記事提供:It Mama

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子どもが3歳ぐらいになり、幼稚園などで集団生活を送るようになってくると出てくるのが、“性に関する興味・関心”。男の子のママだと、子どもが自分の性器を頻繁にいじったりしている姿を目にすることも多いのでは?

あるいは、「どうしてママにはおちんちんがついていないの?」「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」なんてきわどい質問をされたことがあるママもいらっしゃるでしょう。

性に関する興味・関心は、たとえ幼児期でも、親としてしっかり向き合わなければならないことのひとつです。特に男の子に関しては、幼児期からしっかり性教育を考えておく必要があります。今日は、『幼児期の男の子への性教育、気をつけたいこと』についてお伝えします。

■幼児期の男の子、性への関心はどんなこと?

幼児期の男の子の性への関心について、筆者のママ友に話を聞いてみると、やはり3歳ぐらいから表れてくることが多いようです。

具体的にどんな言動が見られるかというと、おちんちんを頻繁に触りだしたり、妹やママのお股を覗きこもうとしたり、「どうしてママにはおちんちんがないの?」「女の子のお股にはなにがついているの?」といった質問をしてくる……、といったものです。

幼児期の子どもの言動はとっても素直。それゆえ、そんな言動を実際に目にすると、戸惑いを隠せず動揺してしまいますよね。「どう接したらいいんだろう?」とお悩みのママも多いでしょう。幼児期の男の子の性への興味・関心……、どう対処したらいいのでしょうか?

■幼児期の男の子への性への関心、NG対応2つ

(1)叱る、怒る

子どもがおちんちんをいじりだしたり、女の子のお股を覗き込もうとしたり、きわどい質問をしてきたら、「いやらしい」と嫌悪感を抱いてしまい、ついきつく叱り、「そんなこと言っちゃダメ!」「そんなことやっちゃダメ!」と禁止してしまいたくなるかもしれませんが、これはNGです。

気持ちも分かりますが、子どもには「いやらしいことをしている」という自覚はまったくありません。ただ純粋に、気になるだけなのです。禁止されればされるほど、気になるのが人間の心理。幼児期だと、それはなおさらです。

(2)無視する、はぐらかす

子どもから性にまつわる質問を受けたとき、「さあ、なんだろうね~」「ママ分からないな~」「パパ(幼稚園の先生)に聞いてみたら?」などとはぐらかしたり、無視したりするママも多いようですが、これもNGです。

無視したりはぐらかされると、叱られたり怒られたりしたときと同様、気になるのが人間の心理だということを覚えておきましょう。

■ママとパパが最低限やっておきたい性教育3つ

(1)しっかり受け止める

男の子が性への興味・関心を示す姿を目の当たりにしたら、それを叱ったり禁止したりするのではなく、「そうなんだ。○○くんは、なんでママに“おちんちん”がついていないか疑問なんだね~」と、まずは共感してあげましょう。

親に共感してもらうことで、子どもの心はかなり落ち着きます。そして、質問を受けたら、無視をしたりはぐらかすのではなく、きちんと答えてあげましょう。「ママは女の子だから、おちんちんがないんだよ~」程度の簡単な答えでも大丈夫です。

“しっかり受け止めてもらった”という感覚が子どもにとって大切なのです。

(2)やってはいけないことをきちんと教えておく

子どもの性への興味・関心を受け止めたら、次は、「やってはいけないこと」をしっかり教えておくことも大切です。

たとえば、ママのお股を覗こうとしてきたら、「お股を覗かれたら恥ずかしいから、覗かないでね。ほかの女の子にも、嫌がられるから、やっちゃいけないよ」と、やってはいけないことを理由をきちんとつけて述べます。

ママの口からだけでなく、パパからも言っておいてもらうとより効果的です。

(3)女の子には優しく接することを伝える

3歳ぐらいになると、もう男の子と女の子が違うというのは、ほとんどの子が理解しています。

男の子が性への興味・関心を見せ始めたら、ママとパパの口から、改めて「女の子は男の子と違うから、女の子には特に優しくしてあげてね」「女の子が嫌がることはしないようにしようね」ということも伝えておきましょう。

幼児期なので詳しく男の子と女の子の違いについて知る必要はありませんが、なんとなくでも“女の子は大切にするべき存在”ということが分かっていれば、将来的により思いやりをもって女の子に接してくれるようになるはずです。

いかがでしたか。幼児期の性への興味・関心は、親がきちんと向きあっておかないと、興味だけが先走り、間違った情報を得てしまうこともありえます。男の子だと、これから先、体も大きくなり、性欲も増してきますから、なおさらです。

幼児期の男の子をお持ちのママ・パパは、今日の記事を参考に、家庭での性教育に取り組んでいってくださいね。

【著者略歴】

黄本恵子・・・3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。RIRA認定ルーシーダットンインストラクター。

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