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リオ・パラリンピックが開催中です

日本時間9月8日にリオパラリンピックが開幕しました。日本選手団は総勢132人、なかにはメダルを視野に入れた選手も多く存在します。

パラリンピック開幕前には大会を盛り上げようと、NHKだけでなく様々なメディアでパラリンピックの特集番組が放送され、連日パラリンピック選手がメディアに登場していました。そのなかで、ある番組が視聴者の注目を集めました。

マツコがパラリンピック特集番組のMCを担当

パラリンピックの放送権がないフジテレビでも、パラリンピック事前特集番組が放送されました。

2日に放送されたリオパラリンピック特番「リオ2016パラリンピック開幕直前SP~マツコが全力応援宣言!みんな凄いじゃないのDX~」(フジテレビ系)。マツコ・デラックス(43)がスポーツ番組MCに初挑戦。

出典 http://www.nikkan-gendai.com

実は、日本財団パラリンピックサポートセンターの顧問を務めているマツコ・デラックスさん。義足や車いすの仕組みなどパラ・スポーツの解説をしながら、選手の恋愛事情まで掘り下げていました。パラリンピックPRとしての面だけでなく、バラエティとしても楽しめる番組構成です。

番組で紹介された走り高跳び選手のエピソードが話題に

2000年シドニー大会からリオで5大会連続出場。「日本初の義足のプロアスリート」など、アスリートとしての功績も素晴らしい鈴木徹選手。このフジテレビの番組では、鈴木選手の結婚エピソードに話題が展開されました。

爽やかなスポーツマンである鈴木選手の「子どもがいるので…」という発言に、「結婚してたんだ…」と明らかにガッカリするマツコさん。しかも、奥様が看護師だという告白から「やらしい!」とツッコミ、パラ・アスリートの結婚事情にも臆することなく切り込んでいきます。

妻「足一本くらいどうってことない」

マツコさんに「やらしい!」とツッコまれながらも、「医療関係者と結婚する人は多い」と語った鈴木選手。医療関係者と結ばれる理由や奥様とのエピソードを番組では語っていました。

事故をして足を失うと、もう一般の方とは付き合えないと思うんですよ。やっぱこうデート行くにもなかなか長く歩けなかったりとか、普通のデートができないんです。ただ、医療関係者だと普通じゃないですか。最悪亡くなっている方も見ていたりとか、だから大したことないんです、僕らも。

彼女から言われたのが、「足一本くらいどうってことない」って。それぐらいぶっとんでるんで。

それぐらいの現場に行っていて僕らを普通に見てくれるので、逆に普通ってものを取り戻せるんですよね。どうせ周りに気を使われるじゃないですか。(マツコ:だったらもうそれをハッキリ言ってくれたり、どうでもいいと思ってる人のほうが楽?)そうですね、はい。

出典フジテレビ「リオ2016パラリンピック開幕直前SP」9月2日放送より

この鈴木選手の発言に、マツコさんも「私も似たようなもの」と頷いていました。マツコさんだからこそ、引き出せたエピソードなのかもしれません。

この鈴木選手の奥様の発言は、番組を観ていた視聴者にも大きな衝撃を与えました。

鈴木さんが足を失ったのは大学への入学直前だった

事故を起こしたのは鈴木さんが18歳の時。中学高校と続けてきたハンドボールの功績が認められ、筑波大学体育学群に推薦入学が決まっていた。自身の運転する車で眠気を押し通し運転し続けたことで居眠りをしてしまい、ガードレールに衝突。鉄の破片が右足をちぎる様にして突き刺さり、その血管・神経は激しく損傷していた。

出典 http://www.ygu.ac.jp

「1週間以内に血液が流れれば足は救われる。それがダメなら切断するしか生きる道はない」そう告げられた術後。最初は紫色だった足が、日に日に死人のように白くなっていく。それは誰の目から見ても明らかだった。そして、卒業式翌日の3月2日、彼の右足はひざ下11センチを残して切断された。

出典 http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp

術後、義足をつけスポーツを続けていく決意をした鈴木さん。厳しいリハビリを乗り越え、走り高跳びの選手としての道を見出すのですが、この辛い日々を支えてくれたのが、番組でも語られていた入院中に彼の担当をしていた看護師だった奥様でした。

「右足が戻ってくると言われても断る」

一昨年、搬送された病院の看護師だった人と結婚しました。息子は8カ月。競技ができるのはあと数年ですから、スポーツで輝いている姿を見てもらいたい。失ったものは足だけ。それよりも、得たものがたくさんある。明るさだったり、前向きに進む姿勢だったり、人への感謝であったり。

もし、「右足が戻ってくる」と言われても、ぼくは「要らない」と断れる。足がない自分が自分。2メートルも跳んだし、スポーツで注目されるようになった。血は通っていないけど、義足が自分の足という思いはある。すべてを受け入れたということでしょうか。

ぼくが一番輝ける場所はスポーツ。夢をかなえるには、持っているだけではダメ。それに向かって、長く(努力を)続けることこそが大切。信じていることを、1人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

出典 http://www.sankei.co.jp

ここまでの過程には、私たちの想像以上に辛いことや大変なことがあったかもしれません。しかし、それでもスポーツを諦めず前に進み続けてきた鈴木選手。その精神はとても誇り高いものです。

5度目のパラリンピック。悲願のメダルなるか?

これまで出場した4大会すべて入賞を果たしながらも、残念ながらメダルは逃してきた鈴木選手。年齢を重ねながらもジャンプの精度を高め、メダルを視野に目指しています。

鈴木選手が出場する「男子走り高跳び T44」は9月13日午前6時36分頃に決勝がNHKで放送されます。鈴木選手の勇姿に注目したいです。

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