世の中、イクメンがもてはやされておりますが

育児に積極的に参加するお父さんがイクメンと呼ばれ、「どんなに忙しくても子供との時間は必ず作ります!」とか「息子と手を繋いで散歩に行くのは、僕の楽しみの一つなんです。」なんて、気絶しそうなほど素敵なイクメンが増えてきましたが、私の主人は「ここだけ昭和かっ!」と突っ込みたくなるくらい昔ながらのお人。

でもなぜか「お、そうきましたか!」と思わず納得する言葉を投入してくることがあるのです。

今回はそんなイクメンとは程遠い主人の、厳しくも愛情を感じる(気がする)一言一言を記したいと思います。

「そこまで自分の子供を管理したいか!子供は子供同士で作った社会で成長して行くもんだ。」

これは私に向かっての一言ではなく、言わば愚痴のようなものですが、、、。仕事柄、保育園や幼稚園に入園予定の親御さんの「先生の目はちゃんと行き届いているのか、どこで遊んでいても先生が危なくないように監視してくれているのか」なんて不安を訴える声が届いたりすると、家でよく言っている一言です。

「子供は小さくても子供同士で社会を作るもんだ。そこで困った時に大人が手助けすればいいだけで、最初から危険要素を取り除いて監視の目が行き届く場所でしか遊ばせなかったら、子供が成長しないよ。」とのこと。

もちろん特別なサポートが必要な場合はまた別の話ですが、確かに幼い子供同士のトラブルを恐れて喧嘩も和解も体験させなければ、いずれやってくる小学校そして中学校で自分を守ることも仲間を助けることも困難になるでしょう。納得です。

「あの先生、苦手。」と言う息子には「嫌いな先生も必要。」

保育園でも幼稚園でも小学校でも、保護者の中で必ず聞こえてくるのが「あの先生とは相性が合わない」とか「あの先生はちょっと苦手」、逆に「あの先生は最高!」と言ったソリの合う合わない。そりゃありますよ。親だって先生だって、人間だもの。そして保育してもらい教育してもらうのは、親ではなく子供。

幼稚園では先生に恵まれ、先生が大好きで大好きで未だに会いたいと言う息子達ですが、小学生にもなると授業の進め方や発言で担任の先生に対して苦手意識を持つことも、、、。

そしてある日、「僕○○先生、苦手なんだよね。」と言い出した長男。あーだこーだと苦手な理由を訴えていたのですが、そこで主人が一言。

「嫌いな先生も苦手な先生も、必要なんだよ。世の中の人間全てが自分とソリがあうわけないんだから。嫌いな先生がいたっていいじゃない。自分のことを可愛がってくれる人ばかりじゃないんだから!」

、、、子供の頃に何かあったのかしら?それはさておき、確かに自分と相性抜群な人ばかりに囲まれて一生を過ごすなんてこと、まずあり得ません。いろんな考え方があって、価値観や文化の違いもあって、だからこそ自分を表現する力と相手の言葉を理解しようとする力が養われるもの。

「あの先生が嫌いだからこの科目は嫌い」なんて本末転倒な結果にならないためにも、「じゃあ自分はどうすれば良いのかな」とその先を見据える力をつけるチャンスだと思い成長してもらいたいと思います。

「子供との時間よりも趣味の時間の方が大事!でも自分がやって面白いことは、息子達にもやらせたい。」

男の子がそのまま大きくなったのか?!と思うような趣味を持つ我が夫。仕事が忙しくてなかなか趣味に没頭できないと、「お父さーん!」とまとわりつく我が子らを振り払ってでも自分の趣味を楽しむ時間を確保します。

しかし息子達が大きくなってくると当然お父さんのやっていることに興味が湧いてきます。すると今まで大切にしてきたプラモデルの作品をためらうことなく息子達へ。壊したりパーツを無くしても、ボールペンで墨入れしてもお構いなし。テレビゲームもまた同じ。自分のセーブデータを消して「やってみるか」と息子達へ。

「自分がやって面白いことは、息子達にもやらせたい。」はい、ものすごく説得力があります。おかげでプラモデルに関しては、長男は幼稚園の年長さんの時にかなり大きなものを厚い説明書を読みながら自分一人で完成させました。この親にして、この子あり!の状態になっております。

記憶を辿ると、まだまだ出てくる説得力のある言葉。思わず「え?!」と聞き返したくなるけれど納得してしまう一言、しかもよーく考えると子供を思う深い愛情が感じられる(気がする)私でした。

世の中のイクメンと言われるお父様方、こんな父親の愛情表現もたまにはどうでしょうか?

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