記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
出産の痛みは相当なものであると聞いていると、いざ自分が産むときに不安になってしまいますよね。
実際に出産時にパニック症状を起こしてしまう妊婦さんも多いようです。

そこで今回は「出産時のパニック」についてリラックス方法などを、医師に解説していただきました。

出産時はパニックになりやすい

出産は女性の人生の一大イベントであり、また、初めて赤ちゃんに会える、そして痛みを伴う、といった色々な期待や興奮、恐怖などが入り混じる出来事でもあります。

このため、いざ出産を迎えるとパニックを起こす妊婦さんも少なくないようです。

出産時にパニックになりやすい状況

【陣痛を待っているとき】
陣痛に対する恐怖などでパニックを起こす方もいらっしゃるかと思いますが、陣痛自体がはじまる前は平常にと変わらない方が多いでしょう。

【陣痛が始まったとき】
陣痛が始まった時にパニックを起こす方が最も多いといわれます。
今までに経験したことのない陣痛、これからどうなるのと不安になる方が多いと思います。

【お産が始まったとき】
いざ出産になると、にわかに忙しくなる分娩室の雰囲気などもパニックを誘発するのかもしれません。

【会陰切開のとき】
会陰を切開するはさみの音が大きく聞こえた、などといった先輩ママの話から恐怖を感じる方も。

【いきんで赤ちゃんを出すとき】
赤ちゃんが産道を通ってくる独特の感覚、きちんとお産が進んでいるのかどうか心配のあまりパニックになることもありますね。

出産時のリラックス方法

■陣痛の波がおさまった時に、軽く甘いものなどを口に入れる。

■パパや看護師さんなどとおしゃべりをする。

■お気に入りの音楽を入れたCDを用意してそれを聴く。

■リラックスグッズがあれば持参する。

■吐くことに集中して深呼吸をする。

痛みに弱い人でも陣痛に耐えられます

痛みに弱い人でも、通常の分娩、陣痛であれば多くの場合、耐えられます。

ただ、極端に恐怖の強い方は、主治医の先生と相談して無痛分娩などを選択する方法もありますよ。

痛みのピークはいつごろ?

個人差はありますが、陣痛の痛みのピークは子宮口が全開大する前段階くらいから、いきみたいけれどもいきめない時期がつらいと感じるようです。

赤ちゃんを押し出すときにそれほど痛いという意見は少し不思議ですが、あまり聞かないように思います。

「あとどれくらいですか?」と聞かれたら医師はどのように答える?

何分といった答え方はあまりしないと思われます。

分娩の進行に従ってどのくらい子宮口が開いているか、赤ちゃんの頭が見えてきた、といったような状態を伝えてくれる先生が多いでしょう。

お産に気持ちを集中させるコツ

時計を見ながら陣痛の間隔を計ったり、呼吸に集中するなどが良いでしょう。

陣痛がまだ初期の時は、アイマスクや耳栓などをすることもよいですが、進行するといきむタイミングなど指示がある場合がありますので、耳栓は外したほうが良いでしょう。

陣痛・出産時の呼吸方法

痛がまだ弱い間は3秒間で吸って3秒間で吐く、強くなって来たら時間を2秒ずつにして同じことを行う、本格的になって来たら、2回短く息を吐いて、1回長く吐くヒッヒッフーを繰り返します。

自宅でも練習してみて、分娩時は医師や助産師の指示に従ってください。

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出産のときパニックにならないために

出産の流れをあらかじめある程度頭に入れておくことはポイントと言えますね。
次がどうなるか、どうなったら完了なのか、わからない状態は不安ですよね。

ただ、案ずるより産むがやすしという言葉があるように、流れに身を任せるといった意識も大切なのではないでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)

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