大人になってもなかなかやめられない爪噛み癖や、歯並びや噛み合わせに影響を与える子供の指しゃぶり。そんな癖を未然に防ぐためのアイテム『ビターネイル』が、株式会社アメージングクラフト(大阪府)から発売された。

安心の日本製で、その名の通り、強力な苦味成分を配合したトップコートとのことだが、その苦さはいかに?

ギネス認定の苦味成分安息香酸デナトニウムが、後からジワジワ来る苦み!

指しゃぶりは、1歳までの発達過程で必須なもの。3歳ごろまでに徐々に減少していくが、指しゃぶりが癖になってしまうと、噛み合わせが悪くなったり、舌足らずになったりするので、やめさせる必要がある。

爪噛みも、爪の形が悪くなってしまうので良くない。どちらも原因は子供の心理面にあると言われている。

『ビターネイル』(10ml・希望小売価格 税込2,980円・発売中)の苦味の成分は、安息香酸デナトニウムとセンブリエキス。「センブリ」は、言わずと知れた苦い生薬。センブリ茶が罰ゲームで飲まれているのをテレビで見たことがある人も多いだろう。

「安息香酸デナトニウム」はギネスブックに最も苦味の強い物質として記載されている。口にしてはいけない化学物質のようだが、日本では誤飲防止のために、おもちゃやmicroSDカードなどの表面に塗られていて、食品添加物として認可されている

この苦いトップコートが、指しゃぶり・爪噛みをすることで口の中で溶け、その苦いトラウマから癖をなくそうというもの。

指の形をしたインパクト大の箱から取り出してみると、白い液体のトップコート。通常のトップコートよりもサラサラしていてい、塗る時はボトルのふちでしっかりトップコートをきって塗る方が良いだろう。

爪に塗ってみると、無色透明だが、ツヤツヤとした爪になる。爪の検査があるような学校ではバレてしまうかもしれない。

サラサラした液体なので、塗りムラができにくく、塗りやすい気がした。また、速乾性で、使用方法の通り1分乾かさなくても、他の指を塗っている間に乾いてしまう。

爪に塗ってみると無臭だが、瓶のまま匂い嗅いでみると、少し「ツン」としたどこかで嗅いだことのあるような匂いがする。

さて肝心の味。爪をペロリと舐めてみた直後は、全くの無味。「なんだ、全然大丈夫じゃん!」と思った矢先、苦味がジワジワやってきた。風味や香りがなく、苦味だけがやってくるので、とても苦く感じた。しかも舌の上で苦みが居座っているような、そんな後を引く苦味。

指しゃぶりは、爪を舌に当てるようにしゃぶるため、『ビターネイル』作戦が功を奏す。この苦さは、大人でも「うぇ!」っとなるのだから、子供からしたらかなり辛いだろう。

残念ながら『ビターネイル』は、数回爪を舐めたぐらいでは落ちない。爪先などでこすると部分的には剥がれてしまう。

使用方法には、リムーバーは不要で、ぬるま湯や市販の消毒用アルコールを使用して落とすと書いてあり、記者も試してみたが、消毒用アルコールでは落ちず、2日ほどの入浴で8割落ちた。

爪噛みの癖がない記者だが、料理の味見などで指先に付いたものを舐めるとき、『ビターネイル』の苦味に2日ほど苦しまされた。

速乾性で塗りやすいからと言って、おしゃれが好きな女の子の場合喜んで塗らせてもらえるだろうが、そういうものに全く興味のない男の子だと塗るのが難しいだろう。爪を噛む癖がある大人であれば、自分でさっと塗れるが、苦味に慣れてしまわないように注意しなければならないと感じた。

指しゃぶりや爪噛み癖の原因には、精神的なものが多い。指をしゃぶっている子供に、しゃぶらないよう怒鳴りつけることでさらに精神的ストレスを与えるよりも、『ビターネイル』を塗って直感的に「しゃぶってはいけない」と自ら感じることで、癖がなくなるかもしれない。

蛇足だが、癖をなくすのに最も大切なのはスキンシップだそうだ。

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