元AV女優で、引退後はタレント活動とともにHIV予防啓発活動や性教育の啓発に取り組み、女性ファンも多かった「紅音ほたる」さんが、8月15日自宅で亡くなっていました。享年32歳という若さでした。

紅音ほたる(あかねほたる)さんプロフィール

生年月日:1983年10月25日(享年32歳)
出身地:大阪府

【経歴】
2004年 秋月杏奈としてAVデビュー
2005年 『週刊プレイボーイ』AVアカデミー賞新人賞受賞
2008年11月 AV女優引退

引退後はタレント活動を中心にポールダンサーとしても活躍されていました。
引退とともに、HIV予防啓発活動など女性向けの性意識改革プロジェクトを推進。
2010年5月 一般社団法人「つけなアカンプロジェクト」設立。代表理事として就任。

いまはHIV/STDの予防啓発活動団体一般社団法人つけなアカンプロジェクト代表理事そして台湾公認HIV予防大使をしている紅音ほたるやでー

ミンナにコンドームの大切さつたえてるよ

DJやポールダンスで日本やアジアを回ってコンドーム配布してるよ

出典 http://gree.jp

元sexy女優紅音ほたるデス🎀現在はpoledancer.dj【つけなアカンプロジェクト】をやってるよ全国各地でパフォーマンスしてますが毎週木金、渋谷YOLO!イチ推しです💗来てね!

出典 https://www.instagram.com

都内のバーでポールダンサーとして活躍中だった

紅音ほたるさんは、サラリーマンから大学生までが気軽に立ち寄れる都内のバーで、ポールダンサーとして活躍されていました。カウンター越しにお客さんと会話をするようなお店では、ほたるさんファンだけではなく、彼女を知らない若い世代や女性にも分け隔てなく接客するような気さくな人柄だったようです。

ほたるさんの死因は

紅音ほたるさんの死は、8月29日、所属事務所の社長兼パートナーの原敏史さんのFacebookで報告されました。

原さんのFBの投稿によると、15日に帰宅した際、紅音さんは床に倒れて死んでいたという。発見時の状況や警察の見立てから「自殺や事件性はなく、まだ確定ではないですが、大人になってから発症した喘息の影響か最近朝にはひどい咳き込んでいることが多かったという。タバコを吸っていた形跡もあったので、喘息による急性発作による窒息死と予想されます」(原文ママ)と報告している。

出典 http://www.j-cast.com

死因はまだ明らかではないようで現在調査中のようです。喘息の影響か、ひどく咳き込むことが多かったといいます。昨年10月の自身のブログを拝見してみると、たびたび風邪を引き、体調不良で1日中寝込んでいることもあったようです。

ところで私

風邪MAXです。。

ぐるじーーーーー_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○

昨日からずぅぅっと寝てるの(°_°)。。

出典 http://lineblog.me

亡くなる1ヵ月前のTwitterには...

6月にも渋谷モヤイ像前でコンドーム配布

毎月第二火曜恒例、渋谷モヤイ像前コンドーム配布今月も…スケジュールによりひにちがずれましたが…私のやっている性の啓発活動【つけなアカンプロジェクト】は、コンドームを 貰ってくれた方々や、その周りの方々がコンドームの必要性や性について考えてみるきっかけに なってくれたら嬉しいな。という思いでやっております!!!

出典 https://www.instagram.com

2010年からずーっと続けてきた

道行く人たちにコンドームやその他の啓発グッズを配布します。

海外ではこうした活動は「アウトリーチ」と呼ばれ、
一つのジャンルを確立しています。

「コンドームを使おう。関心を持とう」と訴えるだけでなく、
実際に手にとってもらう。

そうすることで、使ってくれる人が増えるのではないかと考えています。

2012年12月10日
気づいたら12月です。
今年最後のモヤイ像前コンドーム配布を行いました。
今日は寒かったせいか、
人の通りもいつもに比べて多くなく、
なんとなく寂しい感じのモヤイ像前でした。

