「外国を旅行する事と住むことは別物である」、とはよく言われますが、それは日本においても例外ではありません。日本で働くという体験は、海外からやって来た人たちに、旅行では気づかなかった驚きを与えています。

日本の職場で驚いたことランキング

JAPAN TODAY誌は先月、「日本のオフィスでの不思議な出来事5つ」という記事を掲載しました。海外の人たちにとって、日本は決して「働き易い」国ではありません。

長い労働時間、服装の制限、参加必須の飲み会などは、「日本は働き難い」と感じる理由として度々取りあげられています。

では、その他、彼らが日本のオフィスで「?」と疑問に思うランキングを見てみましょう。

5位以下 オフィスの構成そのもの

こちらはトップ5には入っていませんが、社員同士が机を寄せて「島」を作っている光景は、どうやら彼らの視点からすると不思議なレイアウトに見えるようです。

同僚同士のチームワークを促進する効果を期待してなのかもしれませんが、上司や同僚にずっと監視されているような気がして、「こんなことをしたら余計に仕事が嫌いになるだけ」とのこと。

海外では、そもそも固定席がないフリーアドレス制を導入していたり、集中したい仕事があるときは、専用の静かなスペースに移動できるなど、個人としての働き易さや効率性を考えた工夫が施されています。

日本では、まだまだ少数派ですね。そういったやり方に慣れた人たちからしてみれば、いささか妙なオフィス構成に見えるのかもしれません。

5位 ヤクルトレディ

ヤクルトの販売員がオフィスにやってきてヤクルトを売る様は、とても不思議な光景に映るようです。

ヤクルトレディが来た時の社員たちは、まるでアイスクリーム屋に群がる子どものようだ」、と形容されています。

4位 人事異動制度

多くの日本企業で毎年4月に行われる人事異動も不思議な制度のひとつ。アメリカでは、ある特定のポジションに採用されると、多くの場合、その後に起こり得る変化は昇進か退職しかありません

人事として4年働いて、次は営業職、なんてことはありえないのです。この制度に対して、「オフィスで特定の人がパワーを持たないようにしているのでは?」という推測もコメントとして見受けられましたが、実情は如何に?

3位 すべてを社員同士でアナウンスすること

何も言わずに自分の席を離れることは、どの国でもおかしいと思われるものかもしれませんが、まわりの同僚が齷齪と働いている中で、「お先に失礼します!」と挨拶するのは奇異な状況に映るようです。

「まわりの注目を集めるし、きちんと仕事をしていないのではないかと思われてしまう可能性がある」、と。でもだからこそ、日本人は長く働く(働いているふりをする)という裏事情もしっかり把握しているようです。

2位 ランチタイムの昼寝

お昼休みに机に突っ伏して眠っている社員がいる光景も、彼らを驚かせているようです。中には枕まで持参している人もいて、これにはさらに仰天。

電車の中や、ミーティング中に寝てしまうなど、日本人はちょっとでも時間があれば眠ってしまうと思われているようです。

1位 朝礼(スピーチ)、朝の合唱や体操

朝から社員全員が集まって綺麗に列をなし、スピーチを聞き、会社の歌を歌って、さらに部署ごとのスピーチを聞く。

そんなことやる時間があったらその30分寝かせてくれよ」というのが外国人社員の本音。日本人だってそう思っている人もたくさんいそうですが。

その他、ランチはミーティングルーム、デスクでとっていたり、外へ食べに行くのが通常のようだけれど、休憩したいときにそういうスペースがオフィス内になく、トイレで携帯をいじっている社員に遭遇してびっくりした、というコメントも見受けられました。

何でもアメリカの方法に習うというのもいただけませんが、ここに並べられた5つのポイントの中には、日本人でも「たしかに」と思えるようなものもあったのではないでしょうか。

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