「町を作る」と言い出したのは、何年前だっけな?

ライブで必死こいて集客しているのに、せっかく集めたそのエネルギーをライブ終演と同時にリリースしてしまって、お客さんは帰り道に、劇場近くの『和民』や『ガスト』に流れる。

当然、『和民』や『ガスト』のお客さんが、僕のライブに流れてくるようなことはないから、次回のライブは、また何の力を借りることもなく一から集客をしなければならない。

もう、このライブの仕組みをブチ壊しちゃって、ライブ終わりに行く居酒屋をライブで案内して、その居酒屋の店員さんがお洒落な服を着せて、お客さんに服屋さんを案内して、その服屋の店員さんにお洒落な髪型をさせて、お客さんに床屋さんを案内して、その床屋さんに、今度は僕のライブを案内させる。

つまり、ライブに集めたエネルギーをライブ終演と同時にリリースするのではなくて、循環させて、再び戻ってくるようにすれば、次回の集客の負担が少し減る。

この仕組みを作らないと『お笑いライブ』を続けていけないなぁ、と思って、『おとぎ町』を作ると決めた。

「なんで芸人が町なんか作ってんの?」

「そもそも、町を作れると思ってんの?」

そんな声は全部無視。

10万人が束になってかかってきても、余裕で論破できる。

僕は10年後も20年後も30年後も『お笑いライブ』を打ち続ける。その為に、考え、行動する。

まぁ、この辺のことは新刊『魔法のコンパス』に全部書いたので、是非読んでみてください。

この本が、なんか、もの凄く売れているみたいで、なんか、面白いらしいです。

お求めの方はコチラ

そんなこんなで現在建築中の『おとぎ町』。

今日は、その『おとぎ町』の井戸の開通式&バーベキュー大会がありました。

クラウドファンディングで集めたお金で掘った井戸。

「お金、集まるかなぁ」

「井戸って、どうやって掘るのかなぁ?」

「水、出るかなぁ?」

井戸から水が出た瞬間、そういった不安から解放され、皆、沸き上がる。

人を幸せにするのは、『クオリティー』ではなくて『伸び率』で、僕らは「水が出ないかもしれない」という不安さえあれば、《たった》水が出ただけで、これだけ歓声を上げることができる。

これだけ笑うことができる。

水なんて、蛇口をひねれば出るのにね。

数年前、「ディズニーランドに行く娯楽よりも、ディズニーランドを作る娯楽の方が、伸び率があるから面白いよ」と、声を上げた。

当時、ほとんどの人から「何言ってんの?」と白い目で見られたけれど、それでも言い続けていくと、一人、また一人と同士が増えて、今日みたいな日が生まれた。

今日はオリーブの苗も植えた。

お客さんはお金と時間を払って、働いている。

理解できない人には、まるで理解できないよね。

「なんで、金を払って、働くんだよ!」

てな声が聞こえてきそう。

でも、考えてみてよ。

バーベキューなんて、自分達が食べる肉を、お金を払って、自分達で焼いてんだぜ?

「あー、畜生!なかなか火がつかない!」

「火がついた!やったー!!」

伸び率だよ。

おとぎ町は絶対に作る。

作った場所にお客さんを呼ぶのではなく、作る場所にお客さんを呼ぶ。

作り手と受け手の境界線を曖昧にして、『おとぎ町』という待ち合わせ場所で、『全員クリエイター 全員オーディエンス』を実現させる。

作業用の前掛けと、町の通貨も皆と一緒に作ったよ。

日本一嫌われている芸人なもんで、なかなか風当たりが厳しい中、それでも、いつも一緒に遊んでくれる皆さん、本当にありがとう。

一緒に、一番面白い場所に行こう。

発売3日で完売となった新刊『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』の重版(三刷目)が決まりました。

タレント本ランキング1位だってよ。

自分に興味がある人の数字しか計上されないから、自分のことを嫌っている人が、10人であろうが、10億人であろうが、ゼロだよ。

『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』

お求めは→コチラ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス