こんばんは。

片づけ心理の専門家・伊藤勇司です。

今、女優の高畑 淳子さんの息子さんである高畑裕太さんが逮捕されたことで世間が話題となっていますね。

先日たまたま高畑 淳子さんの謝罪記者会見の生放送を見ましたがいろいろと考えさせられることが沢山ある事件だなと感じています。

コメンテーターや世間の人の声は、

「高畑淳子さんが可哀想」

「親不孝な息子で最悪だ」

「バカ息子を持った親は大変だ」

などが多かったのですが、伊藤は個人的には親不孝の前には必ず【子不幸】も、あると考えています。

因果応報という言葉がありますが【お互い様】の、部分があるということ。

高畑淳子さんは常日頃から裕太さんにこんなことを言っていたそうです。

「頼むから、あんたが不祥事を起こしてお母さんの大切な仕事を奪わないでよ!」と。

この言葉から裕太さんのことを察するとお母さんに本当の意味で裕太さんの気持ちを大切に扱われた経験があまりないのかもしれないなと感じました。

【欲求を抑えきれない】また【欲求を自分でコントロールできない】という人は幼少期での親子関係においてうまく感情表現ができない経験をしてきた人に多いものです。

子供として当たり前に湧き上がる感情を当たり前に表現できずに抑え込んできた人が成人になってから抑えていたものが爆発するようになって感情のコントロールができなくなるケースは少なくありません。

だからこそですが、情緒豊かな子供時代には感情や心を育ててあげることがとても大切なこと。

そのために大切なことが【肯定的な関わりを続ける】ということです。

また、子供時代に理性だけが発達するような経験が多くなると「わかっているけど、できない」ということが増えるようになります。

高畑裕太さんは発達障害であるということも言われているようですが、子供の精神や行動に問題が生じるような発達障害になる原因の一つとして【発育環境】が、挙げられています。

シングルマザーとして高畑淳子さんが女手ひとつで一生懸命に子育てをされてきたことはとても大変なことですが、やはり子供にとっては親と育む時間(特に母親との深い関わりの時間)は未来に大きな影響を及ぼすものであるのことは否めないのかもしれません。

これはみんな一生懸命に生きているだけに難しい問題ではありますね。

今回の問題は、単に高畑淳子さん、高畑裕太さんの問題というよりは【家族としての在り方・社会の在り方】を、今一度見直す必要があることを、考えさせられる事件かもしれないと感じました。

高畑裕太さんの場合は抑えきれない衝動が性的な事件に現れてしまいましたが、片づけができずに物に溢れてしまう方々も原理としては今回の事件に通じるものがあります。

幼少期に満たされなかったものを無意識で他の何かで埋めようとしてする。

それが結果的に衝動買いや過食など【溜め込む心理】にもつながっていくものです。

そうやって満たされていないから、何かで満たすという行為をする根本は、幼少期の親子関係での関わり方が大きく影響していることが多いのです。

伊藤は片づけの相談においても過去の親子関係や現在の家族との関わり方を(家庭を持っていらっしゃる方には)を、できるだけお伺いするようにしています。

そうやって直接的に片づけをするのではなく【家族関係(親子関係)を見直す】ことを行って頂くことが結果的に部屋の片づけにも繋がる気づきになるからです。

家族が、家族として普通に心を育める環境を作ること。

その当たり前なことこそを、大切に意識したいと思う出来事でした。

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