記事提供:Techinsight

高畑裕太容疑者の事件について毎日のように取り上げているバラエティ番組『バイキング』でメインMCの坂上忍が本音を口にした。

今回の事件に関して集めた街の人々の声や番組出演者のなかからも繰り返し報道することは「被害者の気持ちを考えるといたたまれない」との声があり、それを受けて坂上が「泣き言をいうようだが」と葛藤を明かすことになる。

9月6日放送の『バイキング』(フジテレビ系)によると、8月22日~27日まで朝の情報番組で最も取り上げられたニュースの1位が「高畑裕太容疑者逮捕」(放送時間 計12時間16分9秒)に関してだった。

同番組でも事件発生からその話題を取り上げており、前日5日の放送ではレギュラーのブラックマヨネーズ吉田敬が、母親・高畑淳子の謝罪会見の報道も含めて「ちょっと日本しつこないかな?」「どんだけ何回も流すねん!」と訴えている。

6日はそうした過熱報道について番組が街でインタビューした声を紹介した。

「気になって見てしまう。親の責任とはこれだけ大変なんだなと思った」などの賛成派から「ワイドショーとかは、第三者的にいくらでも言える。被害者のことも考えると見るに見かねます」「ゴシップみたいになってしまい、事件性を重視していない。被害者に寄り添った報道の仕方とか報道しないとかあるのでは」との反対派まで様々だ。

元横浜市長・元衆議院議員の中田宏さんは前回の出演でこの話題についてのトークを渋り、坂上忍とやりあっている。被害者の気持ちを思い迷ったのが理由だ。

それから中田さんは時間をかけて考え、今回は「(番組で)扱われるだけで被害者はきついだろう。とはいえ、有名人が容疑者として逮捕されたことを報じない社会もあり得ない」と説明してトークに参加した。

8月26日にはジャーナリストの江川紹子さんが「出演しながら矛盾しているかもしれないが」とやはり被害者の気持ちを考えれば大きく扱われるのはつらいのではないかと訴え、坂上から「それを言うんであれば出るべきじゃない」と反論された経緯がある。

さらに今回は高橋真麻が意見を求められながら、これまで散々報道された内容から新たな変化がないので「何も話すことはない」と口にして、後で坂上に「さっきの真麻ちゃんイラッときた。それを番組中に言う?」と責められてしまう。

番組の内部から度々コメントしたくないとの意思表示があるのだから普通の空気ではないのだろう。

坂上は、中田さんが前回話したがらなかった件を蒸し返しながら「俺も生放送でなんでこんな話をしているのかよく分からなくなった」と混乱しており、やがて高畑裕太容疑者の話題について「しゃべりたいネタの人など一人もいないと思う」と本音を明かす。

ついには「泣き言をいうようだが、今回の問題はいろんな意味でまいっちゃってる、僕も!」とぶっちゃけた。彼なりに「被害者に対する配慮をどの程度すればよいのか」と悩みながら進めてきたのだ。

胸のうちを吐き出した坂上は先ほど叱責した高橋にさえ「真麻ちゃんの言ったことだってぶっちゃけ正しい」と認め、「なんでしょうね、ここまで難しいなんて!?」と途方にくれる。

ヒロミが横から「裕太をここに呼んで説教したいよ!お前のおかげでどうなってると思うんだ!って」とやり場のなさを滲ませていた。

番組では高畑裕太容疑者の勾留延長が決定したことを伝えており、弁護士は今後は示談の有無がポイントで9月12日には起訴か不起訴かが決まる予定だという。

ゲストの和泉節子さんは「もう報道は出尽くしている。あとは裁判所で出た結果を報告すればよい」と発言したが、今後の報道がどうなるか注視しておきたい。

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