母親の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなってしまった天才ピアニスト・有馬公生が、自由奔放なヴァイオリニスト・宮園かをりと出会ったことで、もう1度"音楽"と向き合い成長していく青春ラブストーリー『四月は君の嘘』

累計発行部数500万部を突破、「泣ける青春漫画」と話題を呼んだ名作が、フレッシュな若手キャスト陣によって実写映画化。9月10日に全国ロードショーとなります。

今回、Spotlightでは映画『四月は君の嘘』でW主演を務める広瀬すずさんと、山﨑賢人さんにインタビュー。終始笑いの絶えない会話からは、心地よい撮影現場の雰囲気が伝わってきました。

芝居を超えたリアルなセッションに興奮

撮影が始まる半年前から個別で楽器の練習をしていたという広瀬さんと山﨑さん。練習中は、顔を合わせる機会がなくとも、お互いの存在が刺激になっていたよう。

出典Spotlight編集部

山﨑:僕が1時間しか練習出来ていないときに「今日、すずちゃん5時間くらい練習しているよ」とスタッフさんから聞いて、もうちょっと頑張らなきゃなと。すずの存在が刺激になっていましたね。

広瀬:私も賢人くんの練習の様子をスタッフさんから聞いて、「ここで差をつけてやる!」って燃えていました(笑)。でも、いざステージでのシーンになると、立ってヴァイオリンを弾いている自分の姿が様になっていない気がして…なかなか納得がいきませんでした。

山﨑:そこは、監督とプロデューサーさんが一緒にこだわってくれて、ちょっとでもダメだったらもっと頑張ろうって言ってくれたよね。

広瀬:うん。2人で演奏する場面では、より演技の楽しさを感じました。音が出ているところに賢人くんと実際に掛け合ったことで、リアルだったなと。お芝居も、本番だけ自然と出来たんです。

山﨑:本当にセッションしている感じがしてすごく興奮しましたね。

原作キャラクターの人生を想像して演じた

広瀬さんが演じる宮園かをりは幼い頃から病のため、入退院を繰り返してきた女の子。一方、山﨑さんが演じる有馬公生は母の死をきっかけにピアノを弾くことを辞めてしまう男の子。それぞれ大きな困難を抱えたキャラクターたちは、演じるのが難しかったとも話します。

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広瀬:ヒロインのかをりは強さと美しさがありながらも、淡い色に染まっている…というすごい不思議な世界観を持っているんです。そういう意味では演じるのが大変でした。「後悔するくらいならやる!」という部分は、自分とちょっと似ているなと思います。

山﨑:僕は、公生と結構似ているのかもしれないです。逃げてしまうというか、ちょっと一歩踏み出せないみたいな…最後は踏み出すんですけど(笑)。気持ちは分かるというか、近いところはあるなと思いますね。

広瀬:演じるときは、演じる年齢よりも前のことを想像しながらやっていましたね。かをりがいま前を向いているのは、それまでの17年間があったからこそだと思うので。

山﨑:やっぱり漫画やアニメでつくられた世界観があるので、比べられてしまうが故のプレッシャーはあったんですけど、公生が現実に生きていたらどうなるのかを想像しながら演じました。

仲良くなったのは心が開放的になったおかげ

初共演にも関わらず、何度も目を合わせながら微笑みあい、まるで昔からの友人のような空気感を放つ2人にお互いの印象と、仲良くなったきっかけについて伺いました。

出典Spotlight編集部

山﨑:仲が良い?いや~…

広瀬:実は…?

山﨑:はじめまして(笑)。

広瀬:はじめまして(笑)。

山﨑:すずとは今回が初共演だったんです。会う前のイメージは、もう「広瀬すず」っていう…すみません、ちょっと何言ってるかよく分からないですけど(笑)。でも、実際に会ってみると、ヴァイオリンを一生懸命練習している姿や役に向き合っている姿勢をみて、すごく強い部分がある人なんだなと感じました。

広瀬:賢人くんは、寝れてなさそうな人第1位のイメージ!いつ寝ているんだろうってくらい忙しいのに、ずっと元気だから凄いなぁって思ってました。

山﨑:元気じゃないよ?

