家族が増えた、勤務地が変わった、収入が上がった、などなど、住み替えのきっかけは様々。

特に子どもの有無によって、物件を探す際にこだわるポイントも変わってきます。

今回は、子どものいる家庭、いない家庭別に発表された「物件選びで重視したポイント」&「住んでみて気になるポイント」を参考に、物件選びのヒントを探ります。

■本当に“一緒”で大丈夫?「重視したポイント」TOP5は子どもアリ・なし世帯ともにまったく同じ!

「物件選びで重視したポイントは?」という質問への回答は、以下の通り。

▼子どもあり世帯ランキングTOP5
第1位 最寄り駅からの所要時間(20.0%)
第2位 価格(19.3%)
第3位 間取り(14.0%)
第4位 通勤・通学手段や所要時間(12.0%)
第5位 周辺施設(8.7%)

▼子どもなし世帯ランキングTOP5
第1位 最寄り駅からの所要時間(27.1%)
第2位 価格(19.1%)
第3位 間取り(12.2%)
第4位 通勤・通学手段や所要時間(11.2%)
第5位 周辺施設(6.4%)



子どもあり世帯と子どもなし世帯のランキングTOP5は、なんと全く同じでした。しかし、その内訳に違いがあるようです。

子どもあり世帯は第1位の「最寄り駅からの所要時間」20.0%に比べ、子どもなし世帯では27.1%と、子どもなし世帯の方が比率が高め。

第2位以降の「価格」「間取り」「通勤・通学手段と所要時間」「周辺施設」では、両者で比率にそこまでの大差はないものの、全ての項目で子どもあり世帯が子どもなし世帯を上回っています。

■「子どもを抱っこして移動」するイメージで周辺環境をチェック!

「徒歩圏内に区役所、小児科のある総合病院、スーパー、公園や児童施設、銀行があり移動手段に何も使わず便利だったから。(37歳女性)」

このような意見から、子どもがいる家庭では、自分の利便性だけを優先することは出来ず、子どもを中心に考慮しなければならないポイントがたくさんあることが伺えます。

急な病気にもすぐ対応できる小児病院や気軽に出かけられる公園が近いと安心ですし、特に子どもが小さなうちは、ちょっとしたお買い物でも子どもと一緒に行かなければなりません。

少しでも近くに必要な施設がそろっていると、身体的ストレスはもちろん、気持ちの面でも楽になりますよね。

物件選びで重視したポイントは一緒だったものの、「実際住み始めて気になるポイントは?」との質問では、子どもの有無で回答もバラけました。

▼子どもあり世帯ランキングTOP5
第1位 特にない(20.7%)
第2位 面積・広さ(13.3%)
第3位 周辺施設(12.7%)
第4位 最寄り駅からの所要時間(12.0%)
第5位 向き・方角(6.7%)

▼子どもなし世帯ランキングTOP5
第1位 特にない(28.7%)
第2位 周辺施設(11.2%)
第3位 最寄り駅からの所要時間(10.6%)
第4位 価格(7.4%)
第5位 治安(6.4%)



子どもなし世帯ではランキング外の「面積・広さ」が、子どもあり世帯は13.3%で第2位にランクイン。

”入居後に家族が増えた”、”子どもの成長に伴い狭くなった”といった回答が多く見られ、子どもあり世帯だからこその悩みだと言えるでしょう。

一方の子どもなし世帯では、第2位「周辺施設」11.2%、第3位「最寄り駅からの所要時間」10.6%と、利便性について気になる方が多いようです。

「周辺施設」や第5位の「治安」6.4%については、入居時には想像できなかった問題が生じる可能性がある項目なので、あらかじめ予測することが難しい部分でもあります(近くのスーパーが閉店してしまった、近くで物騒な事件が起きた、など)。

実際住んでみて初めて気づくポイントは、子どもの成長や家族構成の変化とともに変わる子どもあり世帯に比べ、子どもなし世帯では突発的な事柄によって左右される傾向にあるようです。

■「最寄り駅からの所要時間」はここに注意!

「駅からの距離」は、実は賃貸・売買物件、子どもの有無に関わらず要注意ポイント。

たとえば「駅徒歩○分」の表示は、基本的には「駅からの距離を分速80mで割った時間」となります。ですがこれはあくまで「地図上の距離」

「思ったより距離があった(31歳男性)」

という意見のように、実際歩いてみると信号があったり、上り坂になっていたり、表示よりも時間がかかるパターンもあるので、きちんと確認しておきたいところです。

物件選び大成功ともいえる「特にない」という回答の割合にも注目。

子どもなし世帯の28.8%に対し、子どもあり世帯が20.7%とやや下回っています。



最後に。

「家族が増える予定があり探していた所、双子とわかり急遽、大規模な変更が必要になりました。(53歳男性)」

と、嬉しい事態も起こりえるなど、なかなか予定通りに行かないのが「子ども」です。

大切な家族が元気に楽しく過ごせる家作りをするためにも、2位以下のポイントに注意しながら、じっくり物件を選びたいですね。

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