記事提供:日刊大衆

テレビ界に君臨してきた、3人の帝王。彼らは一線を退いた後、どんなセカンドライフを過ごすのか――。

31年6か月続いた明石家さんま(61)の冠番組『さんまのまんま』(フジテレビ系)が、9月で終了することが決定した。

「同番組は、さんまがゲストと台本なしのトークを繰り広げる人気番組。彼にとって最長寿の冠番組でした。今後は年2回、スペシャル番組として放送されることが決まっています」(テレビ誌記者)

この番組の終了理由を、さんま自身は8月6日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBS)で、こう語っている。

「制作費が出ないんですね。今の放送局は不景気だから…。申し訳ないけど、俺、ギャラ高いねん」

しかし、これは表向きの理由でしかないとも聞こえてくる。芸能記者は話す。

「実は、さんま自身が引退に向けて、着々と身辺整理を始めたと噂されているんですよ」

実際、さんまは60歳で芸能界を引退するとかねてから公言しており、今春には同ラジオ番組で、こんな発言もしていた。

「今、お笑い界は上が詰まりすぎている。今度、ビートたけしと所ジョージに仕事で会うから、2人に“後輩のために一斉に辞めたげましょう”って言おうと思っているんです(笑)」

この発言の思惑を、キー局関係者はこう語る。

「さんまさんは局側に自身のギャラを下げると申し出たこともあった。ところが、後輩から“さんまさんのギャラが下がったら、僕らも下がる”と言われて…。そこが難しいところで、なら、いっそお笑い界のため、自身が引退し、若手にチャンスを与えるべきだと真剣に考えているんです」

一方、さんまから同時引退を提案された形のビートたけし(69)も、昨年末で引退した女子サッカーの澤穂希さんを引き合いに出し、「“お前、早く引退しろ”って言われているような気がしてさ…」と発言。引退を意識し始めているように見える。

「タモリさん(70)も、昔から“(芸能界へ)呼ばれたから来ただけで、そのうち帰る”と、芸能界への未練は何もありません。いつ引退してもおかしくありませんよ」(制作会社関係者)

お笑いBIG3と呼ばれ、芸能界に君臨してきた3人の大御所たちも、今や、シニア世代のド真ん中。引退や老後という言葉が現実味を帯び始めているのだ。そこで、本誌は彼らBIG3が求める“理想の老い方”を追った。

まずは、さんまから。彼が求める「理想の老後」は、“ハニー”との甘い新婚生活だとか。還暦を迎えた去年、内田恭子、八木亜希子らに「順番に女の子を紹介してもらうことになってて…」と、ラジオ番組で告白しているのだ。

「さんまさんは、女優の大竹しのぶさんと離婚してから、実は2回ほどお見合いをしているんです。それも合コンのような軽いノリじゃなく、女性の母親を同伴した、ちゃんとしたものです」(芸能プロ関係者)

さんまといえば、過去にセクシー女優との交際も報じられたが、どうやら、彼が求める女性は真逆のタイプ。

「いわゆる“おネエちゃんタイプ”ではなく、癒し系の女性を探しているようです」(前同)

意外にも、その“甘い新婚生活”に仕事が入り込む余地はなさそうで、「さんまさんは、自宅で自らの番組を欠かさずチェックするほどの“テレビっ子”で一番やりたいことはテレビの仕事。だから、テレビの舞台を降りたら、他にやりたいこともないでしょうし、新妻とのほのぼのした老後を送るのではないでしょうか」(同)

還暦をすぎて、“ハニー”との新婚生活を過ごすというのだから、男一生の最後としては理想的だ。

逆に、「たけしさんの場合は、引退しても、仕事を一切やめるということはないでしょう」(構成作家)というのも、彼自身が自身の老後について、こう明言しているのだ。

「老後の楽しみは、単独ライブと落語。それから、『お笑いKGB』」

『お笑いKGB』とは、今年1月18日の自身の誕生日に立ち上げたネットマガジン。たけしが編集長となり、“誰がカツラ(K)しているかガンガン(G)バラス(B)”という名の通り、テレビのような縛りのないネットの世界で、たけしの毒が炸裂している。

「アル北郷という軍団芸人が副編集長を務めているんですが、彼によると、たけしさんがレギュラーを務める『ニュースキャスター』(TBS系)の楽屋で、いつもKGBの打ち合わせをしているそう。北郷が“本番前に、こんな話ばかりして大丈夫ですか”というと、“バカ、こっち(KGB)が本気だ”と言われたそうです。本業そっちのけで熱中しているんです」(前同)

古希目前ながら、ネットという新たなジャンルに挑戦する姿はさすがのひと言。単独ライブは、一昨年から年1回行っており、今年も3月に開催していた。

「テレビでは、絶対にカットされるような毒舌を吐きまくっていますよ(笑)。たけしさんの芸風は、過激な老人&田舎者イジリ。ネットマガジンに熱中してることからも分かるように、制約だらけのテレビは、窮屈に感じているはず」(同)

たけし自身、昨年のイベントで「テレビの漫才は時間が短くなってイライラしてる。2、3分で勝負だから。その点、落語はいいね」と“脱テレビ宣言”。

その言葉通り、立川梅春という名で高座に上がっている。功成り名を遂げ、好きなことだけやる老後。なんとも羨ましい限りだ。

たけしが“脱テレビ”でやりたい放題する一方、BIG3の最後の一人、タモリの「理想の老後」は、故郷の福岡で悠々自適の生活を過ごすことだとか。

「実は、4年ほど前にタモさんの奥さんが体調を崩してしまったんです。彼女は両親の介護の問題もあり、実家の福岡と東京を往復する生活をずっと続けており、かなり疲れが溜まってしまっていたようですね」(キー局関係者)

タモさんが『笑っていいとも!』を始めた頃から一人で事務所を切り盛りしていた糟糠の妻で、タモリも「自分が好き勝手にやってこられたのは、カミさんのおかげ」と大きな恩義を感じているという。

「彼女が体調を崩したのを機に、タモさんは、これまでたくさんの迷惑をかけた分、これからは奥さんのために生きようと決意したとか。そこで、彼女の体調を気遣い、福岡で新しい家を探しているようなんです」(前同)

ただ、タモリは現在もキー局でのレギュラー番組を3本も抱える身。芸能リポーターの川内天子氏は、こう言う。

「生放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の司会はありますが、収録のときだけ福岡から東京へ出てくればいい話ですからね。その『Mステ』の司会も、いずれ後輩に譲るつもりなんでしょう。もちろん、好きな『タモリ倶楽部』(テレ朝系)や『ブラタモリ』(NHK)はこのまま続けるでしょうが、好きな仕事だけしながら、苦労をかけた奥さんと福岡で第二の人生を謳歌する。まさに理想的な暮らしじゃありませんか」

さんま、たけし、タモリ。三者三様の老後だが、いずれも個性の表れた見事なものになりそうだ。

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