記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
花粉やハウスダスト、食べ物など、人によってさまざまなアレルギーがあります。

自分や、お子さんが実はアレルギーを持っているかもしれませんので、その場合は検査が必要です。

そこで今回は「アレルゲンの種類とその症状」と題し、アレルギーの種類や、検査方法などを医師に解説していただきました。

アレルゲンの種類

【花粉】
花粉症の原因によるものです。目のかゆみや鼻水くしゃみなどの症状があらわれます。

【ハウスダスト、ダニ】
こちらも比較的多いアレルギーで、血液検査もおこなうことができます。

【薬品】
ペニシリンアレルギーなどが知られ、薬物アレルギーがある場合はその薬剤は避けなくてはいけません。

【動物】
猫や犬の皮屑、鳥類の糞、マウスのアレルギーなどが知られています。

【食物アレルギー】
多種多様な食物アレルギーがあり、牛乳や卵、そばアレルギーなどが有名です。

病院で受けるアレルギー検査方法

【血液検査】
血液検査にて、IgE抗体と好酸球それぞれの数値を計ります。アレルギーの場合どちらも高くなると考えられます。

【特異的IgE抗体検査】
血清の中に特定の物質(アレルゲンとなるもの)に対するIgE抗体が存在するかを検査するものです。

【食物除去検査、誘発検査】
食事からアレルゲンと思われるものを除去して7~14日間くらい症状の変化を見た後、その後そのアレルゲンと思われるものを食べて症状がどうなるか見ます。

【吸入誘発検査】
皮内テストよりさらに10倍に薄めたアレルゲンの溶液を3分間吸入して反応を見る検査です。

【皮膚の反応を見る検査】
アレルゲンとなる物質を皮膚につけたり、吸収させてみることによって出る反応を見る検査です。

やり方によって、パッチテスト、皮内テスト、スクラッチテストなどがあります。

成人に多い食物アレルギーの症状と検査

成人の食物アレルギーは、子供よりもずっと少ないのですが、野菜や果物などに対してアレルギーを生じることが多いといわれています。

交叉反応といってアレルギー反応に関連する部分の構造が花粉症の原因となる植物のそれと似ていることでアレルギー反応を起こしやすくなるといわれています。したがって花粉の検査も併せてする場合があります。

小麦やエビ・カニなどのアレルギーも時々耳にすることがあります。

小児のアレルギー検査の特徴

子供のアレルギーは身体の機能が未熟であることからアレルギーが大人に比べて非常に多いものです。

大人と同じように血液検査を行いますが、成長とともにその食べ物に耐性がついて食べられるようになっていく場合も多いのが特徴です。

アレルギー検査は何科で費用はどのくらいか?

アレルギー検査は子供は小児科、大人はアレルギー内科や皮膚科、耳鼻咽喉科などで行われる場合が多いように思います。

費用は検査方法や項目数にもより、保険適用であるにもかかわらず診察代などを含め一万円以上になる場合もよくあるようです。

自宅でできるアレルギー検査

自宅で指先などから採血をおこない、郵送してアレルギーの検査ができるキットも通信販売などで販売されています。

≪日本人の3人に1人が発症している!?≫
花粉症の可能性をセルフチェック【花粉症】診断

医師からのアドバイス

アレルギーは時代とともに増加し、大きな問題となっていますが、正確な情報を得て、適切に対処することで得られるメリットは非常に大きいものです。まずはしっかり検査をおこないましょう。

特に、子供さんの場合などは時にお父さんお母さんの思い込みだけで食べ物を制限しているケースが健康上、問題になっていることもあります。

(監修:Doctors Me 医師)

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら