記事提供:赤すぐみんなの体験記

こんにちは。イラストレーターの栗生です。今回は長女と新生児の次女の間で板挟みになった思い出について。

次女の出産時、私の実家が比較的近いこともあって、退院後は一家で1ヶ月ほどお世話になりました。いわゆるサザエさん家のような状態です。(実父は入院中で不在でした)

当時2歳10ヶ月の長女は保育園に通っており、日中家の中はとても静か。帰宅後は慌ただしく、次女の授乳中や寝かしつけ中に限って長女がかまってほしがるということもよくありましたが、そんな時は実母や夫が長女の相手をしてくれてとても助かりました。

困ったのは就寝後。試行錯誤の末、長女・私・次女の3人で「小」の字で寝ることにしたのですが、この両脇の二人、示し合わせたかのように交替で起きてくるのです。

次女は3時間ごとに起きて授乳。午前1時頃から細かく起きることもあり、午前4~5時頃にはまた長めの眠りにつくスタイル。一方長女は、夜中に一回目を覚ましてミルクやら抱っこやらを所望。

寝たかと思えば午前4~5時台には本格的に活動開始するというスタイル。しかも、実家に来てから目覚める回数が増えている気がします。対応する母を寝かせない、隙のないシフトです。

この右から左から時間差で繰り出される波状攻撃に、私は海原に投げ出された小舟のように翻弄されました。

一人を寝かしつけても「次はどちらが起きてくるか」「二人がバッティングしないか」と緊張で目が冴えてしまうし、バッティング覚醒して板挟みになった時は、二人の間を高速で往復して必死に対応。

そんなことが続くうち、就寝前になると「今夜も寝られないのか…」と憂鬱になり、寝たくないとまで思うようになってしまいました。夜を耐え抜く鍵となったのは、見通しをたてることでした。

二人が同時に泣き叫び、永遠に続くかと思われた夜も、時間を計ってみたら実はそれほど長くはなく、数十分もすればだいたい落ち着くことが判明したのです。頑張る時間は永遠じゃない。たったの数十分なのだ。この事実にはだいぶ勇気付けられました。

それに、朝5時前に起こされても、6時台になれば他の家族が起きてくる。長女をまかせて次女と一緒に少し眠らせてもらおう。それまでは私が担当しようじゃないか、と。そう決めたら、寝る前の憂鬱がだいぶ解消されました。

著者:栗生ゑゐこ子どもの年齢:4歳・1歳

書籍編集→IT関連企業を経て、2009年よりフリーランスのイラストレーターとして活動中。書籍・雑誌・WEBなどを中心にイラストを制作。2015年1月に第二子が生まれたのを機に「赤子イラスト」をTwitterで公開中。

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