電話を落としてしまった友人のために一肌脱いだ男性が、1時間もボットン便所の底に閉じ込められるという事件がノルウェーで起こりました。

悲劇の救出劇を生んだ20歳の男性

カトー・ラーセンさん(20歳)の友人は、が公共機関のトイレでメールをしながら用を足していた時、誤って電話をトイレの中へ落としてしまいました。最初は棒を使って拾い上げようとしましたが、失敗、そこでカトーさんは友人よりもスリムだったために、電話を拾ってあげることを決心したそう。

とはいえ、そこは公共の「ボットン便所」。年に1度しか汚物を回収しないために、そんなトイレの中に入ると想像しただけで、気分が悪くなるもの。でも、カトーさんは友人思いの人でした。細い身体を使ってスルスルとボットン便所の奥底へ入って行ったのです。

ところが、入るのは問題なかったものの這い上がることができなくなり閉じ込められる事態に。太ももの部分まで汚物にまみれたカトーさんの気分は、言うまでもないことでしょう。

「なんか生き物が体に這い上がってきた…」

1時間も強烈な臭いと汚物にまみれたボットン便所の中で過ごしたカトーさんは、後に消防隊員4人がかりで救出されましたが、事件が事件ということであっと言う間に地元メディアからインタビューが殺到したそう。

インタビューで「もう、とにかく地獄だった。トイレの底にはなにか生き物もいた。それが体に這い上がってくるのがわかった。」吐き気と嘔吐を繰り返していたというカトーさんは、1時間の間にすっかり体力が消耗。

「もう金輪際トイレには入らない」

友人への思いやりからトイレに閉じ込められ、思わぬ災難を受けたカトーさんは「もう絶対にトイレの中には入らない。体のあちこちが痛いし、疲れたので家に帰って休みたい」とインタビューで答えました。

「結構悲劇的な状況でした」

救助に当たった地元消防員4人は、チェーンソーでボットン便所を切りカトーさんを救出。わずか10分の救出劇だったそう。消防員の話によると「結構、悲劇的な事件です。普通はトイレには入りにくいものなのですが…」ということで、やはりカトーさん、相当な状態だったと思われます。

残念なのは、そんな思いまでして、結局友人の電話は見つからなかったこと。でも、見つかっていたとしても、汚物にまみれた電話を使いたいかどうかというと…。カトーさんの努力は無駄に終わってしまったわけですが、とにかく「お疲れさま」ですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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