1923年9月1に関東大震災が起こったことから、毎年9月1日は「防災の日」となっています。

そのため、この9月1日前後に防災について意識することが多いのではないでしょうか。

防災グッズにもいろいろとあり、この防災の日に合わせて防災グッズを見直す家庭が多いかと思いますが、今回は、防災グッズにぜひ加えて頂きたい、「歯ブラシ」に焦点を当ててみました。

■東日本大震災に派遣されて分かった、「歯ブラシ」の重要さ

歯ブラシに焦点を当てたことには理由があります。

広い範囲にわたって甚大な被害を出した2011年の東日本大震災。

この震災後、筆者は看護師として被災地に派遣されました。

もうそこそこ日にちは立っていたので人命救助を!というわけではなく、避難所等々でお手伝いをしたり、体調チェックに当たる業務でした。

その中でも多く聞かれたのが「歯が痛い」「虫歯になった気がする」「口の中がねばついたり嫌な感じがする」ということ。

この当時、防災セットに加えておくようにと言われていたのは、水、食料、毛布、簡易トイレであり、歯ブラシは重要視されていませんでした。

ここで、“歯ブラシ”の重要性に気づきました。

■罹災時の食事は、虫歯になりやすい

なぜ防災グッズに歯ブラシが必要なのでしょうか?

そもそも、防災用として家庭で備えている食べ物や、配給などで送られてくる食べ物は保存食が多いため、保存を利かせられたり少量でもカロリーをとれるよう、砂糖が多く入っていたり、調味料もふんだんに入っています。

また、乾パンや、パンといった口腔内の水分を持っていきやすいものも多いのです。

これらのことから、被災時の食事には、虫歯になりやすい食事が多くなります。

そして口腔内が汚いまま過ごすと虫歯になってしまうほか、口腔内に雑菌が増えている状態で誤えんをすると誤えん性の肺炎を起こしてしまいます。

■水が確保できない時に。防災時に準備したいオーラルケア用品

もちろん、歯ブラシは防災グッズに用意しておいてほしいものです。

しかし、被災地では水が貴重なものとなりますので、歯を磨くための水分が確保できないという場合も。

そのため、歯ブラシだけでなく、液体歯磨きデンタルフロスなども入れておくと良いでしょう。

また、デンタルフロスの代わりに、濡れティッシュきれいなハンカチを1枚入れておくだけでも歯ブラシの代わりになります。



震災はいつどこで起こるかわからず、日本に住んでいれば避けることのできない自然災害です。

震災によって被害を免れた後でも、自分と家族の健康を保つことができるよう、防災グッズをチェックする際にはぜひ歯ブラシやオーラルグッズもしのばせておいてほしいと願っています。

この記事を書いたユーザー

Sumai[日刊住まい]編集部公式アカウント このユーザーの他の記事を見る

インテリアもリノベも家づくりも! 「日刊Sumai」(http://sumaiweb.jp/)は自分らしい暮らしが見つかる情報サイトです♡

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 料理
  • 暮らし

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス