最近、なぜか「岐阜」が舞台のアニメ映画が相次いで公開されている。8月公開の「君の名は。」は飛騨市、同「ルドルフとイッパイアッテナ」は岐阜市、さらに、9月公開の話題作「聲(こえ)の形」は、大垣市がそれぞれ舞台とされている。

この時期に集中して公開されるのは偶然とみられ、アニメファンからは「なぜ岐阜?」と不思議に思う声も。

出典 http://www.sankei.com

ここ数年の間で、アニメファンの間では岐阜は注目のスポットとなっているようです。

しかし、アニメなどはあまり詳しくない方たちにも注目されている隠れた絶景スポットがあることをご存じでしょうか?

そもそも岐阜ってどこにあるの?

日本人であれば、47都道府県の位置をある程度把握していてほしいところではありますが、念のため。

出典 http://www.benricho.org

岐阜県は日本の真ん中。
中部地方にあります。

岐阜のイメージってどんなかんじ?

こんなマップができてしまうくらいに、たくさんの作品で舞台となっている岐阜。

最近、アニメの舞台となることの多い岐阜県。他にも「氷菓」や「のうりん」なども岐阜が舞台です。

以前、県の行政で「アニメ・マンガ産業に力を入れていた」という背景に後押しされたこともあってか、岐阜県出身の作者さんの作品が近年は多いということもあり、アニメファンの間ではアニメ関連の地への聖地巡礼が行われているほど。

だいたいどの作品にも共通しているのは「自然が豊か」「ノスタルジックな街並み」「独特の方言」などです。『どこか懐かしい田舎の風景』というのが当てはまるといえますね。それが、それぞれの作品に反映されているのかもしれません。

これが一般的なイメージですね。

地理的な一般的イメージ

岐阜県民のリアルな意見。美しい景色がピックアップされがちですからね。

やはり、世界遺産でもある白川郷のイメージはとても強いですね。こんな画像を見たら、逆に街中をイメージするのは難しいです。アニメなどでも美しい風景が出てくる作品が多いので、なおさらですね。

こちらは夏の白川郷です。古き良き日本の原風景。「日本の故郷」のイメージそのものといったかんじです。

日本のマチュピチュ「上ヶ流茶園」

しかし、白川郷だけではない素敵なスポットが他にもあるのです!!

岐阜県揖斐郡春日村に“日本のマチュピチュ”と呼ばれる絶景スポットがあるのをみなさんはご存知でしょうか。標高330メートルのところにある春日村上ヶ流(かみがれ)地区という場所です。

そこでは、寒暖の差を生かして760年もの歴史を持つ在来品種のお茶が栽培されていて、山の上まで見事なまでの茶畑が広がっています。

ここの景色がとにかく美しい。

ここが上ヶ流茶園です。まさに「日本のマチュピチュ」ですね。

こんなに素晴らしい景色は見てみたいけど、行くのが大変そう。。。とか思ってしまいそうですが、なんと、コンクリートで舗装された道を走って車で簡単に行けてしまうんです。

岐阜県揖斐川町中心部と春日村をつなぐ県道32号線を西へ進むと、樫村というバス停の横あたりに「天空の里 上ヶ流 車で10分」と書かれた看板が出てきます。そこから山道へ入っていくだけです。

出典 http://nagoya.identity.city

名古屋から車で約1時間ほどで岐阜県揖斐川町にたどり着き、県道32号線を春日村方面へおよそ20分。

出典 http://guide.travel.co.jp

本当にこんなところからわずか10分であの絶景が見れるの?と不安になってしまうそうなくらいですよね。

しかし、そのまま進んで見えてくるのは。

山道を進み視界が開けると見えてくるのは、まさに絶景。これは生きている間に一度は見ておきたい景色です。

実際に訪れた方々も、その眺めを絶賛しています!!

なんと、ツーリングされる方もいるんですね。自転車で山を登り、この景色を見れたら最高ですね☆舗装された道からいけるからこその、楽しみですね。

ジョギングをされる方までいました!!この景色を眺めながらのジョギングはさぞかし爽快でしょう!

