記事提供:LITALICO 発達ナビ

ADHDの息子は、小学校一年生のときから字を上手に書くことが苦手でした。いつまでたっても下手なままだったのですが、そこには息子の性格だけでなく、本人なりの理由があったようです。

メモが読めない…!とにかく字が下手な息子

息子は小さいころから、字を書くのが人一倍苦手です。メモは読めないし、枠の中で字を書くこともできませんでした。男の子とはいえ、いくらなんでも下手すぎる!「習字を習ったほうがいいんじゃないか?」と私は心配していました。

どうにか原因を探ろうと、アドバイスや筆記用具の工夫をしてみたものの下手なままです。以前は練習するうちに上手くなるのではないかと期待もしていましたが、結局高校生になっても変わらぬままでした…。

なぜ字が下手なの?直接本人に聞いてみた

高校生になった息子にある日、字がうまく書けない理由をなんとなく聞いてみたところ、

「字はオレが読めればそれでいい」

「小学校低学年の頃は字をキレイに書く必要性を感じなかった」とのこと。

なんだそれ!?ただ怠惰なだけだったの!!

原因や改善策を考え続けた私にってはなんとも拍子抜けする答えでした。

テキト―さは、息子なりの順応方法だった

しかし、よく聞くと理由はそれだけではありませんでした。

息子によると、「キレイに書かなくちゃ」と思うほど体に力が入り、上手くできなかったので諦めたようです。その結果、汚い字でもOK!OK!なテキトー男になってしまったというのです。

私はそれを聞いて初めて、発達障害の子どもの中には人一倍不器用で、腕や指に入れる力の加減がうまくできないことから、細かい作業を苦手とする子がいるということを知りました。

一見怠惰なだけなように見える息子の行動も、本当は自分の特性に順応するための、本人なりのやり方だったのかなと思います。

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