「口コミ」を評価している人は少なくないはず。宿泊するホテルや訪れるレストランなど、初めての場合は口コミは大切な情報源。筆者もサイトの口コミ欄を必ずチェックします。

口コミを見る人は、書いている人を信頼するでしょう。だからこそ書き込む人は信ぴょう性に従って書くべき。それが暗黙のルールとなっているのではないでしょうか。ところが「取るに足りないこと」を大げさにして「最低評価」をしてしまうという口コミ投稿者もいます。こうした人のために、本来ならばいい評価を得ている場所がランク落ちとなってしまったりするケースもあるのが現状…。

世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」

Trip Advisor
by jdlasica

みなさんにとってももうお馴染みかも知れません。ホテルだけでなくレストランやカフェなどにあるこの表示。これは世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」に登録していますよ、という意味です。

つまり、このマークがある店やホテルなどを利用した客は、インターネットで感想を書き込むことができ、その口コミ情報をもとに、今後の利用を予定している客は印象や料金の比較などができるようになっています。

世界最大の旅行サイト トリップアドバイザーは、旅行者が最高の旅行を計画・実行できるよう、旅の可能性を広げます。

何百万もの旅行者のアドバイスと、幅広い旅行の選択肢および数百を超える予約サイトから宿泊施設の最安値を検索できるツールとシームレスにつながったプランニング機能を提供しています。

月間ユニークユーザー数は約3億5,000万人。世界最大の旅行者のコミュニティとして、世界48の国と地域でサイトを展開し、世界660万軒を超えるホテル、レストラン、観光スポットに対して3億8,500万件以上の口コミ情報を掲載しています。

出典 https://www.tripadvisor.jp

このトリップアドバイザーの口コミ欄に、あるカフェの評価をした男性がいるのですが、この男性が今ネットで大炎上となっています。

カフェに最低評価をしたロベルト・ラタルロさん

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イギリス、ロンドン南東部にあるニュークロスというエリアのカフェ「 Birdie Num Nums」に立ち寄ったロベルトさん(33歳)とガールフレンド。彼はレモングラスが大好きだったので、「レモングラス&ジンジャーティー」をオーダー。

ところが、スタッフのミスによりロベルトさんに出されたのは「レモン&ジンジャー」だったのです。レモンとレモングラスは、言葉こそ似ていても全く異なるもの。ロベルトさんはスタッフのミスを指摘しました。

カフェのオーナは謝罪し、お茶代を返金した

Saturday Afternoon Tea. Lemon and Ginger tea from Heath and Heather
by debbietingzon

ロベルトさんの苦情を聞いたカフェのオーナーであるセヴジャン・メリッサさん(30歳)は、すぐに謝罪しお茶代の2ポンド(約275円)を返金、そして「お詫びのしるしに」とケーキをサービスしました。

ロベルトさんは、トリップアドバイザーに最低評価を…

Licensed by gettyimages ®

オーナーの謝罪を無視して、ロベルトさんはカフェ側のミスにフォーカス。そしてオーナーの前でトリップアドバイザーの口コミ欄に「最低評価」の書き込みをしたのです。

「僕はレモンじゃなくてレモングラスのお茶をオーダーしたんだ。客がオーダーしたものをちゃんと出さないサービスの悪さ。そして、なんと僕にカフェから出ていけと言ったんだ。信じられるかい⁉」

オーナーのセヴジャンさんによると、謝罪をしても横柄に苦情を言って来たロベルトさんが、自分の前でインターネットに書き込みをしているのを見て「ウチの悪口を書き込むなら外でしてもらえますか」と出て行くように頼んだそう。すると激昂したロベルトさんは、なんと999に通報し警察を呼んだのです。

ええっと…ティーバッグのミスで出動要請⁉

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ロベルトさんは、「カフェから追い出された」と警察に苦情を申し立てました。ロベルトさんの通報後、15分後に店に来た警察官は、実はロベルトさんの通報で駆け付けたのではなく、もともとこのカフェの常連客であり、オーナーのセヴジャンさんとも顔見知りの仲だったそう。

「あれ?なんか揉めてるようだけどどうしたの?」ということで事情を聞けば、「え?ティーバッグのミス?それだけ??」となったそうで…そりゃ誰でも驚き、呆れることでしょう。

ロベルトさんは、トリップアドバイザーに「僕はこのサイトの口コミ常連なんだ。どこに行っても口コミを書いている。このカフェのサービスの悪さはショッキングだ」と低評価をしたのですが、ティーバッグごときで呼ばれた警察側としては「忙しい警察の時間を無駄にしないでほしい」といったところ。そしてロベルトさんの大げさな通報は、セヴジャンさんとの間ではすっかり笑い話に。

警察車両の横でティーバッグ片手にポーズをキメるセヴジャンさん

Pinned from metro.co.uk

メディアの取材に対し、セヴジャンさんは「ロベルトさんはこちらのミスを謝っても横柄でした。そんなお客さんには店にいてもらいたくないので、出てもらうようにお願いしたのです。それに、ウチのインターネットを使ってティーバッグのことで最低評価を書き込んでほしくはありませんでしたから。」と話しています。

そして、ロベルトさんが書き込んだトリップアドバイザーの口コミ欄へ、セヴジャンさんはこのように返信しています。

「スタッフがしたことは、単なるミスです。それをあなたは声を荒げて怒り、謝罪を受け入れようとはしませんでした。そしてそのことを口コミ欄に早速書き込んだために、あなたには出て行って欲しいと言ったのです。警察を呼んでまで騒ぎにしたあなたを、あの後、警察の人たちは呆れていましたよ。私はこの10年間、カフェのオーナーをしてきてあなたのように無礼で理解のない客を見たことはありません。どうかもうウチには来ないでください。でも、あなたのガールフレンドは何の関係もないので、いつでも歓迎しますよ」

ネット上でも批判殺到!

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ロベルトさんがした行為に、ネット上では批判が相次ぎました。

「スタッフだったミスをする。謝罪をされたら受け入れるのが客だろ」
「なんて横柄な男なの」
「最低。そんなことで怒って、今度そのカフェでの食事をタダにしてもらおうとでも思ったのかしら」
「心が狭いね。こんな奴にもガールフレンドがいるんだ…」
「ワオ、ティーバッグを間違えて警察沙汰⁉本当の阿呆だ」
「途上国でさえ、こんな問題は起こらない」
「オーナーが警察を呼ぶならわかるけど…なにこの男⁉」

100%のサービスを提供するように努めるのが、店としては当たり前のことなのでしょう。しかし、サービスする側も人間。ミスをして素直に謝りおまけにケーキまで提供しようとしていたのにも関わらず、それを無視して声を荒げて怒ったロベルトさんは、やはり批判の的になっても致し方ないのでは…と思ってしまいますね。

オーナーのセヴジャンさんも「もう二度と来ないでください」とはっきりと返信していることだしロベルトさんももう足を運ぶことはないでしょうが、こういうことで警察の時間を無駄にすることだけは避けて頂きたいものです。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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