秋到来!今年の秋こそ読書に挑戦したい

先週までうだるように暑かったのに、あっという間に肌寒くなってきました。
そんな秋にこそ小説を読んでみてはいかがでしょうか。
本を読むことが苦手なあなた、時間があれば読むんだけどな…なあなた、小説って何読んでいいのか分からないよ、なあなた。

重松 清先生ファン歴10年以上の私が渾身のおススメ小説をご紹介します。

第3位 【きみの友だち】

頭がよくてちょっと意地悪な恵美ちゃんと、何をやってもぐずな由香ちゃんは、ある事故が起きてから誰とも付き合わなくなった。勉強もスポーツも抜群でライバル同士だったブンちゃんとモトくんは、あることがきっかけで全然チグハグになった。それでも……衝突や痛みや喪失を乗りこえて輝く「友だちという関係」を描く最高傑作。

出典 http://www.shinchosha.co.jp

この作品は短編小説集だからとても読みやすいです。またそれぞれの話がつながっていて、ラストの短編で壮大なクライマックスを迎えます。
今まで読んできた話に感情移入すると、ずっと見守ってきた親戚の立ち位置のような気分で、ほろほろと泣いてしまうでしょう。

この作品の一番のポイントは、どこかの短編に【私】がいること。
人気者だったのにあっという間に一人ぼっちになってしまった【私】
いつも嫌われないようにクラスの力関係をメモしている【私】
一番だと思っていたのにそれを上回る人が突然出てきてしまった【私】
自分の親友が好きな子と両想いになってしまった【私】

友だちってなんだろうと、思い出させてくれます。

第2位 【とんび】

高度経済成長時代の1962年(昭和37年)、運送会社に勤務する28歳のヤスは愛妻・美佐子の間に息子・アキラが誕生し、生涯最高の喜びに浸っていた。美佐子とともにアキラの成長を見守り、幸せな日々を過ごしていたが、ある日、ヤスが連れて行った仕事場でアキラを庇った美佐子が事故死してしまう。ヤスはその日から幼くして父親に捨てられた悲しみと美佐子を亡くした後悔を乗り越えながら、アキラを不器用ながら真っ直ぐに育てていく。

出典 https://ja.wikipedia.org

この作品はドラマ化もされていて、知名度も高いのではないでしょうか。
2012年にNHK総合テレビの「土曜ドラマスペシャル」で放送されました。
主演は堤 真一さん、息子のアキラ役は池松 壮亮さんです。
2013年にはTBS「日曜劇場」でも放送されています。
こちらは原作の時代設定より10年ずらしたリメイク版です。1972年から2000年が舞台となり、アキラの回想形式で話が進みます。
主演は内野 聖陽さん、アキラ役は佐藤 健さんです。
やっぱり小説は苦手だと思う方はドラマを見て欲しいです。
そしてドラマを見られた方は原作こそ読んでいただきたい。

ホリエモンこと堀江 貴文さんがラジオで著書『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った』の中でも一番泣けたと紹介するほどの名作です。

第一位 【きよしこ】

名前はきよし。どこにでもいる、君によく似た少年。言葉がちょっとつっかえるから、思ったことをなんでも話せる友だちが欲しかった――。お話は、あるクリスマスの夜、不思議な「きよしこ」との出会いから始まる。出会い、別れ、友情、ケンカ、そしてほのかな恋……もどかしい思いを包むように綴られる、「少年のすべて」。

出典 http://www.shinchosha.co.jp

これぞ重松 清先生の真骨頂とも言えるべき作品。
一ファンの意見ですが、重松節には大きく3種類のテーマがあります。
●吃音
●冴えない普通の中年男性
●思春期男子(特に上京するストーリー、いじめ)
この作品は、これぞ重松 清!!!と言っても過言ではないほど、重松節が凝縮された作品だと感じます。
初めて重松 清先生の作品を読むなら、ぜひ『きよしこ』を読んで相性を確かめてほしいです。

最後に

重松 清先生の小説は入学試験でも出題されているので、目にされた方は多いのではないでしょうか。
過去に友人に勧めた際、「文章が優等生すぎる」と言われたことがあります。
小説は相性だと思います。
読書が苦手だった方はその作家さんとの相性が合わなかったのかもしれません。
今回紹介した小説は、どれも文庫化されていて手に取りやすいです。
一人でも多くの方が読書の秋を楽しむことができますように。

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美味しいご飯、知らないことを知ることが好きです。読書が大好き。スピリチュアルが好きで、正反対の物質エネルギーの象徴お金も大好きです。引きこもりタイプ、誘われたら嬉しい党。

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