つけなアカンのコンドーム配布は、
毎月第2月曜日18時ごろから渋谷モヤイ像前でやっています。
用意したコンドームがなくなり次第終了です。

また来年も配布、頑張りまーす。

2013年5月13日
第2月曜日ということで、モヤイ像前のコンドーム配布を行いました。

今日もみなさま、ありがとうございました。
来月も第2月曜日に配布の予定です。
よろしくお願いします。

紅音ほたるさんは、渋谷で若者たちにコンドームを無料配布する「つけなアカンプロジェクト」をほぼ毎月欠かさずに実施。寒い季節も、真夏の暑い日にも渋谷のモアイ像前で配り続けていました。その呼びかけを、ブログやTwitter、インスタグラムで定期的に投稿していました。

この活動のきっかけは

紅音ほたるさんは、2008年に亡くなられた飯島愛さんに憧れていたようです。元AV女優で人気タレントだった飯島さんも、エイズ予防啓発活動を行ってきました。

飯島さんが亡くなられてから、その後を引き継ぎ、「ガールズガード運動」に参加したのが紅音ほたるさんでした。

ガールズガード運動とは

『ガールズガード運動』という言葉を聞いたことがありますでしょうか?この運動は、赤枝六本木診療所の産婦人科医・赤枝恒雄氏が街角で若者たちの話を聞き始めたことからはじまりました。

赤枝氏は平成24年の総選挙に当選した自民党の衆議院議員2期を務める政治家でもあり、医師でもあります。

赤枝氏は代々産婦人科で、開業医の祖父・父の背中を見て育ったそうです。彼もまた3代目の産婦人科医師として働き、昭和52年に六本木診療所を開業したそうです。昭和57年には、日本で初めて「水中出産」を実践した医師として名を馳せています。

1991年4月から街角での女性健康相談室をはじめ、そこで聞いた若者の性行動に驚愕し、性感染症や望まない妊娠の予防を啓発してきました。

平成14年からはエイズ街角無料検診などを行い、性感染症の予防を重点に、これまで活動を続けて来られたようです。

ガールズガード革命

今までのコンドームのイメージは避妊。
Newガールズガードは性感染症(STD)の予防に重点をおき、しかも、避妊が出来るという性交のリスクをカバーしたコンドームです。男性の性感染症のチェックが出来るというのもメリットです。その訳は・・・・。

抗菌作用と殺精子作用をもった、マツヤニから抽出したメンフェゴールが先端に注入されています。そのため、性感染症による感染を起こしている人は、尿道がシミて痛みが出ます。充実した性交は“安心・安全”が大切です。大切なヒトを守るのは「New ガールズガード」です。

出典 http://www.akaeda.com

男の子は女の子を守る立場になっていかなくてはならない。つまり、男の子達の性教育をしっかりと確立させようとしたのです。ラジオ番組で語りかけたり、コンドームを販売したり、無料での街角エイズ検査、更には地方での講演など精力的に動いています。これらの行動は彼だけのものではなく、多くの賛同を得ています。

出典 http://xn--eckh9c209wy9mssbbz7f.net

「男子は女子を守る立場でなければならない...。」若い男子のしっかりとした性教育が必要だというのが赤枝氏のコンセプトのようです。

芸能人などの賛同者や、故・飯島愛さんや紅音ほたるさんの活動をご存知の方も多いことでしょう。

赤枝氏の4つの夢

若者の健康を願う赤枝氏に、4つの夢がありました。

・思春期の子どもの性感染症検査の実施
・20代女性のHIV無料検査の実施
・育児困難な母親を支援する「ハロー赤ちゃんダイヤル」の開設
・性感染症などの相談を気軽に受けられる場所を東京・港区内に設置

これらの夢が実現したあとには、エイズをはじめとする性感染症や望まない妊娠が減少し、心身ともに健全な若者が育ってゆくはずです。
うれしいことに、私が文化放送でラジオ性教育番組を始めた次の年から6年間毎年、10代の妊娠中絶が減少し続けています。

出典 http://www.akaeda.com

若者たちはセックスのリスクを知らない

ガールズガードの啓発活動を続ける中で、赤枝氏は多くの10代の性をめぐる現状を見てきたといいます。相談室には、妊娠して中絶もできないような時期になってから、相談に訪れる10代の若者が多かったとか。

