記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。

赤ちゃんが無事に産まれて、いざ退院となったさい、お母さんや家族はどうすればよいか案外わからなかったりしませんか。
病院にお礼は必要なのか、退院当日に何が必要なのか、赤ちゃんが我が家に来た時はどうすればいいのか、など疑問はさまざまです。

そこで今回は「出産、退院後に必要な準備」を医師に解説をしていただきました。

出産から退院までの日数はどれくらい?

経膣分娩の場合、通常は初産婦では産後6~7日目、経産婦では産後5~6日目に退院となります。

帝王切開の場合には、プラス1~2日延長することがあります。

出産後、退院する時のお礼・マナー

医師・看護師・助産師などの医療従事者にとって、患者さんの感謝の気持ちは大変ありがたいですが、基本的に金品などのお礼は不要です。
何かしてもらったとき、退院のときなどに「ありがとうございます」と言葉で伝えていただければ、医療従事者も気持ちよく仕事ができます。

病院に「お礼は辞退しております」という張り紙が張ってあるときには、お礼を渡しても断られますので、持って行かないほうが良いでしょう。
どうしても感謝の気持ちとしてお礼を渡したい時は、大人数で食べられる個包装になった菓子折りが喜ばれます。

退院当日に準備しておく4つのこと

タクシー

生まれて1週間も経っていない新生児が乗車することを予め運転手さんに伝えてから乗りましょう。

チャイルドシート

6歳未満の子供が自家用車に乗るときにはチャイルドシートに乗せることが法律で義務付けられています。
出産後退院するときに新生児が乗る場合にもチャイルドシートが必要です。生まれる前に準備しておきましょう。

抱っこ紐

まだ首の据わっていない新生児では、横抱きが基本です。
横抱きができるタイプの抱っこ紐を準備しておきましょう。

赤ちゃんの服装

生まれたばかりの新生児は、まだ体温調節が十分にできません。
特に汗をかいて体温を下げる機能が十分に発達していないため、体が熱くなりやすいです。

大人よりも1枚薄着にさせることを心がけましょう。

退院後に準備しておく5つのこと

■ベビーベッド、ベビー布団など、赤ちゃんをすぐに寝かせられる場所
■ベビー服などの衣類
■新生児用オムツ、お尻拭き
■粉ミルク、哺乳瓶
■ベビーバス、バスタオル、ベビーソープなどの沐浴用品

赤ちゃんと共に帰宅したあとは

お母さんも一息入れよう

出産、赤ちゃんのお世話でお母さんも疲れがたまっているはずです。
まずは赤ちゃんをベッド・布団などに寝かせて、お母さんも一休憩しましょう。

部屋の温度を適温に

部屋の温度は熱かったり寒かったりしないでしょうか?
夏は26~28℃、冬は20~24℃くらいを目安に赤ちゃんが過ごしやすい環境を整えましょう。

赤ちゃんが泣き始めたら

お腹がすいていないか、オムツが汚れていないか、見てあげてください。
睡眠→オムツ替え→授乳のサイクルでお世話をしてあげましょう。

産後で必要な手続き

役所で行うこと

・出生届の提出(産後14日以内に出しましょう)
・児童手当の申請(出生月の月末までに出しましょう)
・乳幼児医療費助成の申請
・高額医療費控除の申請

お母さんの勤務先などでおこなうこと

・健康保険の加入手続き
・出産育児一時金の申請
・出産手当金の申請
・育児休業給付金の申請

みんなで力を合わせ出産後の退院準備

初めての赤ちゃんを迎えたご家庭では、慣れないことが多く大変かと思います。

おばあさん・おじいさんなど身近な子育て経験者にも手伝ってもらって、無理なく赤ちゃんのお世話をしてくださいね。

(監修:Doctors Me 医師)

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