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先日イタリア中部の田舎町を襲った地震。ローマに住む私も、グラッという揺れを感じて飛び起きました。日本と同様、実はイタリアも地震国。石造りの旧市街は耐震構造など施されておらず、いまだ倒壊した建物の下に閉じ込められている被災者も多数います。

日本の震災時には多くの支援と寄付をしてくれたイタリア。今、私たちにできることは?

24日午前3時半ごろ、日本時間の24日午前10時半ごろ、イタリア中部で発生したマグ二チュ―ド6.2の地震では、アマトリーチェなど4つの自治体で壊滅的な被害が報告されていて、イタリア政府は24日夜から25日朝までの間に死者が90人近く増えて247人の死亡が確認されたと発表しました。

出典 http://www3.nhk.or.jp

発生時間は8月24日の3時36分33秒で、震源はノルチャの南東約10㎞、震源の深さは約10㎞

出典ja.wikipedia.org

震源地に最も近い町のひとつ、アマトリーチェは人口2700名ほどの小さな町です。ゴシック建築の教会などが建ち並ぶ美しい街並みでしたが、耐震構造など皆無の昔ながらの建築物は、この地震で倒壊し、大きな被害を出しています。

避暑地として人気の町で、夏のバカンス用アパートメントなどを貸切にして滞在していた家族連れなども被害に遭っており、犠牲者の中には子どもたちも大勢います・・・。

現地はいまだに救助活動が続いていて、どのくらいの人が倒壊した家屋の下にいるのか把握できていない

出典 http://earthreview.net

被災地では、まだ余震も続いています(8月25日現在)。そんな中でも何時間もガレキの下にいた女の子が救出されたりと、かすかな望みをあきらめず、必死の救出活動が続いています。

イタリアで広まる募金活動、「アマトリチャーナ パスタを食べてアマトリーチェの被災者に寄付を!」

地震で甚大な被害が出ているアマトリーチェという町は、あのローマ料理、ラツィオ州の伝統料理には欠かせないパスタソースの名、またはそれを用いたパスタ料理の一種の事を“アマトリチャーナ”と呼ぶが、その名前の由来となった町。

出典 https://twitter.com

アマトリチャーナとは、グアンチャーレ(豚のほほ肉の塩漬け)とペコリーノ・ロマーノ(羊乳チーズ)、トマトを使ったパスタソースのことで、ローマ一帯の名物料理です。

実は、地震の数日後にあたる8月27日、28日には、アマトリーチェでアマトリチャーナ祭りも予定されていたのです・・・。

アマトリーチェは名産パスタ「アマトリチャーナ」の祭典を今週末に控え、観光客でにぎわっていた。「(シーズンオフの)10月だったら犠牲者数は違っていただろう」。レンツィ伊首相は24日夜の記者会見で苦渋の表情で語った。

出典mainichi.jp

そんな中、フードブロガーのパオロ・カンパーナ氏が発案した募金活動が広まっています!

これは、アマトリチャーナパスタをレストランでオーダーすると、料金のうち2ユーロがイタリア赤十字を通して今回の中部地震の被災地に寄付されるというもの。1ユーロはお店からの募金、もう1ユーロはお客様からの募金ということです。

この募金活動には多くのレストランが賛同し、続々と対象のお店が増えており、国内ラツィオ州を中心に700軒以上もの飲食店が協力しているそうです。

イタリア料理界ではアマトリーチェを救うべくイタリア料理店でアマトリチャーナを注文したらお客さんから1€、店から1€寄付するプロジェクトが始まりました!日本でも始めたお店、始めるお店があれば教えてください。RTします!

出典twitter.com

実際、日本のイタリア料理店にも、同じような活動を始めているお店が徐々に出て来ています!

ただ寄付金を募るだけではなく、こういった活動は、長く広く普及する可能性が高いので、世界中に参加店が増えることを祈っています。

なお、イタリア赤十字へは直接寄付も可能!

出典www.cri.it

東日本大震災の時に、イタリアから日本への窓口となった、イタリア赤十字が、Paypalを使って国際的に一般市民からの募金を受け付けている

出典 http://blog.goo.ne.jp

Paypalをお使いなら、イタリアの赤十字へ1口10ユーロから直接寄付することができます。

ACミラン所属の本田選手もイタリア赤十字に募金してた!

出典www.onuitalia.com

ACミランに所属する日本代表FW本田圭佑(30)は、24日にイタリア中部で起きたマグニチュード6・2の大地震を受けて、イタリア赤十字に2万ユーロ(約230万円)を寄付した

出典 http://www.nikkansports.com

東日本大震災の時には、イタリアは2.7億円を寄付してくれたというデータもあります。少しずつでも皆で募金すれば、きっと何かの力になるでしょう。また、本田選手の話になりますが、同じく地震国である日本として、彼はこんな提案もしています。

「亡くなった方々、そして家族の方々には心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表しつつ、「今後こういう被害を減らしていく為に2つ伝えたい」と続けて、2つの提案をした。

「1つ目は我々の国、日本も地震が多い国です。建物はそれに対応するべくとても頑丈です。日本の技術を導入してはどうでしょうか?」「2つ目は地震を予期できる装置を発明するべき。その為に世界の最高なエンジニア達を集めたいと考えています」

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

出典youtu.be

恐ろしい自然災害に対して、私たち一人ひとりができることは微力かもしれませんが、子どもたちの被害のニュースを見て、いてもたってもいられません。それはもちろん、どの国のどの災害に対しても同じですが、何か少しでも出来ることがあればとの思いでいっぱいです。

私の住むローマの町でも、救援物資を乗せたボランティアの人々が明日(8月26日)現地に向かうとのこと。食品や衣類など必要なものを募っていたので寄付して来ます。

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