広瀬:あ、ごめん(笑)。こんな感じで、現場でもいつも賢人くんがムードメーカーでした。

山﨑:仲良くなったきっかけは…なんだろう?江ノ島や海沿いなどの綺麗な町並みでのロケが多かったので、心も開放的になったというか。

広瀬:(中川)大志君が全員と共演していたから、なんとかしてくれるんだろうなって思ってたのに、1番人見知りしてたよね。

山﨑:「俺がみんなをつなげるわ」って言ってたんですよ。でも、現場に入ったら…え、全然しゃべんないじゃん!って(笑)。

広瀬:最初はみんなそわそわしてたけど、気付いたら仲よくなってたよね。

山﨑:それもネタにしてちょっと楽しくなるみたいな。

撮影現場では4人で劇中の台詞を言い合っていた

印象的な台詞が多い本作。現場では台詞をおもしろおかしく言い合うのが、メインキャスト4人(広瀬すず、山﨑賢人、石井杏奈、中川大志)の中で流行っていたのだとか。

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広瀬:いろんな台詞を言い合ってたよね。特に流行ったのは…

広瀬・山﨑:「かをちゃんは、渡が好きなの!」

一同:(笑)

広瀬:みんなでひたすらそれを言っていました。

山﨑:僕が1番言ってましたね(笑)。

広瀬:独特のスタイルがあるんですよ。こっち(山﨑)は崩してやるんですけど、あっち(中川)は説得する感じで、コントっぽく1人でやってた。

山﨑:言いたくなる台詞が多いよね。印象的なのはやっぱり「友人Aくんを私の伴奏者に任命します」かな。あとは、川に飛び込むシーンでの「思い切って、飛び込もうよ。まだ17だよ。」のあとの…

広瀬・山﨑:「こんなふうにねっ!」

山﨑:この台詞もいろんなところで使ってた。川じゃなくても飛び込もうとしてたよね(笑)。

広瀬:公生の台詞で好きなのは屋上で、「君が好きです」って言ってくれるところ。自分が願っていたことをストレートに言ってくれるトーンが公生らしくて。それはかをりとして、とても嬉しかったです。

川に飛び込むシーンでは「嘘」のような事件が発生

山﨑:携帯が水没しました。私物の…

広瀬:私が先に川に入っていたところを、賢人くんが動画で撮っていたんです。そのあと、賢人くんも入る番になったら、「よ~し!」ってポケットに携帯をしまって。撮影が終わったあと、楽屋の隣の部屋から悲鳴が聞こえてきました。

山﨑:スタイリストさんが「あー!」ってね。びしょびしょの制服のズボンを持ち上げたら、携帯の重みを感じてゾッとしたって言ってた(笑)。でも、川に入ったときも眼鏡だけは外れなかったよ。

広瀬:眼鏡を外しちゃうと、山崎賢人が溢れちゃうから(笑)。

山﨑さんが「女の子に教えてもらったこと」とは…?

出典Spotlight編集部

山﨑さんは、親友・渡亮太役を演じた中川大志さんとプライベートでも仲が良いとのこと。

山﨑:大志とは、下呂温泉に行きました。普段からもご飯に行ったり、家にも来ますね。

そんな中川さん演じる渡が、かをりへの想いに悩む公生へかける台詞の中にも、「無理かどうかは女の子が教えてくれるさ」といった印象的な台詞が。山﨑さんが実際に、女の子に教えてもらったことを聞いてみると…

山﨑:女の子に教えてもらったこと…なんだろう…?(小声で)なんか教えて、なんか教えて。

広瀬:(小声で)いまは、アクセサリーに指輪3~4個つけるのが流行ってる!

山﨑:アクセサリー、指輪3~4個付けるのが流行ってるみたいです。

広瀬・山﨑:
(笑)

山﨑:いま、教えてもらった(笑)。

広瀬:2人ともお洋服は好きだよね。私はシンプルで、メンズっぽいものが好き。

山﨑:僕は特に古着が好き。でも、最近は新品も好きだから古着とミックスさせて。

広瀬:私服が似てて、ファッションショーしたこともあったよね?

山﨑:赤と緑で、スカジャン着て。

広瀬:中が全身黒だったので、メイクさんに動画撮ってもらったり。

山﨑:ランウェイしたりね(笑)。

広瀬:そうそう、控え室で(笑)。

出典Spotlight編集部

声を揃えて台詞を言い、笑い合う瞬間もあれば、演技のことになると途端に真剣な表情になる。フレッシュな2人の何に対してもまっすぐな姿勢がとても印象的でした。

今をときめく広瀬すずさんと山﨑賢人さんが、楽しみながらも演技と向き合い作り上げた映画『四月は君の嘘』。この秋イチ「泣ける青春映画」をぜひ劇場でご覧ください。

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