日本の国歌にも出てくる「さざれ石」があることでも有名な地。途中の景色も情緒があって素敵です。水もキレイなので、いいお茶になるんでしょうね。

まるで迷路のように所狭しと広がる茶畑。見る角度でまた違った風景を楽しめるのも魅力ですね。もはや、日本であることを忘れてしまいそうです。

サイクリングに、ジョギングに、観光に。それぞれの目的でいって、それぞれの楽しみ方ができるのがいいですね。

在来種を使った「上ヶ流茶」

そして、この茶畑で作られるお茶がまた、すごいんです。お茶の栽培に適したこの場所で、何百年も伝統とともに守られてきた在来種を使用した「上ヶ流茶」。

過去をさかのぼる事、安政4年(1857年)より京都より苗木を賜り、 寒暖の差が大きく霧が多い雲上での栽培が最も適しているとされ、 天空の里こそが最適な条件

・農薬未使用で安心安全な100%国産上ヶ流茶
・味は、普通のお茶より渋みが少なく、すっきりとした味

出典 http://kamigare.net

昔ながらの製法を守り続けながら、栽培されている「上ヶ流茶」は近年の自然食ブームでますます注目が集まっているようです。

何百年も守り抜いている伝統のお茶、素晴らしい景色を眺めながら飲んでみたいです。

貴重な在来品種のお茶は、ぜひとも購入してじっくり味わいたいですね。

一度は味わいたい「上ヶ流茶」

景色を堪能するだけではなく、様々な体験もできます。毎年5月から6月には新茶の茶摘み体験を行っていて、海外からの参加者も多い人気の体験メニューです。

もちろん、生産者の方が一緒にやり方を教えてくれるので、安心して参加できます。
他にも、石臼引き体験や、ハイキングなどもあります。

また、海外の方を対象にした、書道体験や浴衣の着付け体験などもあるようです。

出典 http://kamigare.net

そして、絶対に味わいたい「上ヶ流茶」セット。上品なお茶を、様々なスイーツで上品に味わう。まさに、至福の時ですね。

日本人に生まれてよかったと実感すること間違いなし!!

ところで本家「マチュピチュ」ってどこにあるの?

日本のマチュピチュと呼ばれる「上ヶ流茶園」のことはわかったけど、本家(?)のマチュピチュってどんなところ?という方のために。

マチュピチュはペルー南部にあるインカの遺跡で、ウルバンバの渓谷の山間標高2400mにあります。1911年に米探検家ハイラム・ビンガムにより発見され、1983年に世界遺産登録。

原住民のケチュア語で『老いた峰』を意味し、山の裾からは発見出来ないため、『インカの失われた都市』や『天空の都市』などとも呼ばれています。

出典 http://www.surtrek.jp

日本の反対側。南米ペルーにある、秘境の地。それが、マチュピチュです。

出典 http://www6.airnet.ne.jp

2400mの高地にある、遺跡。今なお研究が進んでおり謎の多い幻想的な「天空の都市」。

15世紀ごろのインカ帝国時代に作られた空中要塞。なんのために、どうやって作られたのか、まだまだ謎の多い遺跡です。

また、数ある世界遺産の中でも「一度は訪れてみたい場所」として、近年人気急上昇中のスポットでもあります。

上ヶ流茶園とマチュピチュを比較

出典 http://www.fivestar-club.jp

こちらが、真上から見下ろしたマチュピチュ。

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

こちらが、上ヶ流茶園。

一番の違いは、遺跡であるということと、茶園であるということ。マチュピチュは、石造りの遺跡。上ヶ流茶園は、茶畑。

以下、簡単な比較。
・標高
マチュピチュ:2430m
上ヶ流茶園:330m

・歴史
マチュピチュ:1400年代の後半ごろ
上ヶ流茶園:1857年ごろ

・特産品
マチュピチュ:インカのめざめ(じゃがいも)高地栽培バナナなど
上ヶ流茶園:上ヶ流茶

・近隣の有名スポット
マチュピチュ:ウユニ塩湖
上ヶ流茶園:さざれ石


こうして見ると、景観は似ているけれど、規模の違いは歴然ですね。。。さすがは世界遺産です。

しかし、一つだけ圧倒的に有利なものがあります!!!それが、先ほども述べた「交通の利便性」です。

上ヶ流茶園は名古屋からおよそ2時間くらいで絶景ポイントまで行けます。直前まで車での乗り入れもできるので、とても便利☆一方、マチュピチュは。。。

マチュピチュ自体には空港がないので、一般的にはリマ→クスコ→アグアスカリエンテ→マチュピチュと移動します。(片道およそ4・5時間!!)しかも、頑張れば日帰りできるけど、現地滞在がわずかな時間しかないのでマチュピチュでの1泊2日を勧めている旅行会社が多いです。さらには、途中で3000m~4000m級の山を越えるので、高山病にかかる恐れもあるのです!!

そこまでしないと見れないのが、世界遺産の秘境なのですね。。。日本からペルーまでも直通便がないため、アメリカ経由となるので一日ではとても現地にはつけませんね。憧れだけでは、なかなか行けない場所。それがマチュピチュなのですね。。。

まとめ

最近はアニメの聖地として話題を集めていますが、古き良き日本の原風景が多くあり、白川郷や飛騨山脈などの自然豊かな岐阜県。地元の人でもあまり足を運ばない「天空の里・上ヶ流茶園」。

”日本のマチュピチュ”と呼ばれるだけあってとても素敵で幻想的な場所です。山の上にあるのに、意外と行きやすいというのも魅力ですね。

ただし、駐車場からは少し歩くので、サンダルやヒールはやめておきましょう。

また一方では、土岐アウトレットがあったり、名古屋に近いということで都会的な部分もある。日本の真ん中に位置するだけあって、今と昔の日本の良さがたくさんつまっているところが岐阜県なんだなぁと思いました。

いつかは訪れたいマチュピチュに思いをはせながら、まずは気軽に行ける上ヶ流茶園を訪れて疑似体験(!?)をしてみるのが私なりのイチオシです。

天空の里上ヶ流【住所】岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合1417
【アクセス】
東海環状自動車道 「大垣西IC」下車、国道417号~県道32号経由 約50分

出典 https://plat.navitime.co.jp

この記事を書いたユーザー

まきねこ このユーザーの他の記事を見る

ねこ2匹と暮らしながら、ちょっとマニアックな時事ネタや動物のあるあるネタ・日常のあるあるネタなどの情報を発信しています。

得意ジャンル
  • 動物
  • カルチャー
  • エンタメ
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス