記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。

2016年9月1日(木)に、9月1日は子どもの自殺が1年で最も多い日といった悲しい現状が話題に上っておりました。

夏休み明けで、さまざまなストレスやプレッシャーから、子供たちが自殺をする場合があるそうです。

若者の自殺率があがる日本において深刻な問題となっている「9月1日に自殺が多い理由」について、医師に解説をしていただきました。

「9月1日」に自殺が増えてしまう理由

・家庭における悩み
・友達関係での悩み
・部活動での悩み
・勉強や進路の面での悩み
・いじめの問題

夏休みが明けて、学校などでの複雑な人間関係やいじめに悩む子供などは、夏休みが明けるとき、不安や恐怖、プレッシャーなどで追い詰められた結果、大変残念なことですが自ら死を選んでしまうことがあるものと思われます。

「学校にいかない選択肢」について医師の見解

学校はもちろん、非常に大切なものですが、命をかけていくようなものではないと思います。

教育は生きていれば受ける機会がありますし、本当に「死ぬほどつらい」思いをしているのなら、行かないというのも当然一つの選択肢になります。

子供たちにとっての「逃げ道」の重要性

気を許せる友人であったり、家庭の中、あるいは近所の人や親せきのだれかなど、心を開いて話ができる相手を持つことが一つの大切な逃げ道となる場合があります。

それから、フリースクールや保健室、図書室など、どんな場所でもよいので自分が落ち着いていられる場所、もし可能なら自宅以外の居場所を見つけることも大きな逃げ道といえるでしょう。

趣味などでも構わないので、自分が自分らしくいられる時間をもつことが大切です。

子供たちへ向けたツイート

この子供たちの自殺問題に対して、Twitterでは以下のようなことがつぶやかれています。

ロンドンブーツ1号2号田村惇さんのツイート

「気持ちが乗らないなら
学校なんて
無理して行くことない
その代わり
他の場所を探す努力を
学校以外にも
学ぶ場所は沢山ある。」

出典 https://twitter.com

神奈川県鎌倉市立図書館のツイート

もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。

出典 https://twitter.com

確かに図書館には静かな雰囲気や書物のにおいなど何とも言えず落ち着ける雰囲気があるように思います。

どうしても気乗りがしないのであれば、本を読んで過ごす一日、というのもよいのではないでしょうか。

保護者が「休むことを認める」ためのコツ

もちろんケースバイケースですが、子供が何かに悩んでいかないと決断しているようなときは親として、行かないことに関する意見を言うのはやめましょう。

子供が行かないと決断したことに関して、「そうか、今日は行かないのね」といったように子供の気持ちに寄り添って、善悪の判断を入れない形で認めるのが良いのではないでしょうか。

≪自分でも気がつかないうちに心が病んでいるかも…≫
心のお疲れが爆発する前に、今の心の状態を知るには

子供たちの悲しみ苦しみを救える社会へ

夏休みが明け、学校がはじまるといったことが自殺を決意させるほど子供の心に影を落としていることにかなりショックを覚えます。思い出してみれば、大人の想像もつかないくらい子供にとって巨大な存在なのが学校です。

もちろん、社会生活のトレーニングも大切ですが、大人になる機会を奪ってしまうほどの悲しみや苦しみの中にいる子供たちに、常にシェルターとなれる大人で、社会でありたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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