いてあった段ボールから300万円取り出し、ポンと手渡してくれます。これは若手議員もびっくり。しかし、もっと驚いたのは角栄先生の言葉だったそうです。

「300万円ある。100万円で問題にケリをつけろ。100万円でこの件で世話になったひとをご馳走しろ。100万円はまた同じ事をしてしまった時の為にとっておけ。この金は返す必要はない」

若手議員は涙がこぼれ、そのまま田中派に入ったということです。

田中角栄氏が常日頃から言っていた言葉

角栄先生は「金を使うときは相手がびっくりするような使い方をするもんだ」と言っておられたようですが、確かにびっくりしますね。 「借りた金は、忘れるな。貸した金は忘れろ」とも言っておられたとか。

まあ、段ボールに現金がはいってないとできない芸ですが、それにしても人心を掴む術を心得ておられたんですね。

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