若者がコンドームをつけずに、アナルセックスや乱交パーティーなど無謀で危険なセックスをしている実態も分かったとのこと。

性感染症の実態調査

平成12年4月当時、赤枝氏が六本木交差点で行った調査では、平均年齢18.7歳の125人のうち、

・膣カンジタ症・・・49.6%
・クラミジア・・・28.8%

・淋菌・・・9.6%
・コンジローム・・・6.4%
・性器へルぺス・・・3.2%


に感染していたことが分かりました。
(※300名中125名が受診)

エイズの危険性

赤枝氏の元に駆け込んだ若者の中には、中2でエイズに感染し、20代で亡くなった女の子もいたようです。

それでも、10代の性感染症は減少傾向にある。厚生労働省の資料によると、15~19歳の男女の感染状況は、淋菌が2002年の2325人をピークに2015年には640人まで減少。性器クラミジアは6801人(2002年)から2438人(2015年)、性器ヘルペスが550人(2003年)から277人(2015年)となった。

 一方、HIV感染者は、総数こそ2009年に初の減少となったが、依然1000人超で推移29歳以下に限れば、2009年以降も再び増加し、2014年には365人と過去最多を記録している。日本学校保健会のレポートでは「10代の女性と45歳以上の女性は、いずれも他の年齢層の女性に比べてHIVに感染しやすい」と注意を促す。

出典 https://thepage.jp

紅音さんが、路上で無料コンドームを配ったきっかけとは

紅音ほたるさんは、AV引退後、徐々にガールズガードの啓発活動に没頭していったようです。2009年、赤枝氏によって、自らも公開エイズ検査を行い、結果は陰性でした。紅音さんが、路上で無料コンドームを配布したきっかけとは何でしょうか。

AV現役の時に、HIV関連のイベントに出演したことがキッカケです。そこで「AVのせいで、若い男女で傷ついてる人が多いことをどう思いますか?」と質問されて。

AVの製作現場というのは日常あり得ないこと…もちろん台本もあってファンタジーなんですよね、娯楽を作っている感覚というか。だから普段の性生活に取り入れてる人がいるというのがピンと来なかったんです。でも周りの人に聞いても、AVを教科書にしている人も沢山いるというのを聞いて。

出典 http://sarunet.com

AVを鑑賞する若者たち。特に男性はAVをセックスの教科書にしている人が多いという現状。しかし、AVは日常ではあり得ない台本で作られたファンタジーなのだと語っています。

AVはファンタジーなので、コンドームを付けるシーンを映したりしないけど実は付けていたりします。でも現実でAVと同じことをしていたら、望まない妊娠や病気の問題も出て来ますよね。これは一生のことなので、ちゃんと伝えていかないといけないと思うようになりました。私がAVをやりながらだと言えないので、引退してしっかりやっていこうと。

出典 http://sarunet.com

AVの現場は、きちんとコンドームをつけています。AVをお手本とする若者が多いからこそ、女優として性教育をきちんと伝えていかなければならないと思ったようです。

AV現場は性に開放的で乱れたイメージを持つ方もいらっしゃるとは思います。ですが、紅音さんのように、AV女優としてのプライドと自覚を持ち、性教育啓発に真剣に取り組む方もいらっしゃいます。

Twitterの反応は?

筆者も、紅音ほたるさんのAV時代や、引退後のタレント活動やポールダンサーとしての活躍は直接お見かけしたことはありませんが、故・飯島愛さんの後を引き継ぎ、HIV予防啓発活動を行っていたことは存じていました。

AV引退後、真面目に性教育啓発活動に取り組み、法人団体まで立ち上げた紅音ほたるさん。定期的に渋谷の街角で無料コンドームを配布する姿には胸を打たれました。

32歳の若さで、自宅で亡くなっていたということで、故・飯島愛さんの死を思い出させる部分もあり、複雑な心境です。

彼女の長年に渡る性教育啓発活動が決して無駄にならないように、エイズをはじめとする性感染症や望まない妊娠が減少していくことを願います。女性ファンも多かったという紅音さん。心からご冥福をお祈りいたします。

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cocon☆hanna このユーザーの他の記事を見る

キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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