記事提供:AbemaTIMES

AbemaTV『AbemaPrime』の金曜日コーナー、MCの池澤あやかとハヤカワ五味が様々なジャンルのスゴイ女性を招き、生き方を学ぶ「池澤、ハヤカワのスゴ女図鑑」。

2日は日本の伝統、巻き寿司で斬新なアートを表現する、巻き寿司アーティストのたまちゃんが紹介された。

巻き寿司をキャンパスに見立てアートにするという今までに無かった斬新な発想で、複雑な物になると制作するのに20時間以上もかかるという。

海外からも高い評価を受ける、たまちゃんの作品に対するコダワリ。この日スタジオでは新作の巻き寿司アートも披露された。

■現代美術 巻き寿司アーティスト・たまちゃんの経歴

専門学校を卒業後、イラストレーターとして約20年活動

2005年 巻き寿司アーティストとして活動開始

2013年 ノルウェー観光局主催「世界一長い『叫び』プロジェクト」第2位

2014年 ロイター通信から取材を受ける。作品集「Smiling Sushi Roll」発売

たまちゃんによると、巻き寿司アーティストになろうと思ったきっかけは「神のお告げ的な」感じ。「これいけるかも」と思ったそうで、初めてつくったのは、かわいがっているぬいぐるみだったという。

ノルウェー観光局主催「世界一長い『叫び』プロジェクト」とは、短い「叫び」をくっつけて、長い叫びをつくりましょうというもの。

様々な「叫ぶ」シーンの動画を集めるという企画で、たまちゃんがノルウェーで実演したとき、

「驚くというよりは、まずスマホ。まず撮影というような。心のなかでは思っていても、声には出ないような感じでしたね。普段の作品をみたときに、この表現方法をみたことがないので、頭ではわかっていても、切って出てくる表現って新鮮みたいで」(たまちゃん)。

まずスマホで撮影とは今の時代を象徴するようなエピソードだが、それは、たまちゃんの作品が素晴らしいアートだからだ。

さらにロイター通信から取材され、「ピカソの泣く女」が紹介されると、世界中に称賛の声とともにその画像が拡散した。

■新作実演!

材料はかんぴょうにパプリカ、お米、鮭フレーク、黒ごま、でんぶ、ゆかり。これらを、それぞれ大きさを調整して巻いていき、小さいのり巻きを何本か作り、そうして最後に合体させて巻けば完成だ。

できあがったのは、武田信玄の伝説である「信玄の隠し湯」がテーマ。

たまちゃん)お寿司って、具材が少ないですよね。ご飯ばっかりと考えたら、お吸い物とかお茶漬けとかスープとかなんでもいいんです。

美味しいんですかってきかれるんですけど、美味しいまずいじゃなくて、表現方法だと思っています。別にこれを食べてこういう味があるのかって気づくことがあるかもしれない。

切り分けて登場した武田信玄。

たまちゃんは、それをなんとお吸い物の素とともにお椀にいれ、お湯を注いだ!

食べてみたハヤカワは、見た目もさることながら、「ちょっとずつ崩すと、色や味もいろいろ楽しめていい」とデザイナーらしいコメントで、新たな発見があった様子。

「崩して食べる」ところまでがストーリーとして成立しているのだ。

たまちゃんは、絵柄とともに、「なぜこの絵柄なのか」、そしてその絵柄なら、こういう食べ方や見せ方はどうしたらいいか。などを考えると、とても面白いと話す。

そしてお寿司のもう半分を切り分けると、なんと武田信玄の奥さんの三条夫人が登場!一本が、どこを切っても同じというお寿司の概念を覆すアイデアにスタジオからも感嘆の声があがった。

たまちゃんいわく、「巻き寿司でアートを作っちゃいけないとは誰もいっていない」。しかも「巻き寿司をお湯に入れてはいけない、なんてそんなルールも無い」。自身の作品を見て、世間の思い込みや常識を覆す考えかたなど見つけて欲しいという。

そしてもう一つの作品。切り分けていくと、男女の足あと、そして小さい足あと。切り分けながら、「カップルがいて、足あとが交わり…」とまさかの下ネタかとおもいきや、赤ちゃんが誕生というストーリーで、もはや手品か何かを見せられているよう。

そして、たまちゃんの「スゴ女格言」は「自分で考える」というもの。

「なにごとも人のせいじゃなくて、自分で考える。日本は自由ですよね。誰もやっていないからといって、やっちゃだめということはない。こんなことを言ったら笑われちゃうかな?なんて考えずに、どんどんやってほしい。笑ったほうが楽しい。笑えればいいんです」(たまちゃん)

たまちゃんは、今月16日に浅草で、ワークショップを開催。参加者が巻き寿司でこけしの頭を作り、それを写真に撮り、ひとつの作品にするという企画を行う。食べるだけではなく、楽しみがみつけられる“巻き寿司アート”を体験できる。

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