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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
鼻水が止まらないとき、呼吸もしづらいし、ティッシュも手放せないしで大変ですよね。

そもそもなぜ鼻水が出るのか、メカニズムはどうなっているのか、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のテーマは「鼻水が止まらない時の対処法」です。メカニズムから止める方法まで医師に聞いてみました。

鼻水が出るメカニズム

鼻水は鼻腔にある鼻腺などから分泌される粘液と血管からの浸出液が混ざったもので、通常のときにもずっと分泌され続けています。

ただ、鼻風邪などをひいたり、花粉症など何らかのアレルギーの症状が出た時には多量に分泌されます。

鼻水の3つの役割

■鼻呼吸をしたときに鼻から入ってくる空気の湿度を高める

■気道粘膜を細菌やウイルスなどから保護

■細菌やウイルス、アレルゲンとなる物質を洗い流す

鼻水が出る5つの原因

【風邪をひいている】
風邪のウイルスや細菌を鼻腔から洗い流すために鼻水が分泌されます。

【花粉症】
花粉症の方の鼻腔に花粉がつくと異物と認識されて鼻水が多く出てきます。

【ほこりや動物の毛のアレルギー】
花粉症と同じメカニズムで、アレルゲンが鼻腔についた場合に起こります。

【辛いものを食べた時】
唐辛子やコショウなどが含まれたものを食べると、鼻腔内にそれらの成分が入り、この刺激物を洗い流すために鼻水が多量に分泌されます。

【血管運動性鼻炎】
アレルギーではないのにアレルギー性鼻炎のような症状が起こるもので、自律神経のバランスの乱れなどが原因と考えられています。

鼻水の色で体調がわかる!?

【透明】
いろいろな原因で出ますが、花粉症などによるアレルギーでも透明なさらさらした鼻水が出るといわれます。

【黄色】
風邪の時や、副鼻腔炎の時などにも見られやすいです。

【緑色】
急性副鼻腔炎などの時にも見られますが、風邪がもう治りそうなときにも緑色の鼻水が出ます。

ウイルスや、血球などの残骸が含まれています。

鼻水が止まらないときに考えられる病気

【アレルギー性鼻炎】
透明のさらさらした鼻水が出る。

【副鼻腔炎】
黄色っぽい鼻水が止まらない。赤茶色などの鼻水が出るケースもある。

片側だけ鼻がつまる鼻中隔湾曲症

鼻中隔湾曲症といって、鼻の中で片側にだけ軟骨が寄ってしまっている状態や、鼻茸が出来ている場合などに片側だけ鼻が詰まる症状が起こることがあります。

鼻水を止める医学的に効果のある方法

■アレルギーが原因であれば、マスクをする

■上半身が高くなるようにタオルなどで寝床に傾斜をつける

■寒暖差に原因がある場合、室内外の温度差を7~8度以下に抑える

■部屋を加湿する

■抗ヒスタミン薬を服用する

抗ヒスタミン薬は鼻水やくしゃみのお薬として処方されたり、市販の風邪薬などに配合されています。

鼻水を止める民間療法は効く?

【メンソールが配合されている軟膏薬を塗る】
メンソールによる清涼感などから考えられた方法かと思いますが、鼻の下が荒れたり、かぶれてしまったりしないように注意が必要ですね。

【息を止めて頭を上下に振る】
インターネットなどで広がった方法ですね。なかなか効果があると評判の高い方法です。

【ねぎを貼る】
長ネギに含まれる硫化アリルの効果で鼻水が止まりやすくなるといわれています。

【玉葱湯】
こちらも硫化アリルによる効果ですね。
長ネギ、玉ねぎ以外にも、ヨーグルトやれんこんが鼻水に効果のある食材とされています。

≪それってアレルギー性鼻炎?それともただの風邪?≫
気になる鼻水、実は風邪ではなくて【アレルギー性鼻炎】かも…?

医師からのアドバイス

非常につらい鼻水ですが、意外と身近なもので改善する場合があるものですね。軽い鼻水であれば、よかったらこれらの方法を試してみてくださいね。

(監修:Doctors Me 医師)

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