先日、長男(5歳)のサッカーの大会があり、衝撃を受けたことがありましたので書いてみます。

うちのチーム(というか、特に長男)は、いつも自由でふざけたり走り回ったりして毎週サッカーをほとんどしていません。

指導して下さるコーチに申し訳ないと思いながらも、コーチも飛行機して遊んでくれたり、みんながボールに慣れることが大事だと言って楽しませてくれるので、長男もそのつもりでいるようでした。

私も、サッカーをするには時期が早いんだろうと思っていたし、楽しければいいと思っていたから
「幼稚園生なんてこんなもんだろう」
「真剣にやるのは、小学生ぐらいからかな」とか、勝手に決めつけていて、「お友達と仲良くできればいいよ」と、サッカーを特に頑張らせることをしてきませんでした。

そして一試合目から衝撃を受けることになりました。これが、第一試合の前の作戦タイム。

一見整列しているように見えますが、青のユニフォームは相手チームです。長男のチームは、手前に黄色いビブスをつけた子がひとり。

長男の「おしっこー」やら、走り回ってるやらで、なかなか集まらない。どのチームよりもふんわり(良く言えば)しており、ルールもよく知らずオウンゴールの嵐。案の定、全ての試合にぼろ負け。

ここで、今までの自分が間違っていたことに気がつきました。私は今まで「まだ幼稚園生なのだから、一番大切なのはお友達と仲良くできること」と思っていました。そして長男にもそう伝えていました。でも、それって彼にとってかわいそうなことをしていたんだとわかりました。

どのチームの子供たちも一生懸命ボールを追いかけ、ゴールが決まったら飛び上がって喜び、負けてしまったら泣いて悔しがる。「幼稚園児だから」と私が勝手に諦めていた、「スポーツに打ち込む」ということを他のチームの彼らはもう、やっていました。

私が今まで言ってきた「お友達と仲良くしなさい」は、サッカーをすることに対して

勝ちたい気持ちを生むこと、
負けたら悔しいと思うこと、
だから努力しようと思うこと、
すなわち上手くなること、
一緒に頑張った上で生まれる友達との絆、

これらの全てを奪っていました。他のチームの親の応援をみると、熱心さ、親の頑張り、子供にかける気持ち、全てにおいて反省することばかりでした。

ちなみにうちのチームでも、毎週のサッカーで一番頑張る年少さんは得点を決めて、表彰されていました。自分が好きで努力できるということが、上達には本当に大事ですね。


毎週の土曜日の練習は、お父さんが多い中いつも私一人で、次男も連れてサッカーの練習にいくのがおっくうでした。動きまわる次男を制御し続け、練習中の長男のことは、怒られていてもあまり見てあげられていなかったように思います。私は、自分がいっぱいいっぱいで大変だから「楽しければいいよ」と言ってたのかもしれないと思います。努力をさせないようにして、長男の足をひっぱっていたんだなと。


子育ては手探りです、日々気がつくことがたくさんあって、その都度修正しながらやっています。いつのまにか視野が狭くなってしまい、毎日が不安で、毎日反省しています。

「頑張る」ことの楽しさに本人が気付くことが大事で、親がちゃんと「頑張らせる」ことも、大事なことだと改めて実感した出来事でした。

この記事を書いたユーザー

須藤 暁子 このユーザーの他の記事を見る

医師、コラムニスト。Spotlightプラチナ公式ライター。
大学病院に勤務する二児の母。総合格闘技、プロレス興行でリングドクターを務める。
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