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出典Yuganov Konstantin / shutterstock

しつけって、誰のために行っていることなんでしょう?もちろん子どもママ自身のためです。けれども、かける言葉によっては“ママのためのしつけ”になってしまっていることもあるんですよ。

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話します。

誰のためのしつけ?

しつけとは、親が子どもに人として生きていくための善悪や規範を教えていくことです。そうだとすると、次の言葉はどうでしょうか?

「また零して!どうしてそんなにママの仕事を増やすの!」
「さっさと寝なさい」
「せっかく作ったのに!好き嫌いしないの!」

なんだか、親のうっぷん晴らしをしているようですね。カーッと頭に血が上ったときは、“誰のために言うのか?”ということに立ち返りましょう。すると、次のように替えることができます。

「零したらすぐに雑巾で拭いてね」
「早く寝ないと朝、起きられないよ」
「好き嫌いしないで何でも食べると大きくなれるよ」

保育園や幼稚園に通わせているママとしては、子どもが夜遅くまで起きていたり、好き嫌いが激しいと困りますよね。でも、どちらも子どもが自主的に行動したいと思わなければ身につきません。怒ってお尻を叩いてやらせるものではないのです。

あなたのためのしつけになっていませんか?

子どもへの愛は無償、見返りを求めない愛です。見返りを期待して子育てしている人なんかいませんよね。でも、「いいママと思われたい」という気持ちは確かにあります。

「しっかりしたお子さんですね」「良くしつけけられているお子さんですね」とママが褒めらえるとついつい嬉しくなり、いつしか子どものためのしつけがママのためのしつけに変わってしまうことがあります。

「早くしなさい」も毎日、言っている言葉ですが、子どものためではなく大人の都合で急がせていることも結構あったりします。

周りのためのしつけになっていませんか?

「人に迷惑をかけない子に育てたい」ということを、子育てのポリシーとして掲げる人が多いですが、しつけとは、誰かのためではなく子ども自身のためのものです。

たとえば、バスの中で騒ぐ子ども、周りの目を気にして「ほら、怒られちゃうわよ」と言ったりしますよね。でも、怒られるから静かにしなくてはならないのではありませんよね。公共の乗り物は家ではないので静かにしているのがマナーだからです。

そして礼儀作法をしっかり身に付けた子は将来人とうまく関わり、地域社会や文化の中で生きやすくなります。

出典(C)あべゆみこ

いかがでしたか。子どものために良かれと思ってしつけていることが、いつしか親の都合で注意していることにならないように気を付けましょう。

誰のためのしつけか……一度立ちかえってみてくださいね。

【参考】

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