筆者は、カナダに移住する前に沖縄に8年ほど住んでいました。そして、沖縄の光と影の両方を目の当たりにしてきました。

青い空、青い海、そして優しい人々が住む南国の島・・・、だれもがそんなイメージをもつのではないかと思います。確かに沖縄の人々は優しい人が多いです。

しかし、この優しい人々がいる国が犬猫の殺処分ワーストランキングに毎年入っているのです。そして年々ひどくなっている気がする・・・。

ネットのニュースで見つけた悲しいニュース、「沖縄の北のほうに位置する国頭村で野犬数十頭が人間を追い回し希少野生動物でもあるヤンバルクイナを食べてしまう」との事・・・。

沖縄の国頭にいる数十頭の野犬の群れ

出典 https://twitter.com

筆者は懸念しました。ただでさえ、殺処分がワーストのこの沖縄で、さらにこの野犬をとらえるとなるとこの犬たちの末路は・・・「ほとんど殺処分に・・・」と頭がよぎってしまいました。

何故こんな事に!!

筆者は沖縄に住んでいた時に、あまりの野良犬、野良猫の多さに愕然としてしまいました。そして、1頭の野良犬を保護した事がきっかけで、沖縄で犬の飼い方に関する啓蒙活動と里親の活動をしている「ワン’sパートナーの会」さんのお手伝いをしていたという経緯があります。

そこで実際にあった出来事を話したいと思います。

当時、筆者がお手伝いしていた「ワン’sパートナーの会」の理事長である、比嘉さんが、沖縄に移住してまもない筆者にいろいろ沖縄の犬や猫に対する出来事を教えてくれました。

そこで筆者が出会った保護犬が「さち」という犬だったのですが、この仔は飼い主に捨てられてしまい、「ワン’sパートナーの会」に保護された犬でした。

その捨てられた理由が「事故に遭った飼い犬の治療費が出せないから」というものでした。

「さち」は、沖縄のとあるところで車に轢かれて大けがをしているところに当時大学生の3人の女性に助けられたのです。

その女性たちが言うには、すぐそばに飼い主らしき人が居たようですが、「(治療費が出ないから)病院は連れていけない・・」といったような事を口にしてその場から立ち去ってしまったとの事です。

筆者「はぁ・・・」と大きなため息しかでませんでした。あまりにも信じがたい話ですが現実の話です。

本当に救いだったのがこの女性たちが心優しい人たちだったことです。彼女たちはすぐに動物病院に「さち」を運び、三人でお金を出し合い「さち」の治療を施したのです。

病院で無事手術が済んだ「さち」

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

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「さち」は事故により骨盤を骨折し大きな手術が必要でした。手術は無事終わったのですが、お尻の縫い目が少し痛々しいです。

「さち」は、まだ生後5ヶ月という事も幸いし傷口もどんどん良くなっていったのです。もともとの飼い主から、捨てられてしまった「さち」ですが「ワン’sパートナーの会」の皆さんと救済してくれた3人の女性の愛情につつまれて、フレンドリーな犬へと変わっていったのです。

里親を探す頃にはだいぶお尻の傷も目立たなくなっていました

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

そして、「さち」を救ったくれた3人の女性は時々「さち」の様子を見に来てくれたそうです。

「さち」を救った三人の女性

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

「さち」はこの後、骨盤手術が完全に完治した後、無事、新しい飼い主さんが見つかり幸せになったのです。

このような話は「ワン’sパートナーの会」ではほんの一部の出来事です。当時筆者も目をそむけたくなるような現実をたくさん目にしてきました。そこで、冒頭で紹介した国頭の野犬ですが、このように「簡単に犬を捨てる」人が多い事に驚きます。

特に、ゴールデンウィークの時期になると「ワン’sパートナーの会」では、すこし神経がピリピリすることが起きます。そう、この国頭の森にゴールデンウィーク中のロングドライブを兼ねて飼い犬を捨てに来る人が多いのです。中には走っている車の窓からそのまま飼い犬を放り投げる人もいたそうです。

筆者が沖縄に住んでいた頃は、まだ野犬というより野良犬が多いという事はよく耳にしておりました。それが、今は完全に「野生の犬が生息している環境」に悲しみが止まりません。

これに対してネット上でもいろいろと指摘が・・・

県民自らが希少動物を殺している

至急対策をすべき

最低のニュースだ・・・

もともと野犬はいなかった

捨てた人にバチが当たれ!

ここ、美しい島沖縄には、本当に心優しい人たちが多く住んでいます。しかし、なぜかこの優しい島のいたるところに捨て犬、捨て猫がおります。筆者も2匹ネコを飼っていますが、2匹とも沖縄で保護した捨て猫です。

ずばり、優しいだけでは犬や猫は飼ってはいけないという事を言いたい。

ご自分の経済力、ペットの生涯に何が起きるか想定しその対応が出来るかどうかを考えたうえでペットを飼う飼わないを決めて欲しい・・・。

沖縄は犬、猫殺処分ワースト常連の県である

※2014年度 全国3位
※2013年度 全国3位
※2012年度 全国2位
※2011年度 全国3位
※2010年度 全国2位
※2009年度・2005年度 全国ワースト1位

出典 http://onesdog.net

まだまだ、上記のようにワーストが続きそうですが、比嘉さん達がペットを飼う際の心構えとした啓蒙活動を止めないでほしいと心から願っております。

ちなみに比嘉さんは「ワン’sパートナーの会」を発足させてから10年以上たちますが、毎日、沖縄の犬猫たちのブログを欠かさずアップしております。是非ご覧になってみてください。

今回は大好きな沖縄の事だから筆者も沖縄の現実を伝えずにはいられませんでした。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

PS:今回、ご無沙汰のうえの連絡にも関わらず快くご対応くださった比嘉さんに感謝いたします。

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